メキシコ議会の公聴会で、「宇宙人」とされるミイラのような標本が公開された。南米ペルーのナスカ付近で2017年に発見されたという。公開されたのは2体で鑑定により約1000年前のものと判明した。話題提供には面白いがCTやMRIを使っての検査はまどろっこしい。遺伝子解析すれば地球上の生命体かどうか1発で分るだろう。化石からでもDNAは抽出できる時代である。1000年前のものとすると何処かにそれに関する記述が残っていても良さそうだが。残念ながら話題で終わりそうだ。
しかし地球の歴史46億5000万年の間に宇宙人が地球にやってきたことはないとは言い切れない。灼熱の地球にやってきてこりゃ駄目だと引き返したかも知れない。SFショートのように動物園から脱走したチンパンジーを捕まえて、こんな下等動物の棲む地球に侵略の価値などないと帰ったか。そのチンパンジーふやがて猿の惑星を作るところまでは見ないで。大陸が今の形になる前、例えばアトランティス大陸には宇宙人来訪の痕跡があったかも知れない。その意味では現在の大陸の形になってからは来ていない(痕跡がない)のだろう。SF映画に出て来るエイリアンは現実離れしている。あのごつい手(?)では宇宙船の操縦はできない。そもそも精巧な宇宙船を作ることはできない。メキシコで公表されたミイラは大きさ的には宇宙船の操縦も製作もできそうな気がする。ただ3本指だから地球人よりキーボードを打つスピードは遅いのではないかと思われる。指折り数える場合もかなり頻繁に指を折りたたむ必要があり慢性関節炎の可能性もある。目がフクロウのように正面を向いているのは立体感・距離感はあったのではないだろうか。ただ側面についている程視野は広くないので高齢者免許更新のときは検査で苦労する。若い時は視野角が200度くらいあったものが160度くらいまで狭まる。親しかった役員に、役員会どうでしたと聞いたら、後ろから鉄砲で打つ奴が居た。さすがにあれは避けられないと愚痴っていた。メキシコの話題は3ヵ月くらいで消えて行くだろうがこういう話題なら誰も傷つかない。