20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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『つくも神のゆゆばあ』(吉川知保・くもん出版)

2010年03月31日 | Weblog
 児文協の創作教室の受講生でいらした、吉川知保さんがデビュー作を出版されました。
『つくも神のゆゆばあ』(くもん出版)です。
 吉川さん、おめでとう!

 うまれて100年たった道具に、手や足がはえるという「つくも神」
 主人公、みずきの前にあらわれたのは、なんと湯たんぽのつくも神、ゆゆばあ。
 このゆゆばあが、実に魅力的なキャラクターです。
 おまけに、かわいい。

 おばけ屋敷同然になっている、古いお屋敷からぞろぞろあらわれるつくも神たちの結末やいかに。
 ハラハラドキドキしながら,結末を向かえます。
 吉川さんはファンタジーをたくさんお書きになっていらっしゃる方で、このつくも神を登場させた妖怪ファンタジーは、つくも神たちの魅力を存分にひきだしつつ、古い道具を大切にしなくちゃという思いを抱かせてくれます。
 皆さま、ぜひお読みになってください。

 今夜は原宿で、その吉川知保さんの、出版お祝いの会が行われます。
 親しい作家仲間たちや、編集者たち。みんなで集まって、吉川さんの門出をお祝いします。
 久しぶりに、吉川さんやそのお仲間の皆さんにお目にかかれるのを楽しみにしております。
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2 コメント

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先生はシンデレラ (鴻上きのこ(上野 由紀))
2010-04-01 18:27:22
先生、出版記念パーティーお疲れさまでした。
吉川さんとは創作教室がいっしょで、仲良くさせてもらって、家にも遊びにいったことがあります。デビューをとても嬉しく思いました。
加藤先生がまた、きれいで、「遅くなると、帰れるか心配しちゃうの」などと可愛いことをおっしゃっているので。もしかして、加藤先生は
シンデレラで、深夜12時を過ぎると、電車が
かぼちゃになったりして。とか想像していまいました。会えてうれしかったです。きのこ
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Unknown (加藤純子)
2010-04-01 19:11:05
鴻上きのこさん

昨晩はお世話になりました。
とってもいい会でしたね。
久しぶりに、きのこさんや創作教室の皆さんにお目にかかれ、うれしかったです。
また二次会のカラオケでは、きのこさんのもう一つの才能を存分に楽しませていただきました。
アユ、サイコー!

帰りが心配になるのは、根が田舎者だからです。
夜遅くになると、「どうやって帰ったらいいかしら」と、帰る算段をしてからでないと遊べません。
夜の竹下通り、ちょっと怖かったですね。
きのこさん、こんどは児文協の「協会賞・新人賞の贈呈式&会員交流会(5月21日)でお会いいたしましょうね!ヒロコさんといらしてね。
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