太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

不思議な国アメリカ

2018-11-29 09:29:27 | 社会観察

ネット記事をソースに書くのもなんだがアメリカというのは実に不思議な国である。ゴ―ン氏の逮捕拘留についてウォールストリートジャーナル(WSJ)が社説で「かつて救世主とされた会長は空港で逮捕され、起訴されることなく何日も勾留が続き、弁護士の立ち会いもなく検察官の取り調べを受けている。メディアに情報がリークされる中、会長職からも解雇された」と指摘。その上で「共産党の中国で起きた出来事か? いや資本主義の日本の話だ」と皮肉った、との事。

一方トランプ大統領がツイッターで27日、大規模リストラ策を発表した米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、ツイッターに「電気自動車(EV)を含むGMに対する全ての補助金の打ち切りを検討している」と投稿し、撤回を迫った。米政権が掲げる製造業の復興に水を差すとしてけん制した、とある。これはGMが2019年中に、ミシガン州、オハイオ州、カナダのオンタリオ州などにある5つの工場の操業を停止する。また、管理職を25%減らし、最終的に従業員(契約社員を含む)を15%削減する計画を発表したことに対してだ。同じように大規模なリストラで日産をV字回復させたゴ―ン氏と同じ手法である。もしゴ―ン氏がGMのCEOだったらこんなもんでは済まない。WSJがGMの大規模リストラに対してはどのような考えを持っているのか聞きたいものである。

勿論大統領とWSJは直接関係は無いが読む方、聞く方の国民は同じである。日本のマスコミは一応ゴ―ン氏の手腕を高く評価していた。国も多分何らかの補助をしていたであろう日産に対して補助を打ち切るなどという話は聞かなかった。その意味では功罪は別問題として扱っているとも言える。共産党の中国と似ている国は果たしてどちらかアメリカさん。

今日で11月も終わりだが、少し寒くはなってきたが例年よりは暖かいだろう。気象庁は今年は39年振りに木枯らし1号が吹かない可能性があると言っている。春一番、桜の開花宣言、梅雨入り梅雨明けなど季節の節目ごとに発表しているが宣言があろうが無かろうがズレようが普段の生活にはあまり関係は無い。無粋な事を言うもんじゃない、歳時記だろうと言われるかも知れないが報道することも無いように思う。TVではこれから年末年始に向けて定番の行事ニュースが必ずある。多くの場合野球帽を被った初老のオジサンが高級そうなカメラを抱えて写真を撮る風景がある。そして決められていたであろうコメントを衒いもなくマイクに向かって吐く。食のイベントなら結構大きな子供の口に親が箸で運んで食べさせる姿、子供はオイシイとコメント。自分で喰え。

コラムニストの勝谷誠彦氏が亡くなった。57歳の若さである。TVで過激な発言を繰り返していたが突っ込みどころ満載で、ある意味興味を持った一人である。アルコール摂取過多による肝不全が原因とのこと。思い出すのは好きな作家の一人である中島らも氏である。多分自らの体験に基づくものであろうが「今夜、すべてのバーで」はアルコール依存症の主人公を冷静に、それこそ他人の目で眺めるようなそれでいて非常識で無茶苦茶な人生は惹かれるところがある。



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