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「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

ロシアW杯開幕日、私にとっても重要な日にひとこと。

2018年06月14日 21時25分12秒 | サッカー選手応援
いよいよロシアW杯開幕日です。W杯はほとんどの場合、6月を中心に実施されるので、その中の14日という日も、開幕日だったり日本代表の試合日だったり、結構エポックメイキングな日になることが多い日です。

実は私個人にとっても重要な日なので、今回、ロシアW杯開幕日と重なりましたので、記念として、ひとこと書き込みたいと思います。

先月30日、ガーナ戦で勝てないまま、翌31日、日本代表23名の発表があり、8日のスイス戦も勝てない状態で、最後の最後、12日のパラグアイ戦でやっと勝利した日本代表。

その間、国内が盛り上がっていないという感触が西野監督に伝えられ「残念」と応じたニュースがあったり、代表選手の主役が本田圭佑選手から、香川真司選手あるいは乾貴士選手に交代しそうだとメディアが囃し立てたり、という動きがありました。

ネット記事を丹念に読んでみると、サッカージャーナリストの皆さんが、パラグアイ戦を終えて、いよいよコロンビア戦に向けてスタメン予想を本格化させており、根拠をどこに置くかによって、ずいぶんチョイスが分かれてくる気配を感じています。

19日の日本代表の初戦・コロンビア戦、西野監督自身も迷うところが多いと思います。パラグアイ戦まで結果の出なかったスタメンは、実は西野監督が「これで行きたい」と願望したメンバーです。

最後の試合は「一応選んだ選手たちは一度は使う」という考えで送り出された選手たちです。結果を出したのはその選手たちです。ただパラグアイ代表が、歯ごたえのある本大会にも匹敵する相手かと言えば「No」でしょう。

いわば二流の相手に結果を出した選手たちを使うのか、一方では「勝っているチームはいじるな」というセオリーもあります。さらに相手チームにとっては、どのメンバーでこられると嫌なのかということも考えて選んだほうがいいという考えもあります。

何よりパラグアイ戦で輝いた選手たちをスタメンで使わずに結果が出なかったら、国内のサッカーファンに許されるのかどうか、です。

あまりサプライズ的なことをしない西野監督ですので、スイス戦までの選手たちをベースにするのではという考え方と、パラグアイ戦の試合をじっくり分析して「いける」と判断して、その選手たちをベースにするのではという考え方が五分五分になっているかも知れません。

パラグアイ戦から初戦・コロンビア戦まで、ちょうど1週間です。そしてW杯そのものが開幕しましたから、最後の最後で日本列島も期待に盛り上がりそうです。いまのところ、それを証明するかのようにスポーツ紙も12日以降は3日連続で、主要4紙(日刊スポーツ、スポーツニッポン、スポーツ報知、サンケイスポーツ)すべて1面トップに日本代表を持ってきています。

メジャーリーグの大谷翔平選手というスーパースターが怪我により離脱しましたから、その分、日本代表は得をしています。

私にとっての大切な日である今日以降も、しばらくはサッカー、W杯そして日本代表がスポーツ系ニュースの中心になりそうです。それが日本代表の第二戦がある24日のセネガル戦あたりまでの10日間程度か、あるいは今月一杯続くか、それぐらいの期待感が出てきた感じです。

4年に一度、こうして私は自分の大切な日を挟んでW杯のおかげで幸福な日々を過ごしています。日本代表が6大会も続けて出場してくれたおかけで、私はこれほど幸せな6月を過ごせています。

たわいもない話で申し訳ありませんでしたが、お許しください。

それはそうと、スペイン代表監督の突然の解任は凄いインパクトですよね。もうすぐ初戦だというのに、ですよ。スーパーなチームは影響受けないのでしょうかね。それにしたって初戦はポルトガルです。因縁ですよね。だって解任された監督は、今度、Cロナのレアル・マドリードの監督です。

これで「ハリル監督の解任なんて、まだまし」みたいになりましたよね。ハリル監督と言えば、今朝のスポーツ紙に小さな記事で「来月27日第一回口頭弁論」というニュースが載っていました。東京地裁が「社会的関心の高さから最も広く約100人の傍聴が可能な103号法廷で開くことに決めた」とあります。

