「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

「ハリルホジッチ監督の痛恨」、心を寄せてあげるぐらいしかできないけれど。

2018年05月03日 18時49分30秒 | サッカー選手応援
ハリルホジッチ監督が突然解任されてから、まもなく1ケ月になります。

今は前監督と呼ばなければなりませんが、先月27日に会見を開き「日本サッカー協会はどうか真実を語ってください」と繰り返しました。

私の場合、ハリル監督で臨むロシアW杯は、良くても1分2敗、おそらく3戦全敗ではないかと見ており、ほとんど、あきらめていました。

田嶋会長は数%でもいいから確率をあげたいと解任・交代の理由を語っていましたが、それは方便でしょう。川淵名誉会長は「余程のことがない限りこの種の決断は出来ません。だから説明出来ない余程のことがあったのでしょう」と推し量っておられました。

ハリル前監督の会見をスカパーがノーカットで放送してくれましたので見ました。いろいろなことがわかった会見でした。

ハリル前監督にとって、ロシアW杯で指揮をとる機会を奪われてしまったことは、痛恨の出来事になったようです。今の時期の解任は、他の代表チームから声がかかる可能性がゼロを意味しますので。彼の人生における最大の痛恨事だったかも知れません。

「後悔先に立たず」とよく言います。サッカー協会にそうさせてしまったのは、ここまでの半年間のハリル監督のチーム作りと戦績の結果ですから、仕方ありません。私でさえ「これではW杯は良くても1分2敗、おそらく3戦全敗」と思うのは、この半年を見てきた結果だからです。

特にE-1大会(東アジア選手権)の韓国戦の結果は相当マイナスに働いたと思いますが、ハリル監督は、この半年の戦いのうち、ブラジル戦、ベルギー戦、マリ戦、ウクライナ戦について、それぞれ意味があったという趣旨の話をしていましたがE-1について一言も触れませんでした。

このことが不思議です。日本人ならば日韓戦がハンパない意味を持っていることぐらい誰でも知っています。ましてや代表チームでそれが語られないはずがないのに、ハリル監督は一言も触れなかったのです。

これを聴いて私は「ハリル監督は嵌められたのではないか」「日韓戦について準備もせずに試合に臨むよう、仕組まれたのではないか」と思うほどでした。

それにしても、今回の解任方法には「リスペクトのかけらもなかった」ように思います。まるでカズ選手が岡田監督から外された時のような感じがちょっとだけしました。

けれども、私には、ハリル前監督がW杯で指揮をとれなくなった痛恨の不運に思いを馳せ、その思いに心を寄せてあげるぐらいしかできないのです。

誰かが「サッカー協会もスポンサーの不満を抑えきれなくなったのでしょう」と解説していました。サッカー協会は、このあとも決して真実を語ることなどないでしょう。そういうところですから、あそこは。

アジア予選突破という、動かしがたい功績はあったのですが、それを一顧だにしないリスペクトのないやり方で解任しました。

カズ選手の名前がでたところで、私の究極の仮説をご披露しましょう。実は、新体制で「カズ選手をW杯代表23人のメンバー入りさせるのが究極の目的」なのです。

ハリル監督ではカズ選手がW杯代表の23人に入る可能性はゼロなので、後任に日本人監督しか選択肢のないもこのギリギリの段階で解任した。これが真相なのです。

こんな仮説が拡散したら、さぞ話題沸騰でしょうねぇ。フェイクニュースですからね、フェイクニュースです!!

ハリル前監督解任に絡むお話し、ここらでお開きにしましょう。

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