太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ここまできたら捻くれ者

2020-07-14 07:02:13 | 思い出話

人と違う意見を言う事だけが価値あることと思っているに違いない。何かと問題発言をSNSで発進するHモン氏。今度はコロナ感染者数の発表を止めたらと言っている。言うのは自由だがネットニュースもいちいち拾い上げるのもどうかと思うが。私はWHO発表の世界の感染者数を見ているがもしかしてこれはWHOに対して言ったのだろうか。それなら堂々と論陣を張ってWHOに挑めば良いと思う。言っちゃ悪いが国連の機関には良い思い出がない。WTOでは関税問題(HSコードの解釈)で振り回されたことがあり運用ルールが合点いかなかった。世銀傘下のIFC(国際金融公庫)にはまるで街金のような融資話に危うく乗せられそうになった。世銀総裁の紹介状など見せられるとつい信用してしまう。愉快だったのはUNIDOの事務局長。来社の時少ない時二人だけになる機会があった。緊張していたら関連会社の株の公開について質問はされた。ただこの人は相手の肩書で物を言う人ではなく大変親しみを感じた。しかも映画俳優のような男前だった。ウィーンのUNIDO本部で話をしましょうと言うので後日営業と出掛けた。本人ではなく関連部署の人との面談だったがへそ丸出しの私服女子事務員に案内された楽しい思いでだけが営業マンに残った。その後自国政府の要職を歴任したこの人は4年前に亡くなった。UNICEFは太陽電池付きワクチン保存用冷蔵庫でお世話になりUNDPは国際プロジェクトを受注という関係で感謝しているから国連機関全てが嫌いという訳ではなかった。運営についてはトランプさんではないけれど各機関言いたいことは沢山あった。特にWTOは本当に納得がいかなかった。太陽電池という小さな狭い業界だったが国際的にも良い経験をさせて貰った。

もし私がHモン氏ほど大物だったら当時文句の一つも言っただろうが国連の関連機関というだけで怖気づいて有難がったこちらが悪いのだが。



コメントを投稿