20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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お茶花

2008年06月23日 | Weblog
 むかし、裏千家で茶の湯を習っていたことがあります。
 ですからいまでも、お客さまがお見えになったときなど、盆略手前でお茶を点てることが多いです。
 
 そんなわけで、いっときはデパートへいくと、つい、楽の黒茶碗などに目がいっていましたが、近頃はもっぱらお茶花です。
 日常使いの便箋もお茶花のシルクスクリーンの絵のものですし、大きなお花屋さんにいくと、そういったお花にばかり目がいきます。でも、お茶花はお店ではなかなか手に入りにくいです。

 そんなお茶花の、つつましく楚々とした素朴な美しさに惹かれています。
 この季節ですと、てっせんや、しゃら(夏つばき)などが、お茶花の代表格でしょうか。
 
 先日も紫陽花を求めて、鎌倉の路地を歩いていて、どこかのお宅の庭先に、お茶花を見つけました。
 上の写真のお花。これはなんの花でしょう。
 おわかりになる方、教えてください。
 このお花、「茶花箋」という愛用している便箋にも出て来ます。
 あんまりすてきだったので、よそ様のお庭だというのに、こっそり写真に撮ってしまいました。
コメント (2)
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