記事では「ハリル氏も来日して出廷する可能性がある」と伝えています。W杯が終わると関心がそちらに向くことは確実ですね。

では、また。



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「やべっち」も「コージっち」も、バトンタッチっちが近づいてるのでしょうね

2018年06月04日 21時44分12秒 | サッカー選手応援
毎週月曜の夜は、録画しておいた「やべっちFC」と「スーパーサッカー」を倍速で見ています。倍速というのは音声がちゃんと早口で出て、画像も速く重宝しているモードです。

「やべっち」に出ているテレ朝の女性アナウンサーが、似た感じのコンビです。女子アナ事情通であれば、いろいろ講釈してくれるのでしょうけど。

その「やべっち」こと矢部さんは46歳、そして「スーパーサッカー」の加藤浩次さんは49歳、ほかの番組でメインを張って活躍していますから、いつまでも「やべっちFC」と「スーパーサッカー」のMCというわけにもいかないでしょう。

バトンタッチが近づいていると思います。二人とも長年番組を引っ張ってきてくれましたから、ホントにご苦労様と言いたいです。

次のMCが誰かなど、想像もつきませんが、長くやってこられた方が降板すると、やはり寂しいものです。

番組改編にはまだ早いのですが、もう、その話が本格化しているのではないでしょうか。一つのターニングポイントになるのはロシア大会の成績です。ボロ負けしてしまえば「やべっちFC」も「スーパーサッカー」も、知名度の高いタレントさんをMCに、という雰囲気でなくなるでしょう。

場合によっては局アナさんで回すことになるかも知れません。いや、まてよ。番組そのものの存続も議論の対象になるかも知れません。「スーパーサッカー」も、以前、存続の危機に瀕したことがあると記憶しています。

その時は、加藤浩次さんがMCを続けてくれたことで廃止を回避したと聞いています。心配は心配です。

逆に予想を超える活躍で日本を沸かせれば、次のMCにも知名度の高いタレントを起用しようという雰囲気になりそうです。

何と言っても、この25年間、日本代表はW杯に出ずっぱりで、その都度日本中を沸かせてきました。その沸かせ役としてやべっちもコージっちも、打ってつけのタレントさんでした。もし、サッカーで日本が沸かなくなったら、そういうタレントさんは必要ないと判断されてしまうと思います。

サッカーを愛する人たちにとって、こうした知名度の高いタレントさんと一緒に楽しめる幸福は失いたくないのですが、なかなかそうもいかないと考えておく必要があります。

いまのうち、そのことに慣れておきたいということで書きました。
では、また。
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西野サッカーで、酒井宏樹選手はどう使われるのでしょうね。

2018年06月04日 21時09分20秒 | サッカー選手応援
私は、あまり、どの選手を使うべきだとか、この選手よりこの選手、と言った議論に参加しないことにしていますが、一人だけ気になる選手がいます。

マルセイユの酒井宏樹選手です。なぜなら、この選手が、いま、一番レベルの高いクラブでレギュラーを張っている選手だからであり、わたし的には「日本代表で、一人だけスタメン当確をあけてください」と言われれば、間違いなく酒井宏樹選手をあげます。

先月30日のガーナ戦は出番がありませんでした。
ネットの最新情報をチェックしました。
18/6/4 06:03配信の「ゲキサカ」サイトから引用します。取材・文は矢内由美子さんという方です。

「4月のフランスリーグの試合で左膝を痛めた影響もあって5月30日のガーナ戦(0-2)では出番のなかった日本代表DF酒井宏樹(マルセイユ)だが、徐々に状態は上向いている。この日のミニゲームでは3-4-2-1の右ウイングバックの位置に入り、ポジショニングの確認などに意識をめぐらせた。」

最後にこう締めくくっています。
「宿舎では左膝の治療をまだ継続しているというが、「マルセイユでも試合に出ましたし、問題はないですよ」。今後はさらにコンディションを高めていき、まずは8日の国際親善試合・スイス戦(ルガーノ)での出場を目指す。」とのことです。

これで出番がなかったら。それで勝てるというなら・・・・。です。

では、また。
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「日本サッカー協会は正しいKPIを提示せよ」と主張していた人がいます。 

2018年06月03日 20時37分47秒 | サッカー選手応援
6月に入り、西野監督が選んだ23人が本番前のキャンプ地に旅立ちました。もうハリル監督は忘れ去られてきました。

