石を切る

ふとつけたテレビ番組をつい見入ってしまうことがたまにある。
昨日はｂｓハイビジョンで見た、ほんの数分の番組。
「ステレオ　音のある風景」
タイトルが「石を切る」

カ～ン、カ～ンと
音が響く。
なんだか壮大な風景がじっくりと迫ってくる。

なに、これ？
どこ、これ？

最初は日本だとは思わなかった。

筋骨隆々の男性が一人、石を切っている。
ただそれだけのシーンが続く。
石を切る音が響くのみ。

なんだか圧倒された。
言葉で「すごい」というのは簡単すぎるので
あまり使いたくはないのだけれど、本当に一言、すごいのだ。
石を切り続けてきたのであろう
その男性の身体が実に美しい。

そして、石を切る作業中に直射日光を避けるためにおいてあるのだろう
日よけがなんとも洗練された素敵な布で、いいなぁ～と思った。

たった数分の番組に、すっかり心を奪われてしまった。

あとでネットで調べてみたら、
山形県の高畠町とあった。
行ってみたいなぁ

「今朝の新聞、誰が取った？」

朝食を食べながら、娘が言います。

「へんなこと聞くなぁ」と思いながらも、
「パパよ」と答える。

「ふ～ん」と言いながら娘、
私の手をひっぱって、玄関まで。

手を引かれながら、玄関のポストを見ると、
娘からの手紙が入っていました。

母の日のメッセージ！
折り紙で作った四葉のクローバーがなんともかわいい！！
ダイヤモンドの指輪よりも
ケリーバックよりも
なによりも
嬉しい母の日のプレゼントでした！

ちょっとお出かけ！

白い帽子をかぶって、ちょっとお出かけしてきます！

母の日