昨日はじっとしていて汗をかくことはなかった。今朝も少し蒸すがもしかして秋の訪れかも知れない。毎年秋の気配をいち早く感じるのはスーパーの折り込みチラシからである。今はシャインマスカットと松茸だろうか。どちらも高級で口に入ることはないが食べなくても死にはしない。サンマは冷凍以外何年も口にしていない。それでも何か栄養不足になったかと言うとそうでもない。摂らなくてもさしたる不都合はない秋の味覚である。買い替えたスマホも使い慣れてきた。様々なアプリがあるが殆ど使うことはない。使わなくてもさしたる不便はない。
大谷選手が右肘の手術を受けた。来季は打者専念、ピッチャーは来々期からのようである。何となくだが大谷選手はエンジェルスに残るのではないかと思う。確かに強いチームに移れば優勝の可能性もあるし、打順の組み方によっては打点王、ホームラン王も可能性は高まる。ピッチャーとしても勝利数は増えるだろう。年棒契約金の多寡によって心が動く選手とは思えない。一番は自分の力でチームを強くしたいという思いではないだろうか。奇策だが慰留には、望めば引退後は監督にするというオプション契約も面白い。初物尽くしの野球人生だが日本人の大リーグ監督があっても良さそうだ。
内閣改造でも支持率が上がらないとぼやいている人達もいるようだが当然だ。まだ何もやっていないのだから。いやご祝儀相場を期待していたと言うかも知れない。それは余程の悪が内閣に居座っており更迭の意味の改造とか、とんでもなく期待値の高い人が入閣したとかの場合に限られる。マスコミは改造の度に○○内閣とニックネームをつけるが今回はそれすら見当たらない。野党の一部で「薄味内閣」と評している人がいる。薄味の方が健康に良いから意外な結果を生み出すかもしれない。会社の人事でも大多数がなるほどと頷く事はまず無い。何であの人がと思う事の方が圧倒的に多い。世の中にベストの陣容で臨む事など無いと思った方がよい。しかし「地位は人を作る」という言葉もある。それなりの地位に就くと、その地位にふさわしい人間に成長していくという意味だ。口先だけだった男があれよあれよと出世した。誰もがあの薄っぺらい男には務まらないと思った。ところがどんどん知恵をつけてそれらしくなっていった。一番は立場によって得られる情報の多さ、与えられる場面の大きさが成長を促した。サラリーマン諸君、現在の姿だけで人を評価してはいけないという実教訓である。