昨日のブログで形成逆転と書いたが正確には形勢である。言い訳がましいが今の生活を形成しているという意味ばかり描いていたため変換としては正しく無かった。「矜持」に帰結したいと思いながら一気に書くとこういう誤用が生まれてしまう。ブログ自体は毎朝30分くらいで書き上げるので誤変換は過去にも度々起こっている。何時も先にブログの結論を頭に描いてそこに向かって書き進のだが読み返す機会はあまり無く誤りに気付くと恥ずかしい限りである。これが首相の愛読原稿ならマスコミに叩かれるところだが社会的存在感など無い拙老がやることだから影響を及ぼすことも無く実害は無いとは思うのだが。
驚いたニュースがあった。パナソニックが太陽電池生産から撤退である。パナソニックは松下電器時代一時太陽電池生産から撤退したがその後三洋電機を買収した時点で三洋電機が開発した高級(高効率)太陽電池であるヘテロ接合型太陽電池HITを引き継いだ。多くの他社が低価格汎用大量生産型の太陽電池を作る中独自の戦略で進んできたが力尽きた。私が勤めていた太陽電池ベンチャー企業はシャープと松下電器の太陽電池技術者がその技術基盤を築いたと言っても良い。私自身も松下電器から来られた方に随分技術指導でお世話になった。三洋電機は超低価格太陽電池、アモルファス太陽電池で名を馳せていたが限界も見え始めた頃アモルファスと結晶を積層したような構造HIT太陽電池で巻き返しを図りある程度成功していた。そこに親会社の吸収合併が起こり自動的にHITはパナソニック製となった経緯がある。老舗が潰れて新興勢力が取って代わることは何処の業界でもあるが太陽電池の新興勢力は中国だった。彼らもそろそろ老舗の部類に入ってきたが次の新興はまだ現れていない。
呆れたニュースの筆頭は国会議員の緊急事態宣言下の銀座豪遊である。議員辞職した者やら離党したものが居るが国会議員にまでなって一体何を考えているのだ。議員の職と銀座の酒を天秤にかける程のものか。陳情を聴いていたとかいうが議員会館でもできるだろう。経営的に困った店の救済なら銀座でなくても他に山ほどある。幼稚な直ぐバレル嘘を平気でつく。次の選挙が見ものだ。驚き呆れたニュースのもう一つはミャンマーの軍事クーデターである。ミャンマーはビルマ時代に2度仕事の関係で訪れた。一度は軍事政権末期の混乱で夜間外出禁止令が敷かれていた。それでも出会った多くの人は敬虔な仏教徒で激しいところは一切無く心情的にも日本人とよく似ていた。圧制を敷く独裁政権に対して軍がクーデターを起こす例はよくあるがそれも最近ではアフリカの一部くらいでまさかアジアで起こるなど想像もしていなかった。民主化を掲げた政権の下で経済発展の目覚ましいミャンマーだが今回のクーデターが成功するかどうかは国民が何を望んでいるかにかかっている。軍も歴史的経験を積んできたから昔のように戻ることは無いだろうが何とか平和への妥協点を見出して貰いたい。世界から孤立して鎖国のようになってしまったり、大国の思惑が絡んできたら最も深刻なダメージを受けるのは国民であることは歴史的に証明されている。
驚いたニュースがあった。パナソニックが太陽電池生産から撤退である。パナソニックは松下電器時代一時太陽電池生産から撤退したがその後三洋電機を買収した時点で三洋電機が開発した高級(高効率)太陽電池であるヘテロ接合型太陽電池HITを引き継いだ。多くの他社が低価格汎用大量生産型の太陽電池を作る中独自の戦略で進んできたが力尽きた。私が勤めていた太陽電池ベンチャー企業はシャープと松下電器の太陽電池技術者がその技術基盤を築いたと言っても良い。私自身も松下電器から来られた方に随分技術指導でお世話になった。三洋電機は超低価格太陽電池、アモルファス太陽電池で名を馳せていたが限界も見え始めた頃アモルファスと結晶を積層したような構造HIT太陽電池で巻き返しを図りある程度成功していた。そこに親会社の吸収合併が起こり自動的にHITはパナソニック製となった経緯がある。老舗が潰れて新興勢力が取って代わることは何処の業界でもあるが太陽電池の新興勢力は中国だった。彼らもそろそろ老舗の部類に入ってきたが次の新興はまだ現れていない。
呆れたニュースの筆頭は国会議員の緊急事態宣言下の銀座豪遊である。議員辞職した者やら離党したものが居るが国会議員にまでなって一体何を考えているのだ。議員の職と銀座の酒を天秤にかける程のものか。陳情を聴いていたとかいうが議員会館でもできるだろう。経営的に困った店の救済なら銀座でなくても他に山ほどある。幼稚な直ぐバレル嘘を平気でつく。次の選挙が見ものだ。驚き呆れたニュースのもう一つはミャンマーの軍事クーデターである。ミャンマーはビルマ時代に2度仕事の関係で訪れた。一度は軍事政権末期の混乱で夜間外出禁止令が敷かれていた。それでも出会った多くの人は敬虔な仏教徒で激しいところは一切無く心情的にも日本人とよく似ていた。圧制を敷く独裁政権に対して軍がクーデターを起こす例はよくあるがそれも最近ではアフリカの一部くらいでまさかアジアで起こるなど想像もしていなかった。民主化を掲げた政権の下で経済発展の目覚ましいミャンマーだが今回のクーデターが成功するかどうかは国民が何を望んでいるかにかかっている。軍も歴史的経験を積んできたから昔のように戻ることは無いだろうが何とか平和への妥協点を見出して貰いたい。世界から孤立して鎖国のようになってしまったり、大国の思惑が絡んできたら最も深刻なダメージを受けるのは国民であることは歴史的に証明されている。
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