(●^o^●)(●^o^●)ついに読み終わりました! ミシマ社の『THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊!」』 こんなに付箋を貼ったのは初めて、です!縦も、横も、ですもんね。
オンライン書店「TRCブックポータル 」と&「honto」 に書評投稿をしました。 探して読んでくだされば、うれしいです。 hontoは「レビュー広場」、TRCブックポータル「新着書評」 いずれもペンネームは佐々木なおこ、です!
TRCブックポータルの「新着書評」に投稿した文章はこちら!
私が本を読むとき、付箋は必需品です。家のあちこちで、本を読むので、家のあちこちに付箋も置いてます。それで、今回ご紹介の本、付箋だらけになりました。縦に貼る、横に貼る、まさに付箋を貼る手が止まらない、本です。
「原点回帰の出版社」として2006年に創業したミシマ社。 気になる本がたくさん出版されていて、たいへん気になる出版社なんです。そのミシマ社が、北は北海道から、南は沖縄までの本屋さんの書店員さんから「どうしてもお届けしたい一冊」を聞き、集めてまとめたのが、この本。365冊、だぶりはありません。
書店員さんの自筆PRがなんとも魅力的で、もうそれだけで心わしづかみ。まさに本を手渡されている感があります。PR文を読んでいると、その熱意がひしと感じられ、これ絶対読みたい!と付箋をぺたり、ページをめくって、またPR文にほだされ、読みたいと思い、付箋をぺたり…この繰り返しです。自分が好きな本が紹介されていたら、ほほ~やっぱり~と嬉しくなり、知っている書店、書店員さんの名前が登場したときの嬉しさといったら、そりゃあもう!
紹介方法は、たとえば、1月なら「一年のはじまりは名作で」、11月は「読んでおいしい本」など、おおまかな特徴を記しながらも、いろんなジャンルが組み込まれています。1月1日から12月31日まで、一日一冊紹介なので、思わず自分の誕生日は何の本?って調べたくなります。私、2月3日生まれで、さっそく調べたところ、藤原新也さんの『メメント・モリ』。え~この本好き、読んだことあると、嬉しくなり、次にオススメ書店員さんのところをチェックすると、東京は杉並区西荻北の「旅の本屋 のまど」の川田正和さんとあって、わっ、なんか素敵な本屋さん!と、本を通じてのわくわく感が次から次へ、とどまることがありません。
面白い本が見つかり、素敵な書店や書店員さんとの出会いがあり、ほんと、この一冊で、何度も楽しめます。そうそう、巻末に日本地図もあるんですよ。登場した本屋さんがマークしてあります。本を勧めてくれた書店員さんに、読後の感動を直接伝えに行くことだってできるんですよ。いや~素晴らしい本に出会いました。これで、また読書の森へずんずんと。
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