20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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階段のぼり

2008年09月18日 | Weblog
 昨晩の「Beー子どもと本」の例会の折り、「階段をのぼりおりをさせたり、動かせないと、なかなか産まれませんよ」と皆さんに言われ、早々に帰ってくるやいなや、昨晩は帰宅の早かった娘の夫と娘に、「早く産まれるように、ふたりでのぼってらっしゃい」と、階段のぼりをけしかけました。
 ふたりは、キツネにつままれたような顔をして、それでもマンションのなかにある非常階段を28階までのぼって帰ってきました。
「やっぱり20階より28階の方が夜景がきれいだった。それに久しぶりに階段をのぼったので、足ががくがくしちゃった」と、うっすらとひたいに汗をかいた娘が、のんびりした声で言いました。
「運動するって、気持ちいいでしょ?」
 私の言葉に、娘はうなずくと
「明日、検診で入院させられなかったら、またやるわ」
 出産予定日である今日のことを考えながら、ちょっと清々した顔で言いました。
 そして今朝も朝食前にふたりで、階段のぼりを実践してきたようです。
 そんな娘たちをみながら、もっと早く「階段のぼり」に気づいていればと悔やみました。
 病院の検診では近いようではありますがまだということで帰されてしまったようです。
 でも先生に
「今日が予定日だから早く産まれるように、おまじないをしておいたよ」
と、おまじないをしていただいたそうです。
 入院できず帰されて、娘は、よほどがっかりした顔をしていたのでしょう。
 
 その階段のぼりと言えば、私も一時、ダイエットのためにやったことがあります。エレベーターで1階まで下りて、20階までのぼってくるのです。
 慣れれば、20階までの階段のぼりなんて、軽いものです。
 わずか、5~6分でのぼれてしまうのですから。
 思い起こせば、毎日の階段のぼりが4ヶ月くらい続いたでしょうか。あのときは2キロくらいは痩せたかもしれません。
「そうだ!階段のぼりだ!」
 娘の出産にむけての階段のぼりの発想から、私は思いがけず五年ほど前にやっていた階段のぼりを思い出していました。
「暇になったら、またダイエットのために、階段のぼりを始めよう!」
 これぞまさに、「ひょうたんから駒」の思いつきでした。

 そんなわけで、娘が「いつも通りにしてて」というので、お夕食のしたくをしたら、夜は久しぶりに句会にお邪魔しようと思っています。
 これから俳句作りです。
コメント (2)
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