「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

本田、香川そろい踏み、悲しみのPart.2

2015年01月24日 18時24分12秒 | サッカー日本代表
今朝のスポーツ4紙の1面は、すべて、アジアカップ準々決勝の敗戦を伝えている。

4日前のグループ第3戦、ヨルダン戦で本田選手と香川選手が得点をあげたことで、翌日のスポーツ紙は、すべて1面トップにこの勝利をもってきたが、2紙は本田選手を見出しに、2紙は香川選手を見出しにした。それを、私は「本田、香川そろい踏み」と表現して、紙面の画像をつけた。

そして、今朝、3日前と同じ「本田、香川そろい踏み」となったのだが、なんとも切ないそろい踏みだった。ご存知のとおり、PK戦となって、その二人がPKを外したのだ。





スポーツ紙の見出しもふたたび「そろい踏み」となったが、悲しみのPart.2となった。今回は、本田、香川を大きな見出しにしたのが2紙、あとの2紙は本田、香川を小さな見出しにしてアギーレを大見出しにした。

アギーレを大見出しにした2紙のうち、スポーツ報知は、3つの「まさか」を絡めていた。本田、香川がまさかのPK失敗、1996年以来まさかの8強止まり、そして大仁会長がまさかのアギーレ続投明言、というわけだ。

このうち、大仁会長がまさかのアギーレ続投明言には、私もまさかと思った。
もちろん、アギーレ監督の力量は私も感じている。1月20日の書き込みでも述べたように「守備の整備」をキチンとチーム作りに落とし込んでいるのが、よくわかる。

しかし、この続投明言はどうだろう。当事者責任を放棄していると受け止められる、そう感じないのだろうか?

以前から、このブログでも時々皮肉を言っているが、マスコミや一般人が何を言おうが、痛くも痒くもないのではないか。決める権限を自分たちが握っている、その点は滅多なことで揺らぐことがない。そう思っているのではないか。

この人たちは、世論がスポーツ紙や専門誌だけで騒がれているうちは、痛くも痒くもないと考え、新聞の一般紙やテレビが取り上げる騒ぎになるのは恐れている。これも前に書いたことがあるが、そうなると役所や国会筋が問題視する可能性が高まるからだ。なので、そこまで騒ぎが大きくなる可能性があるかどうか、だけは常に神経を使っている。

まぁ、アギーレ監督については、八百長問題の状況をみながら、そこまでの騒ぎになるかどうかだけを考えていくのだろう。スポーツ紙の記者の皆さん、系列の一般新聞紙とも連携がとれるかどうかでしょうね。

それともう一つ、肝心なことだが、アギーレ監督の疑惑が早く晴れて「八百長問題の」という枕詞がつかないようになることも願っている。果たしてどうなることやら。




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