
図書館で借りた井伏鱒二さんの『厄除け詩集』。
予約がついていたので、しばらく待ったのですが、借りられる番が来たので、図書館に出向くと、なんと英訳付きでした。
まぁ、それを予約したから届いたのですが、英訳とは気づいてなかった。😆
『対訳 厄除け詩集』
(ウィリアム・I・エリオット、西原克政 訳、田畑書店、2023)。
表紙もキラキラして、すてき☆★☆
そして、なんと、1番最初に紹介してあった詩が、私が大好きな「なだれ」でした。
このなだれに登場するのは一頭の熊。
その熊がなだれに乗っている。
あぐらをかいて、
まるで煙草を吸ってきるような格好で。
こんな感じの内容です。
「たまるかー」
こんな感じが好きな人には
たまらないでしょう。
思わず、ニヤニヤしてしまう。
そんなわたしです。
で、読み進めていると、「山の図に寄せる」という詩がありました。
そこには今月初めに出かけた井伏鱒二さんの文学碑あたりの風景が☆★☆
ちょっと引いてみますね。
☆★☆
もう一つのこの画面
左に見えるは四川の山
夏日夕立が来るときは
先ずこの山の背に雲が寄る
右な見えるのは芋原の山
手前に見えるのは七曲り
☆★☆
思わず、付箋を取り出して、メモメモ。


吹き渡る涼しい風を思い出します。
気持ちよかったー。
四川の山、七曲り、
見ました!
通りました!

井伏鱒二さん関連の本、あれこれヨムヨム。
そんな7月の終わり頃です。
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