「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

幕末の偉人に学ぶ「サッカー文化」伝承͡子の生き方

2018年05月03日 21時52分57秒 | サッカー選手応援
私が「寝ても覚めても・・・」と枕詞をつけるほど入れ込んでいるサッカー(文化)ですが、ほかに「寝ても覚めても」というぐらいなのが「富士山好き」と「幕末維新好き」です。

ですから、今年のように明治維新150年であり、大河ドラマが「西郷どん」のように幕末維新ものが話題になる年は、退屈しない年とも言えます。

これまで長い年月、学校の勉強に始まり書物、テレビ、展覧会など、さまざまな機会に幕末維新の偉人たちのことを学んだつもりですが、まだまだ知らない偉人たちが多いことを、今更ながら感じます。

昨夜、NHK総合で「歴史秘話ヒストリア」という番組を見ました。テーマは「西郷隆盛の二人の上司」、幕末の薩摩藩の中心人物、島津久光ともう一人をとりあげていました。もう一人、桂久武という人のことは、初めて知りました。

ここでは、桂久武という人がテーマではないので、細かいことは別の機会に譲ります。私のイメージが変わったのは島津久光です。

これまで、西郷隆盛が「あなたのような田舎者は・・・・」と藩主以上の権力者・島津久光に向かって言い放ったり、逆に久光が西郷隆盛を島流し処分にしたり、不倶戴天の関係のように思っていた二人が、この番組では「西郷を厳しく育てた冷静な上司・久光」という視点で描かれていました。

そして、明治に入り島津藩を失って、一介の市井人となった島津久光が、黙々と取り組んだ事として歴史編纂の偉業を紹介していました。

私は、このことに惹かれました。権勢の座から滑り落ちた人間が、その後もしっかりと自分を律して何かに没頭し続けることは並大抵のことではありません。

ましてや、私などは別に滑り落ちるほどの権力も地位も手にしていませんので、自律を保つことは、さほど難しいことではありません。

問題は、島津久光候のセカンドライフのように、黙々と何事かに打ち込み続ける志があるのかどうかという点です。

島津久光候の編纂した歴史書は、地元の博物館に伝承されています。これからも連綿と受け継がれていくことでしょう。やはり書物に記録し残す作業に勝る伝承方法はないのではないかと気づかされます。

「サッカー文化フォーラム」主宰者として、日本のサッカー文化を克明に記録して100年先まで伝え引き継ぐということを、自らの生涯の務めと決めている私としては、これまで時代の要請である映像・画像を中心に記録を残す、記録保存の媒体もハードディスクなどだけを意識していました。

けれども、やはり文字を書き起こして書籍などにするという、古典的ではあるけれど、普遍的な方法で記録を残すことこそ大切なのではないかと再認識させられたのです。

もちろん映像・画像などの記録も必須です。要するに書物と映像・画像が相互に関係性をもって記録されればいいのではないでしょうか。

書物といっても、これからは電子書籍にすればいいわけで、そのある部分の書きぶりを映像で確かめられるよう、映像にリンクを張ってあり、クリックすれば映像を見られるといった作り方です。

これまで私は、インターネット上での公開ということにこだわって、動画も「you tube」に乗せることに腐心してきましたが、ネットに公開するという場合には必ず「権利の許諾」という壁にぶちあたってきました。

まずはclosedで文章も動画も画像も使いたいものは全て使って歴史書を作り上げること、そのことを最優先に、命ある限り黙々と続けたいと思います。

これが幕末の偉人から学んだ「サッカー文化」伝承子のこれからの生き方です。
私が「何をやりたい人間なのか」、たまたまこのブログを訪ねていただいた方には、わかりにくかったと思いますので、次の日の書き込みに飛んで読んでいただければ幸いです。

https://blog.goo.ne.jp/jsicfoot/m/201305

これは、いまから5年前、2013年5月のページですが、その中の5月21日の書き込みをご覧ください。タイトルが「HDD化作業、900本達成です。年間1000本が目前です。」となっています。
ここをお読みいただくと、この伝承子が何をしようとしているのか、少しはおわかりいただけると思います。

ちょうど、その日の書き込みには「あと5年程度のうちには、いろいろなことを進めて、形にしていきたいと思っています。」とあります。

5年たった今、なかなか形になっていないことを嘆くばかりですが、下を向いてばかりはいられません。昨夜見た幕末偉人の業績に少しでも感化され、生涯をかけていくことを誓うばかりです。

では、よろしくお願いいたします。
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サッカー番組のマドンナ「えみりぽ」さん

2018年05月03日 19時56分44秒 | サッカー選手応援
サッカー番組のことを取り上げるのはいつ以来かと思い、さかのぼってみましたら、2016年8月16日「いまも変わらぬ「スパサカ」と「やべっち」の楽しさ」について書いた時以来のようです。