私にしても「グループリーグ突破はあきらめてます」という気分から「日本はミステリー」と評されて、かえって「それもまた楽し」と変化していますから。

ただ「西野ジャパン3連敗」もあり得ることを考えれば、釈然としないままであることも確かです。

そんな中、あるコラムを見つけました。
「日本サッカー協会は正しいKPIを提示せよ」おそらく、このキーワードで検索すれば、村上アシシという人の5月1日付けのコラムがヒットすると思います。

「KPI」というのはビジネスマンであれば耳にしたことがあるキーワードで、このコラムの中で著者も丁寧に説明してくれているので、ぜひ全文お読みになっていただきたいと思います。

私が、このコラムで共感したのは、彼が最後のほうで「『もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」なんて言っていては、日本サッカー界の未来はない。JFAの意思決定プロセスが改善されるまで、我々サポーターも含め異を唱え続けていくことこそが、最終的に日本代表強化に繋がると信じている。』と述べていることです。

なぜなら、JFA現体制の最大の狙いが「『一般の人たちなんて、喉元過ぎれば熱さを忘れる』だから、ダイジョーブ」というところにあると思うからです。

冒頭の私の感覚などが、まさにそれです。もし、いま私がハリル監督解任劇のことを持ち出そうものなら「もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」と言われること間違いなしの状況にきています。このことがJFA現体制のもっとも望んでいる状況なのだと気づきます。

なかなかの曲者ですよね。並みの一般人にはとても歯が立たない人たちです。でも、このコラムの彼は「それでは日本サッカー界の未来はない。」と言っています。このような人たちの気骨に期待するしかないのかも知れません。

もう一つ、このコラムで注目したいところがあります。
彼が、最初のほうで、これまでのことを時系列的に振り返っている項目があるのですが、その最後の項目に「4月30日 セルビア人記者による電話独占インタビュー公開」というのがあります。

この「インタビュー公開」にリンクが張られていて、インタビュー全文を読むことができます。
その中に、記者がハリル監督に「霜田正浩氏(元技術委員長・現レノファ山口監督)がJFAを去り、その後、西野朗氏が後任に就いたことについてはどう思ったか?」と質問したところがあります。

ハリル監督は短くこう答えました。
「2つの派閥が争い、その結果、一方が勝利したということだ。」

ハリル監督が派閥争いの犠牲者になったという点については、私も5月11日の書き込みで、「4月17日毎日新聞東京運動部の大島記者の解説を紹介して「会長選挙の派閥争いに巻き込まれて・・・」と書き込みました。

私は「この会長氏は、つくづく派閥争いで物議を醸す人なのだなぁ」と嘆息してしまいました。

この会長氏の「光と影」。いずれ気骨のあるジャーナリストがつまびらかにしてくれることでしょう。

では、また。
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西野監督は、やはり大島僚太選手のボール回しにかなり期待してるようです。

2018年06月02日 11時36分20秒 | サッカー選手応援
先日のキリンチャレンジ・ガーナ戦の翌日、5月31日の書き込みで私は、冒頭「昨夜のガーナ戦、西野監督の戦い方の象徴が、90分フル出場の大島僚太選手でした。西野監督は、かつての遠藤保仁選手の役割を大島選手に託したのでしょうし、おそらく西野体制のキーマンになるということでしょう。」

と書きました。そして、その日の夕方、ロシア大会メンバー23名の発表があり、西野監督が会見で記者団の質問にいろいろ答えていました。

スカパーさんが放送してくれた会見ライブを録画で見ましたが、やはり大島選手が西野サッカーのキーマンであることが伝わってきました。

西野さんが話していたことは「点をとるためには、キホン、ポゼッションをしてセンターでボールを動かしたい。サイドから崩すか、中央を崩すか、いずれにせよ、グラウンダーのボールでスピーディに崩すことから点を取るチャンスを多く作りたい」ということでした。

風間八宏監督のもとで、まさにスピーディなグラウンダーのパスサッカーを身体に沁み込ませた大島僚太選手が、その供給役にピッタリなのでしょう。

最前線に上背のある選手が少ない日本サッカーでは、どうしてもグラウンダーの速いパス、それがサイドからのクロスになるにせよ、中央からのタテパスになるにせよ、グラウンダーの速いパスでないと、相手にカットされてしまうという考え方です。

