先日、友達の犬が亡くなったと聞いた。
この間、友達の家に寄った時、犬小屋で寝ているのをチラリと見たのが
最後だったなんて。
レオ。
実家で飼っていた犬と同じ名前でした。
急に亡くなったんだよと聞いて、彼女の気持ちを思うと
悲しくて、悲しくて。
彼女はいろいろ忙しいだろうとは思ったけれど、
報せを受けた次の日に、小さな花束持って彼女の家に行った。
連絡もせずに行くのだから、いたらいたでいいし、
いなかったら、花束だけ置いて帰ろうと思って。
花屋さんで、白い花がメインの小さな花束を選んだ。
「贈り物ですか」と店員さんに聞かれ
「はい」と答える。
てきぱきラッピングをする姿を見ながら、
「あっ、地味にしてください。
友達のワンちゃんが亡くなって…」。
家に行くと、彼女はいた。
玄関先で、顔を見合わせるだけで涙が出る。
うん、うんとうなづきあう。
「今日はすぐ帰るね」
花束だけ渡して、すぐに家に帰って来た。
いつもいると思っていても
いつもあると思っていても
そうではないことをあらためて気づく。
気づいていても
気づいていなくても
日々は過ぎる。
今日から七月。
降りしきる雨を見ながらそう思った。
この間、友達の家に寄った時、犬小屋で寝ているのをチラリと見たのが
最後だったなんて。
レオ。
実家で飼っていた犬と同じ名前でした。
急に亡くなったんだよと聞いて、彼女の気持ちを思うと
悲しくて、悲しくて。
彼女はいろいろ忙しいだろうとは思ったけれど、
報せを受けた次の日に、小さな花束持って彼女の家に行った。
連絡もせずに行くのだから、いたらいたでいいし、
いなかったら、花束だけ置いて帰ろうと思って。
花屋さんで、白い花がメインの小さな花束を選んだ。
「贈り物ですか」と店員さんに聞かれ
「はい」と答える。
てきぱきラッピングをする姿を見ながら、
「あっ、地味にしてください。
友達のワンちゃんが亡くなって…」。
家に行くと、彼女はいた。
玄関先で、顔を見合わせるだけで涙が出る。
うん、うんとうなづきあう。
「今日はすぐ帰るね」
花束だけ渡して、すぐに家に帰って来た。
いつもいると思っていても
いつもあると思っていても
そうではないことをあらためて気づく。
気づいていても
気づいていなくても
日々は過ぎる。
今日から七月。
降りしきる雨を見ながらそう思った。
レオにもお気持ちは届いたと思います。