その書き込みでは、最後に「各番組を盛り上げた女性陣も、いろいろな方々がいました。

それらの変遷をご紹介したいのです。いつ作業に取りかかれるか、まだ見当がつきませんが楽しみにしていてください。すごいお宝ページになりますので・・・。」と締めくくりました。

今回、その「各番組を盛り上げた女性陣」の一人に加わること間違いなしのマドンナについて書きたいと思います。

NHK-BS「Jリーグタイム」で、おじさんアナウンサーやおじさん解説陣の中で奮闘している中川絵美里さん。Wikipediaをのぞいてみると愛称は「えりみぽ」なんだそうです。番組でも彼女が現場リポートするコーナーのことを「えみりぽ」と呼んでいますから、そのまんまですね。

私が今回取り上げたのは、若いのにキチンと話せる人なので、「もっとどんどん話して欲しいのに」と感じる週と、「今日は積極的に話している、いいね」と感じる週があるからです。

この「Jリーグタイム」、サッカー番組の中では最長寿番組の一つです。番組のタイトルは時々変わりますが、要するに、その週のJリーグの試合ダイジェストを放送してくれるNHKらしい番組です。

この番組のポリシーだと思いますが、局アナと若いマドンナアナ、そして解説者(ほとんどの場合1名)で進行しますが、局アナは毎週入れ替わります。

何かローテーションがあって入れ替わっているのか、ランダムなのかわかりませんが、最近感じているのは、その、局アナのキャラしだいで、我らが「えみりぽ」さんの話の滑らかさ加減が変わるのではないかという点です。

局アナが自分でどんどんしゃべるタイプの日は「えみりぽ」の話す場面が限られ、局アナが「自分は一歩さがって「えみりぽ」を前に出そう」というタイプの日は「えみりぽ」がどんどん話している、そんな相関関係があるのでは、ということです。

まぁ、この番組について「こうあるべき」とか「こうあって欲しい」といった気持ちはサラサラないのですが、NHKの局アナのおじさん諸氏には、そういうふうに思われているかも知れないという意識は持っていて欲しいところです。

要するに「えみりぽ」さんは「ダブルメインキャスター」なのですか?「単なるアシスタント」ですか?という点が、相棒の局アナさんによって違っているように見えます、ということですね。

案外、NHKさんから「そのようにバラツキがあるほうが飽きないですし、そう思って局アナを配置しています」と言われるかも知れませんね。(?)

それはそれとして「えみりぽ」さん、サッカーどころの静岡県・清水のご出身、けど、ご家族が大の巨人ファンとかで、ジャイアンツのチアガール「読売ジャイアンツ・チームヴィーナス」で人気を博したことで、道が開けたみたいです。

結局サッカーどころの出身らしくサッカー番組のキャスターに起用されるのも縁なんですね。これら皆、Wikipediaからもらった情報です。あしからず。

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「ハリルホジッチ監督の痛恨」、心を寄せてあげるぐらいしかできないけれど。

2018年05月03日 18時49分30秒 | サッカー選手応援
ハリルホジッチ監督が突然解任されてから、まもなく1ケ月になります。

今は前監督と呼ばなければなりませんが、先月27日に会見を開き「日本サッカー協会はどうか真実を語ってください」と繰り返しました。

私の場合、ハリル監督で臨むロシアW杯は、良くても1分2敗、おそらく3戦全敗ではないかと見ており、ほとんど、あきらめていました。

田嶋会長は数%でもいいから確率をあげたいと解任・交代の理由を語っていましたが、それは方便でしょう。川淵名誉会長は「余程のことがない限りこの種の決断は出来ません。だから説明出来ない余程のことがあったのでしょう」と推し量っておられました。

ハリル前監督の会見をスカパーがノーカットで放送してくれましたので見ました。いろいろなことがわかった会見でした。

ハリル前監督にとって、ロシアW杯で指揮をとる機会を奪われてしまったことは、痛恨の出来事になったようです。今の時期の解任は、他の代表チームから声がかかる可能性がゼロを意味しますので。彼の人生における最大の痛恨事だったかも知れません。

「後悔先に立たず」とよく言います。サッカー協会にそうさせてしまったのは、ここまでの半年間のハリル監督のチーム作りと戦績の結果ですから、仕方ありません。私でさえ「これではW杯は良くても1分2敗、おそらく3戦全敗」と思うのは、この半年を見てきた結果だからです。

特にE-1大会(東アジア選手権)の韓国戦の結果は相当マイナスに働いたと思いますが、ハリル監督は、この半年の戦いのうち、ブラジル戦、ベルギー戦、マリ戦、ウクライナ戦について、それぞれ意味があったという趣旨の話をしていましたがE-1について一言も触れませんでした。

このことが不思議です。日本人ならば日韓戦がハンパない意味を持っていることぐらい誰でも知っています。ましてや代表チームでそれが語られないはずがないのに、ハリル監督は一言も触れなかったのです。

