「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

海外メディアが「日本代表はミステリー」だって、それもまた楽し。

2018年05月29日 21時09分22秒 | サッカー選手応援
「アメリカ『Yahoo! SPORTS』ではロシアW杯に出場する各国代表の分析記事を展開しており、現地時間24日にグループH、日本代表についても紹介した」という記事がネットで紹介されています。

その中で「日本はミステリー」だと分析しているそうです。この場合のミステリーとは、「西野ジャパンとしてチームが試合をしたことは現時点で一度もない。そのため、チームとしての考察も不可能だ」ということのようです。

でも、なぜか「それもまた楽し」という気分です。

分析記事では「組織が安定せず、日本がグループHで勝ち抜けると予想する人は最も少ないだろう」「グループH勝ち上がりの可能性は11.8%、32カ国の中26番目の力がある」と紹介しているが、結局のところ「現状の日本代表は本番を前に不明瞭な状態だとして、紹介さえも難しい」らしい。

ハリル監督のままだったら「グループH勝ち上がりの可能性は11.8%、32カ国の中26番目の力がある」という結論のままだったと思うが、監督が代わってミステリーゾーンに入ったとしたら、これほど楽しいことはありません。

結果的にグループリーグ敗退だとしても、それは織り込み済みであり、むしろ「さっぱりわからなくなった」と受け止めてもらったほうがいいのです。

よく相手を疑心暗鬼にさせると、思いがけない効果を生む可能性があるといいます。まさに今の日本代表はそう思われている可能性があります。

おそらく明日のガーナ戦を世界中のジャーナリストたちが分析の材料にすることでしょう。それしか判断材料がない唯一の場ですから。

そして「意外にいいかも」とか「やっぱりムリだわ」とか仕分けするのでしょう。たった1試合で仕分けされるのも酷な話です。当落線上にいる数人の選手たちにとっては確かに仕分けの場にされてしまうのですが、チームとしての戦い方は本番まで模索が続くでしょう。

国内のサッカーメディアは、選手の仕分け予想でもちきりです。「この日の練習では誰それがレギュラー組に入った、誰それは一度もレギュラー組に入っていない.etc」
明日ガーナ戦、そしてあさって31日16時、いよいよ23名の発表です。

いつもながらの悲喜こもごものドラマの日になってしまいますが、仕方ありませんかね。
では、また。