深川の、富岡八幡宮の骨董市に行ってきました。
夫がお休みの土日には、必ずどこかでランチをしていますが、この富岡八幡宮の近くにも行きつけのお蕎麦屋さんがあります。
新蕎麦がおいしかったです。
深川に行くと、まずは深川不動尊にお参りして、お隣の富岡八幡宮でお参りします。
そして境内の骨董市のあれこれをひやかします。
そこで見つけたのが、掛け軸。
年代はいつ頃のものか、わかりません。
作者も名前と落款は押してありますが、そばにいた目利きの感じのお客さんに尋ねても、よくわかりませんでした。
「でも、これ、いいよ」
その人に背中を押してもらい、買ってしまいました。
帰ってきて和室に飾ったら、なかなかいいです。
和室の雰囲気に溶けこんでいます。
面白いですね。
画面が小さいので良く分かりませんが、
絵柄は、茶碗と、茶せんかな?
この前で、往く秋を惜しみつつ一服。
何だかそこだけ切り取られたような
贅沢な時間じゃないですかい。
僕も、門前の小僧で、無手勝流ながら、
時々茶を点てます。
もうじき、「夜咄」の季節。
家族が寝静まった後、
ろうそくの灯りだけでいただく茶は格別です。
って、傍から見たら呪いでもかけている
初老のおっさん?(笑)
おっしゃるとおり、抹茶茶碗と茶せんです。
門前の小僧とおっしゃると、お母さまがおやりになっていたのですか?
でも男の方でお茶を点てるなんて、どうして、どうして・・・。
ろうそくのあかりでいただくお薄とは、りょうさんは、やはり、かなりの粋人でいらっしゃいますね。
「夜咄の茶事」というのがあるのですね。
始めて知りました。
ろうそくを立てて、濃茶をいただく。
年末に静かに、たとえ盆略手前でも、そんな時間を過ごしたいです。
日本にはまだまだ知らない豊かな世界があるのですね。
ステキな世界を教えて下さってありがとうございました。