これを聴いて私は「ハリル監督は嵌められたのではないか」「日韓戦について準備もせずに試合に臨むよう、仕組まれたのではないか」と思うほどでした。

それにしても、今回の解任方法には「リスペクトのかけらもなかった」ように思います。まるでカズ選手が岡田監督から外された時のような感じがちょっとだけしました。

けれども、私には、ハリル前監督がW杯で指揮をとれなくなった痛恨の不運に思いを馳せ、その思いに心を寄せてあげるぐらいしかできないのです。

誰かが「サッカー協会もスポンサーの不満を抑えきれなくなったのでしょう」と解説していました。サッカー協会は、このあとも決して真実を語ることなどないでしょう。そういうところですから、あそこは。

アジア予選突破という、動かしがたい功績はあったのですが、それを一顧だにしないリスペクトのないやり方で解任しました。

カズ選手の名前がでたところで、私の究極の仮説をご披露しましょう。実は、新体制で「カズ選手をW杯代表23人のメンバー入りさせるのが究極の目的」なのです。

ハリル監督ではカズ選手がW杯代表の23人に入る可能性はゼロなので、後任に日本人監督しか選択肢のないもこのギリギリの段階で解任した。これが真相なのです。

こんな仮説が拡散したら、さぞ話題沸騰でしょうねぇ。フェイクニュースですからね、フェイクニュースです!!

ハリル前監督解任に絡むお話し、ここらでお開きにしましょう。
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欧州7大監督にユルゲン・クロップ、当然入れるべき業績です。

2018年05月03日 17時51分01秒 | サッカー選手応援
ちょうど1年前、2017年5月3日の書き込みテーマは「欧州5大監督時代が8大監督時代に入るか注目です。」でした。

その書き込みであげた5大監督とは、グアルディオラ(44)、モウリーニョ(54)、アンチェロッティ(57)、アントニオ・コンテ(47)、ディエゴ・シメオネ(47)の5人でした。

そして加えましょうかと提案した3人は、ジネディーヌ・ジダン(44)、アッレグリ(49)、ルイス・エンリケ(46)でした。

このうち、カルロ・アンチェロッティとルイス・エンリケが、どうやら充電中のようで17-18シーズンを終えようとしています。

他の6人は、いずれも名将にふさわしい指揮ぶりです。その6人に加えて、今回は「欧州7大監督」ということで、リパプールを見事、欧州CL決勝に導いたユルゲン・クロップ監督(50)を加えなければなりません。

クロップ監督については、おそらく玄人肌のサッカーウォッチャーさんにすれば「何を今ごろ話題にしてるの?」とバカにしたくなるほど周知の監督なのでしょう。

何せ、香川真司選手が最初に所属した時のドルトムントの監督で、香川選手がマンUに移籍したあとの12-13欧州CLでは決勝に進出しているのですから「何を今さら」かも知れません。

そして、その当時から駆使してきた戦術が「ゲーゲン・プレス」と言うのだそうで、ある意味、ハリルホジッチ監督がしきりに言っていた「ボールを奪ったら縦に早く」も、その流れを受けた戦術なのでしょう。

そういえば、リバプールと準決勝を戦ったASローマの監督が試合後会見でこんなことを言ってました。「所詮サッカーはマッチアップで成り立っています。そこで勝てなければ試合には勝てません」と。

これって、まさにハリル監督が力説していた「デュエル」のことですよね。リバプールとローマの準決勝は「デュエル」と「縦に早く」まさに現代サッカーのキーワードがぎっしり詰まっていたということのようです。

ローマの話が出たところで一つ脱線します。試合の実況アナウンサーが「ローマも敗れたとはいえ、セリエAから出場したユベントスやナポリよりも上まで勝ち上がり立派です。長年、胸スポンサーが決まらなかったのが、決まったようですし・・・・」とコメントしました。

これって驚きです。セリエAほどの名門チームでもスポンサーに事欠くことがあるんだということです。

クロップ監督について、もう一つ驚愕することがあります。それはドルトムントでレバンドフスキ、リパブールでサラー、それぞれを大化けさせてナンバーワンストライカーと呼ばれるほどにしたことです。

それを「育てた」と表現していいのかどうかわかりませんが、少なくとも「ナンバーワンストライカーにした」という事実はあります。

これが何故なのか、単なる偶然ではなく発掘して使う、目利き力によるものではないのか、と思うわけです。

いずれにしても、今シーズン、つまり17-18欧州CLの決勝に名門リバプールを導いたのですから、もう十分に「欧州7大監督」のメンバーと言えるでしょう。香川真司選手は、すごい監督さんのもとでプレーしていたのですね。

さて、また1年後、「欧州7大監督」には変化があるでしょうか。楽しみです。
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