「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

スポーツ紙、見出しはカズでなく、どうしても本田か

2015年01月18日 22時32分29秒 | サッカー情報
昨日の書き込みで、阪神淡路大震災チャリティマッチでのカズ選手2ゴールとカズダンスパフォーマンスがテレビでも取り上げられたことから「明日のスポーツ紙の1面トップはカズかな」と締めくくったが、今朝、サッカーを1面トップにもってきてくれたスポニチとスポーツ報知の2紙、いずれも見出しは「本田」だった。

私たちが何を言っても、変わらないのだろうが、要するに「カズでは売れない、サッカーなら本田しか売れない。野球、錦織、競馬、サッカー、その他のうち、明日のトップをサッカーで行くなら見出しは本田しかない」という考えが見え見えだ。

ちょうど同じ豪州で、テニス錦織選手の全豪オープンが始まるのとセットの見出しにしてある。どちらかというと本田と錦織のダブル見出しかも知れない。

それで本当にいいのだろうか? 「明日はカズではないのか、カズでは本当に売れないのか」そういう議論は出ないのだろうか? それとも編集デスクの鶴の一声なのだろうか?

私は、一般市民の目線で見た読者感覚からずれていると思うが、どなたか、そのへんの業界事情的なことがわかる方からコメントをいただければ幸いだ。

ちなみに、カズ選手は、スポニチでは5面に大きく、スポーツ報知では2面に小さくという扱いだった。一般市民目線での感覚についても、これをお読みになった方からコメントをいただければと思う。

せっかく1面トップにサッカーを持ってきてくれた2紙に対する感謝の気持ちは、いささかも変わらないし、上げ足取りみたいな議論で申し訳ない気持ちもあるが、かといって遠慮するのも何かと思う。

よくマスコミの論調に「マスコミが委縮して自己規制してしまうのは自殺行為だ」というのがある。まぁ、それにならって、一つの議論のネタにしたい。


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