20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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梅干し

2024年10月06日 | Weblog
            

近頃は、美味しい梅干しのマニアです。

これは成城石井の梅干し。
粒が大きくて、柔らかくて、美味しいです。
梅干しと、加島屋のシャケのおにぎりを、時々、食べたくなります。

先日、2006年の映画「かもめ食堂」を、ネトフリで見たからです。

韓国ドラマのような、大きなドラマ性はありませんが、日本人が大切にこの映画を作ったという、繊細さを折々に感じます。

またフィンランド・ヘルシンキの海辺も、街並みも、そこで静かに暮らす女たちも。
おいしそうなおにぎりを握る、女たちも。
みんな、なんとも言えない抒情性を纏っています。
小林聡美。いいな・・・と思いました。

あの口をキュッと結んだ、意志の強そうな、揺るがない人柄。
誰がやってこようが、去っていこうが、それぞれの人間の生き方は自由。
だから、引き止めない。お互い、自由に生きていこう。

さらっと、そう割り切れる、一人で異国で生きる、潔さがかっこいいです。
そして、毎晩、鍛えている、彼女の太極拳の動き。
かっこいい!

そう言えば、以前、姉から、フィンランドのお土産でムーミンのマグカップ2つ、もらいました。
フィンランドで買ってきた、山羊のチーズも、秩父で「食べよう」と出されました。
長いこと、家庭科教育研究者連盟の会長をしていた姉は、そのお仲間たちと、世界のあちこちに行っていました。

銀座の松屋に、マリメッコのテキスタイルを売っているのを見たことがあります。
だいすき。今度、ちゃんと見てみよう。

「かもめ食堂」の世界を気に入ってから、時々、おにぎりを握りたくなります。
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