おそらく攻めに関しては風間サッカー流の高速パスの連続による崩しを描いているのだと思います。

風間流がもどかしかったのは、ゴール前の中央でさえもシュートを打たずに細かな速いパス回しばかりしていて「おいおい、そこまで来たら打ってヨ」というぐらい、パス好きだったことですが、ワールドカップでそんなことをしていたら、さっさとボールをカットされて高速カウンターを食らってしまいます。

そこまで「高速パスの連続」をする必要はないにしても、先日も書きましたが、G大阪における遠藤保仁選手のように、中央でボールを縦横無尽に高速でさばく大島僚太選手がチームの核になれば、かなり面白いチームになることは確かです。

では、また。
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Jリーグ25周年に書く(その2)、次の25年に想いをはせて

2018年06月02日 10時27分31秒 | サッカー選手応援
さる5月15日、Jリーグ25周年記念日に、私にとっての25年を回顧風に書いてみました。今日は「25周年に書く」の2回目として、次の25年について書いてみたいと思います。

次の25年、自分は100%この世に存在していないと思いますので、自分のことではなく、我が日本のサッカーについて書いてみます。

折しも6大会連続の出場となるワールドカップ代表メンバーが発表され、本番モードに入りつつある中、これまでの25年は、常にワールドカップとともにあった幸福な25年でした。

では、それが、次の25年も約束されているのかです。

ワールドカップは、2026年大会から出場枠を大幅に増やすことになっています。アジア枠は現在の4.5から8.5に増えます。

であれば、次の2022年カタール大会出場権さえ逃さなければ、日本は次の25年もワールドカップに出ずっぱりということになるでしょう。

現行の32ケ国から48ケ国に増えますから、かなり希少性が薄まります。2026年大会が果たして、どんな大会になるのかわかりませんが、グループリーグが現在の4チーム総当たり制から6チーム総当たり制に変更されるかと思いきや、違うようです。

グループステージは3カ国ずつの16グループに分けられ、各グループ上位2カ国、計32カ国がノックアウト方式の決勝トーナメントへ進出するそうです。グループステージで敗退するチームはわずか2試合で大会を去らなければならないというわけです。

では、直近の2022年大会のアジア予選を日本は突破できるでしょうか?
今回の代表メンバー選考に対する議論でも「将来を見据えた意味合いの選考はほとんど見られなかった」的な論調がありますが、ロシアメンバーの選考から、カタール大会アジア予選を展望してみたいと思います。

まず、今回の代表メンバー、よく「ビック3」に代表されるベテラン組が話題になりますが、3大会出場選手は5名、2大会組が6名、初出場組が12名ということで、決してベテランばかりの布陣ではないことがわかります。

ビック3の香川真司選手にしても2回目なんですね。

では、次のカタール大会でもレギュラーに残れそうなメンバーが何人いるのかを探ってみます。カタール大会のアジア予選、クライマックスが3年後と考えて、その時に30歳あたりまでをレギュラーに残れる年代と仮定して、現在27歳までの選手が何人いるかです。

単純に27歳以下は11名でした。内訳は25~27歳が9名、24歳以下が2名、ロシア大会経験組がこれだけ残っていれば、決して世代間に断層が生まれているとは言えないようで、カタール大会で初出場をめざす選手が12人であれば、今回と同数ということになります。

特にこの時期、日本は東京五輪を控えて、その世代をかなり集中的に強化すると思いますし、そのメンバーが2022年大会メンバーに、相当数なぐりこみをかけて来そうな情勢です。たまたまですが、2022年大会に向けては、かなり選手間競争が激烈になってくると思います。

今日の「25周年に書く」の2回目のテーマ、「ワールドカップに出ずっぱりの日本サッカー、幸福な時代は次の25年も続くのか」の結論は「どうやら続くようで、つごう50年間、日本のサッカーファンは幸福です」

けれども、次の25年、出場国も増えて日本のサッカーファンは出場できただけで幸福とは思わなくなる時代に入るでしょう。少なくともグループリーグ突破がノルマ、もし敗退であれば「なんの意味もない」と評価が変わる時代に入ると覚悟しなければならないと思います。

そのあたりの議論は、あと5年後ぐらいから徐々に活発になってくるでしょう。
では、このへんで。
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