太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

人間らしい仕事

2024-07-06 07:03:16 | 日記
 業界団体太陽光発電協会が新ビジョン “PV OUTLOOK 2050”(2024年版ver.1)を公開した。先のビジョンの改訂版であるが力作である。「平地面積あたりの太陽光発電導入量がドイツより多い」とか一見誉め言葉でヨイショに見えてその実もう十分だとブレーキを掛けている評論家やマスコミ、このビジョンを読んで再度論評して貰いたい。惜しむらくは唯一の業界団体でありいながら産業として為すべき役割が欠けているように思う。 
今日は市民講座がある。嬉しいのは冷房が効いた部屋で聴講ができる。そこが重要?そんなことより講義は「AIの進化と経済社会」でありまったくの門外漢、全てが新鮮な講義である。AIの進化は物凄いスピードで進んでおり10年も経たないうちに社会は様変わりするだろう。講師は新進気鋭の若手経済学者。AIの分野にも造詣深く多数の著作もある。予稿を読んでいたら未来予測で702の職業で今後10~20年でコンピューターに代替される確率が高い順に並べたものや労働者の47%がコンピュータに職を奪われるとかセンセーショナルなものがあった。しかし人間にしかできない仕事もあり失業という意味ではないと。
人間にしかできないもの。SF映画でエイリアンとかプレデターなどが地球を侵略するものがあるがあの厳つい手(触手)で宇宙船の運転はできない、ましてや精巧な宇宙船を作ることなどできないとブログに書いたことがある。今は別の考えが浮かんだ。彼らの故郷の星には人間のようなものが住んでおり精巧な宇宙船を作り、運航はコンピューターが全て行う。怪物は彼らの単なる兵隊である。これで辻褄は合うがやはり人間にしかできないことはある。第一次産業は安泰かというとそうでもない。農林業は全てコンピュータ制御された工場で、漁業は陸上養殖で殆ど賄う。人口減少問題?ロボットがロボットを作る。戦争は人間同士?いやロボット対ロボット。突き詰めると人間がすることが無くなる?遊んで暮らせば良いではないか。唯一、人間が振り出しに戻す、ご破算で願いましてはと暴挙に出ないことを祈る。それだけが人間らしい行為のような気がしないでもないが。ロボットに出来ない事?それは暇潰し。家のロボットは?釣れないのに釣りに行ってますなんてことはまず無い。ブログの新しい形式で書いたが大丈夫かなあ・・・。