ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ(Germany 🇩🇪): 18-meter-high Christmas tree of crates

2018-11-26 21:16:53 | 日記
2018年11月26日(Mon.) 入管法の改定や消費税増税に関する還元方法などについて報道がなされていますが、そもそもの本質部分の問題点を避け、末端の方策などを話題として取り上げているものが大半に見えます。 何故、本質的な争点を避け、話題を逸らしているのでしょうか。 消費税に関しては、法人税を下げた為に上げる必要が出ているのであって、そもそも論で言うのであれば、法人税を戻せば良いのです。 税負担の公平性に論拠するのであれば、高額所得者が累進課税的に税負担すべきであって、富が一部の富裕層に偏っている現実は、利己主義を増長させるだけのものです。 つまり、格差を増大させるものです。 自由は護るべきことですが、だからと言って、何をやっても良いと言うわけではないでしょう。 ゴーンの例も然りです。 あれも許してはなりません。



さて、これは子供の貧困を訴える意味も含まれているようです。 ( ニュースソース: DWーDE 11月25日発 )

<原文の一部>
Germany: 18-meter-high Christmas tree of crates breaks world record
ドイツ: 18mの高さの箱によるクリスマスツリーが世界記録を破りました。

The 18-meter-high tree was built to highlight child poverty and the value of volunteer work. The previous record holder was a mere 12 meters high.
18mのツリーが、子供の貧困やボランティアの作業による価値に注目する為に建てられました。 これまでの記録は、12mの高さに過ぎないのです。



The eastern German city of Gera was the site of a new world record on Sunday after volunteers erected a nearly 18-meter-high Christmas tree made out of stacked drink crates.
The tree included a total of 2,790 crates and came in at a final height of 17.88 meters, Bernd Lehmann from we4kids, a volunteer group that helped organize the construction, told the dpa news agency.
The German records' institute confirmed the achievement, he said.

Organizers built the tree to draw attention to child poverty and the value of volunteer work in Germany.
The city of Rostock on Germany's northeastern coast was the site of the previous record. In 2015, a local brewery erected a 12-meter-high Christmas tree made out of 1,200 beer crates.
Bernd said the new record holder would stay up until early January.
"We might take it down earlier if the winds pick up before then," he said.

(超抜粋) ドイツ東部の街 Gera で、日曜日、ボランティアによる組み立てで、18m近い高さのクリスマスツリーが飲み物ケース(箱)で作られました。 トータルで2,790個のケースで作られていて、最終的に17.88mの高さになりました。 ボランティアグループが、これに参加したものです。
主催者は、ドイツに於ける子供の貧困とボランティア活動の価値に注目してもらう為にこれを実施したのです。
2015年に、ドイツの北東部の街で作られたものがこれまでの記録で、12mの高さで、1,200個のビール・ケースで作られました。
今回のボランティアグループの代表によると、1月の上旬までは、この状態を保つとしていますが、風の影響があるようならば、早めに撤去するかも知れないとも語っています。

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物事、同じようなことをするにしても、その目的・主旨等が異なれば、その意味合いは大きく異なるものでしょう。 子供の貧困に焦点を当てているところに、このツリーの存在価値が出されていると感じます。

それにしても、富の分配は、考えるべきでしょう。 政府や政治が機能していれば良いのですが、日本に於ける現実は、利己主義者である日本会議・自民党が牛耳っているので、格差は広がる一方です。 こんなに民主主義を破壊する安倍政権は排除すべきでしょう。 北欧の政治は、これとは違うと感じています。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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