「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

本田圭祐選手のキャリアがピークから下降局面に入った日として記憶されるでしょう

2015年01月23日 22時57分24秒 | サッカー日本代表
アジアカップ準々決勝日本vsUAE戦、PK戦の末、日本の戦いが終わりました。
PK戦で本田圭祐選手と香川真司選手が外したのですから、敗戦は必然といえるでしょう。

この試合は、長らく日本代表の絶対的エースとして、日本代表ファンの多くが認める存在だった本田圭祐選手のキャリアがとうとうピークを過ぎて下降局面に入っていることを、いやがうえにも知らしめる試合でした。

もちろん、この大会に入ってから本田選手自身も認めているように、どうも、これまでの本田選手とは違う出来でした。私たちはそう簡単に認めたくないもので、単なるコンディション不良ぐらいに考えたかったわけですが、やはりこういう結果が出てしまえば、一つの時代の終わりを受け入れなければなりません。

これでアギーレ監督が、監督を続けることは100%なくなりましたから、次の監督は、次のワールドカップアジア予選を見据えたチーム作りをすることになります。

これは容易なことではありません。誰を軸に据えるか、まったく展望がないからです。本来なら本田圭祐選手の次は香川真司選手でいきたかったところですが、彼も代表落ちの可能性があります。

近年では、ジーコ監督がドイツワールドカップで惨敗して、中田英寿選手が引退し、2007年アジアカップでも準決勝敗退に終わった時期と似ている感じです。あのときは2010年を見据えてオシム監督が微動だにしないチーム作りを進めましたが、アジア出場枠4.5の恩恵をかなり受けた感じです。

今回のアジアカップを見ていると、日本を破ったUAEを始め、オーストラリア、韓国などが順調に若返りを図っており、次のワールドカップアジア予選で選手層をピークに持っていけそうです。そこに出場枠減があったりすると、日本はかなり厳しい立場になる可能性があります。

そこで頼りになるのが監督です。正直なところ、日本代表監督は2002年の韓国代表監督フース・ヒディングのような頼りになる監督には、まだ恵まれていません。イビチャ・オシム監督が健康だったなら、といっても始まりません。

日本代表が生きるも死ぬも、次の代表監督選びにかかっていますが、肝心の協会が頼りになりません。果たしてどうなることやらです。

本田圭祐選手のキャリア下降線を考えると、どうしても日本代表の今後、そして代表監督選びに話しが行ってしまいます。

おそらく、明日から、サッカー関係者そして多くのサポーターたちの間では、その議論が沸騰するでしょう。

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