6月に入り、西野監督が選んだ23人が本番前のキャンプ地に旅立ちました。もうハリル監督は忘れ去られてきました。
私にしても「グループリーグ突破はあきらめてます」という気分から「日本はミステリー」と評されて、かえって「それもまた楽し」と変化していますから。
ただ「西野ジャパン3連敗」もあり得ることを考えれば、釈然としないままであることも確かです。
そんな中、あるコラムを見つけました。
「日本サッカー協会は正しいKPIを提示せよ」おそらく、このキーワードで検索すれば、村上アシシという人の5月1日付けのコラムがヒットすると思います。
「KPI」というのはビジネスマンであれば耳にしたことがあるキーワードで、このコラムの中で著者も丁寧に説明してくれているので、ぜひ全文お読みになっていただきたいと思います。
私が、このコラムで共感したのは、彼が最後のほうで「『もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」なんて言っていては、日本サッカー界の未来はない。JFAの意思決定プロセスが改善されるまで、我々サポーターも含め異を唱え続けていくことこそが、最終的に日本代表強化に繋がると信じている。』と述べていることです。
なぜなら、JFA現体制の最大の狙いが「『一般の人たちなんて、喉元過ぎれば熱さを忘れる』だから、ダイジョーブ」というところにあると思うからです。
冒頭の私の感覚などが、まさにそれです。もし、いま私がハリル監督解任劇のことを持ち出そうものなら「もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」と言われること間違いなしの状況にきています。このことがJFA現体制のもっとも望んでいる状況なのだと気づきます。
なかなかの曲者ですよね。並みの一般人にはとても歯が立たない人たちです。でも、このコラムの彼は「それでは日本サッカー界の未来はない。」と言っています。このような人たちの気骨に期待するしかないのかも知れません。
もう一つ、このコラムで注目したいところがあります。
彼が、最初のほうで、これまでのことを時系列的に振り返っている項目があるのですが、その最後の項目に「4月30日 セルビア人記者による電話独占インタビュー公開」というのがあります。
この「インタビュー公開」にリンクが張られていて、インタビュー全文を読むことができます。
その中に、記者がハリル監督に「霜田正浩氏(元技術委員長・現レノファ山口監督)がJFAを去り、その後、西野朗氏が後任に就いたことについてはどう思ったか?」と質問したところがあります。
ハリル監督は短くこう答えました。
「2つの派閥が争い、その結果、一方が勝利したということだ。」
ハリル監督が派閥争いの犠牲者になったという点については、私も5月11日の書き込みで、「4月17日毎日新聞東京運動部の大島記者の解説を紹介して「会長選挙の派閥争いに巻き込まれて・・・」と書き込みました。
私は「この会長氏は、つくづく派閥争いで物議を醸す人なのだなぁ」と嘆息してしまいました。
この会長氏の「光と影」。いずれ気骨のあるジャーナリストがつまびらかにしてくれることでしょう。
では、また。
私にしても「グループリーグ突破はあきらめてます」という気分から「日本はミステリー」と評されて、かえって「それもまた楽し」と変化していますから。
ただ「西野ジャパン3連敗」もあり得ることを考えれば、釈然としないままであることも確かです。
そんな中、あるコラムを見つけました。
「日本サッカー協会は正しいKPIを提示せよ」おそらく、このキーワードで検索すれば、村上アシシという人の5月1日付けのコラムがヒットすると思います。
「KPI」というのはビジネスマンであれば耳にしたことがあるキーワードで、このコラムの中で著者も丁寧に説明してくれているので、ぜひ全文お読みになっていただきたいと思います。
私が、このコラムで共感したのは、彼が最後のほうで「『もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」なんて言っていては、日本サッカー界の未来はない。JFAの意思決定プロセスが改善されるまで、我々サポーターも含め異を唱え続けていくことこそが、最終的に日本代表強化に繋がると信じている。』と述べていることです。
なぜなら、JFA現体制の最大の狙いが「『一般の人たちなんて、喉元過ぎれば熱さを忘れる』だから、ダイジョーブ」というところにあると思うからです。
冒頭の私の感覚などが、まさにそれです。もし、いま私がハリル監督解任劇のことを持ち出そうものなら「もう過ぎたことを蒸し返すのはよそう」と言われること間違いなしの状況にきています。このことがJFA現体制のもっとも望んでいる状況なのだと気づきます。
なかなかの曲者ですよね。並みの一般人にはとても歯が立たない人たちです。でも、このコラムの彼は「それでは日本サッカー界の未来はない。」と言っています。このような人たちの気骨に期待するしかないのかも知れません。
もう一つ、このコラムで注目したいところがあります。
彼が、最初のほうで、これまでのことを時系列的に振り返っている項目があるのですが、その最後の項目に「4月30日 セルビア人記者による電話独占インタビュー公開」というのがあります。
この「インタビュー公開」にリンクが張られていて、インタビュー全文を読むことができます。
その中に、記者がハリル監督に「霜田正浩氏(元技術委員長・現レノファ山口監督)がJFAを去り、その後、西野朗氏が後任に就いたことについてはどう思ったか?」と質問したところがあります。
ハリル監督は短くこう答えました。
「2つの派閥が争い、その結果、一方が勝利したということだ。」
ハリル監督が派閥争いの犠牲者になったという点については、私も5月11日の書き込みで、「4月17日毎日新聞東京運動部の大島記者の解説を紹介して「会長選挙の派閥争いに巻き込まれて・・・」と書き込みました。
私は「この会長氏は、つくづく派閥争いで物議を醸す人なのだなぁ」と嘆息してしまいました。
この会長氏の「光と影」。いずれ気骨のあるジャーナリストがつまびらかにしてくれることでしょう。
では、また。