20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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エイプリルフール

2010年04月01日 | Weblog
 今日は4月1日。
 エイプリルフールです。
 子どものころ、セレモニー好きの父に、よく騙されたものです。
 大人になって、父がしたように、こんどは自分の子どもたちを騙そうと苦心惨憺しましたが、「騙した!」という爽快な記憶がありません。
 きっと、その前に「エイプリルフールでしょ」と、見透かされてしまったのかもしれません。

 4月1日といって思い出すのが、そんな父の遊び心と、その日の朝、脳溢血で亡くなった祖母のことです。
 中学1年のときでした。
 毎年この日になると、あの日の父の、そして祖母の顔を思い出します。
 
(写真はシンデレラのジグソーパズル。4歳のころ父に買ってもらったジグソーパズルは、こんなカラフルではありませんでした。でもピースの一片一片をはめこんでいくたび、私の胸にゆたかな物語世界が広がっていった、あのわくわくした感情は、いまでも鮮やかに脳裏に残っています)
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2 コメント

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記憶 (mori)
2010-04-01 16:27:43
4月にはいろいろな思い出があります
義母がなくなりましたのがこの3日夜です
次の日は娘の中学の入学式『新入生代表のあいさつ』を娘がすることになっていました
代表挨拶のみ済ませ、帰ってきました

娘と祖母は何かに受けいろいろあり
保育園や小学校の入学時には病院にいまして、入学のあいさつを病院でしたり、
七五三のお祝いも写真を撮ったその姿で病院に行き、あいさつをして、病院で着物を着替えたり
そんな義母の死から12年がたちます

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Unknown (加藤純子)
2010-04-01 19:00:00
moriさん

そうでしたか。
家でも義父が病室で満開の桜を眺め、散りゆく桜とともに見送りました。
ですから戒名にも「櫻雲院」と、桜が入っています。

義母さまとはご一緒にお暮らしでいらしたのですか?
思い出とともに、おばあちゃまがそこにいらっしゃるということは、お嬢さんはきっと、生涯おばあちゃまのことを忘れないと思います。

私も子どもの頃は祖父母と両親、そして姉と弟と私の3人姉弟。と7人家族でした。
春はたくさんの思い出のある季節ですね。
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