太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

色んな盗みを

2021-07-12 08:50:23 | 思い出話
 昨日は日曜、曇り空だったがお決まりのコースに自転車散歩に出掛けた。雨が降るかもしれないので少し早めに出発した。途中雑木林のようなところがあるが栗が青いイガをつけていた。もうそんな季節である。子供の頃栗を盗りに行ったことがある。勿論主犯ではなくガキ大将に連れられてである。当時柿は何処にでもあったので盗みの対象にはならない。栗は珍しく栗畑で栽培されているところがあった。人家から離れていてガキ大将は絶対に見つからないと自信満々である。結構大きくなっていたが青いままでまだ木に生っている。無理やり引きちぎり何個か持って帰ったが食べることなどできない。ガキ大将はちょっと早かったと残念がる。夏は田舎の少年たちの万引きシーズンである。スイカは勿論、珍しいところでは缶詰にする桃だと遠くまで採り(盗り)に行った。普通の桃はその辺にあるので面白くない。缶詰にすると言われた桃は黄色からオレンジに近い色でこれも残念ながらガキ大将の逃げろという声で2、3個の収穫だった。一番下っ端には回ってこなかったが大将はやっぱり美味いといって見せびらかした。ブドウは産地だったので珍しくもなく食べなよと分けてくれる。甜瓜は対象の家に沢山あった。苺は見たことが無かったが野イチゴが生えている場所を知っていた。秋にはアケビや松茸は山に入って探す。勿論だれも怒りはしない。スカンポも子供の獲物だった。自然に生えているもの以外で色んな盗みをやっていたが主犯は大将でこちらは一番後ろから仲間に追いつこうと必死に駆け回っただけである。農家の人達も悪ガキがというくらいで本気では怒っていない。昭和の話はどれも昔話になってしまった。時々農作物が収穫前に盗られる事件があるが大人の仕業である。それを思えば自分達が食べるだけ盗っていたのは野生児の証だったのかも知れない。
 午後からは市民講座。テーマは「コロナ禍で知る人間と環境のかかわり」で現役の医療大学准教授が講師である。ほとんどがコロナウィルスに関するもので環境の関わりは時間の制約か触れられることはなかった。コロナウィルスに関しては既にメディア等を通じて知っていたことばかりだった。1点、細胞の免疫記憶はは20年くらい続く。ただしこの間に流行がなければ消えてしまう。免疫記憶細胞は都度更新されなければならないからとのこと。感染流行がワクチンの効果を逆に長持ちさせるというのだ。その他色んな条件つきだとは思うがちょっと驚きである。その他ではムーンショット型研究開発(大谷の打球のことではない)、エコチェンバー現象、バックファイア効果、サンクコスト効果、コンコルド効果など普段馴染みの無い言葉を習った。何れもWikiに出ているので知らなかった自分が単に浅学菲才なのかも知れないが。新しい言葉の意味を知ったりするのも講座の余禄である。講座の新しい試みで今年はクラス別フリーディスカッションがある。テーマはまだ決まっていないがディベートなら好きな方である。講座では「エネルギーミックス、自然エネルギーの主力電源化」というテーマがありこれも楽しみだ(講師を凹ます質問は大人げないから控えようと思ってはいるが)。


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