マドレーヌの日々

今日も一日にっこりね。

図書館で出会ったおんぶ紐ママと小さな女の子

2018年10月14日 | 絵本

週末のお昼前、予約の本を借りに図書館へ行きました。

常時予約をしているので、いつもなにかしら予約本が届いている状態です。

カウンターで予約本が準備されるのを待ちながらぼんやり図書館の入り口ゲートを見ていると、

ブルーのシャツにワイドのチノパンツをはいて黒いリュックを背負った小柄な女性が入ってきました。

いいなぁ、すてきな雰囲気。

彼女のまわりがきらきら光っているような、そんな感じ。

その後、彼女はずんずん図書館の中に入っていき、私はカウンターで予約本を受け取り、そのまま新着本の棚を見ることに…。

そこで、小さな女の子の声が耳に入りました。

「りかちゃんにタッチしたい」

新着本の棚の一番上に置いてあったりかちゃんの写真が表紙にある本に背伸びしてタッチしている姿が目に飛び込んできました。

側に赤ちゃんをおんぶしたママもいました。

なんてかわいい瞬間!

思わずその女の子に目を向けると、なんとその隣にいたママはさっきの私が見かけたすてきな女性だったのです。

黒いリュックと思ったのは黒いおんぶ紐でした。

小柄な身体で赤ちゃんをおんぶしているだけでも大変なのに、きらきら笑顔で本にタッチしたいという女の子に手を添えている。

女の子の満足そうな顔に、そばにいた私もにっこりでした。

なんてすばらしい瞬間!

私は新着本棚の前にいながら、感動の嵐でした。

おんぶ紐ママに、女の子に、そうしておんぶされている赤ちゃんにも、会えてよかったな。

こんな瞬間に立ち会わせてもらってありがとうって心の中でつぶやきました。


で、できすぎのようなんですが、その日予約本で借りたのが

『世界のだっことおんぶの絵本』(エメリー&ドゥルガ・バーナード 文絵、MCメディカ出版)でした。

もう、びっくりというか、あまりのぴったり感に笑ってしまいました。

図書館の神さまが出会わせてくれた瞬間だと思います。
これだから図書館通いはやめられません。

読書の秋、満喫しています。


この絵本、世界のいろんなところに住む赤ちゃんがどんなだっこやおんぶ一日を過ごしているのかが

愛情たっぷりに描かれていました。

 

 

 

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