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「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

「日本サッカー協会は正しいKPIを提示せよ」と主張していた人がいます。 

2018年06月03日 20時37分47秒 | サッカー選手応援
6月に入り、西野監督が選んだ23人が本番前のキャンプ地に旅立ちました。もうハリル監督は忘れ去られてきました。

私にしても「グループリーグ突破はあきらめてます」という気分から「日本はミステリー」と評されて、かえって「それもまた楽し」と変化していますから。

ただ「西野ジャパン3連敗」もあり得ることを考えれば、釈然としないままであることも確かです。

そんな中、あるコラムを見つけました。
「日本サッカー協会は正しいKPIを提示せよ」おそらく、このキーワードで検索すれば、村上アシシという人の5月1日付けのコラムがヒットすると思います。

「KPI」というのはビジネスマンであれば耳にしたことがあるキーワードで、このコラムの中で著者も丁寧に説明してくれているので、ぜひ全文お読みになっていただきたいと思います。

私が、このコラムで共感したのは、彼が最後のほうで「『もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」なんて言っていては、日本サッカー界の未来はない。JFAの意思決定プロセスが改善されるまで、我々サポーターも含め異を唱え続けていくことこそが、最終的に日本代表強化に繋がると信じている。』と述べていることです。

なぜなら、JFA現体制の最大の狙いが「『一般の人たちなんて、喉元過ぎれば熱さを忘れる』だから、ダイジョーブ」というところにあると思うからです。

冒頭の私の感覚などが、まさにそれです。もし、いま私がハリル監督解任劇のことを持ち出そうものなら「もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」と言われること間違いなしの状況にきています。このことがJFA現体制のもっとも望んでいる状況なのだと気づきます。

なかなかの曲者ですよね。並みの一般人にはとても歯が立たない人たちです。でも、このコラムの彼は「それでは日本サッカー界の未来はない。」と言っています。このような人たちの気骨に期待するしかないのかも知れません。

もう一つ、このコラムで注目したいところがあります。
彼が、最初のほうで、これまでのことを時系列的に振り返っている項目があるのですが、その最後の項目に「4月30日 セルビア人記者による電話独占インタビュー公開」というのがあります。

この「インタビュー公開」にリンクが張られていて、インタビュー全文を読むことができます。
その中に、記者がハリル監督に「霜田正浩氏(元技術委員長・現レノファ山口監督)がJFAを去り、その後、西野朗氏が後任に就いたことについてはどう思ったか?」と質問したところがあります。

ハリル監督は短くこう答えました。
「2つの派閥が争い、その結果、一方が勝利したということだ。」

ハリル監督が派閥争いの犠牲者になったという点については、私も5月11日の書き込みで、「4月17日毎日新聞東京運動部の大島記者の解説を紹介して「会長選挙の派閥争いに巻き込まれて・・・」と書き込みました。

私は「この会長氏は、つくづく派閥争いで物議を醸す人なのだなぁ」と嘆息してしまいました。

この会長氏の「光と影」。いずれ気骨のあるジャーナリストがつまびらかにしてくれることでしょう。

では、また。
コメント
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