「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

4ケ月ぶりにスポーツ4紙1面トップそろい踏みです。明日の1面はカズ?

2015年01月17日 19時34分41秒 | サッカー情報
昨日、アジアカップグループリーグ第2戦、イラク戦に勝利した日本、今朝のスポーツ紙は主要4紙とも、1面トップにその記事をもってきました。(4紙だけではなかったのですが)

1月10日の書き込みでもご紹介しましたが、アギーレ問題でスポーツ紙のうち3紙がトップに持ってきた日は何日かあったのですが、4紙まではなかなかいきませんでした。

一応、当サッカー文化フォーラムが継続チェックの対象にしているスポーツ紙は、日刊スポーツ、スポーツニッポン、サンケイスポーツ、スポーツ報知の4紙です。



では、どれぐらい久しぶりかといいますと、前回4紙そろい踏みだったのは、昨年9月6日(土)です。では、この前日の話題は何だったか覚えていらっしゃいますか?

実はアギーレ監督としての初戦、ウルグアイ戦のニュースでした。試合は0-2で負けたのですが、一応、初戦ということで各紙とも本田の写真をつけるなどして「よいしょ」的な論調でした。

それ以来、4ケ月以上、4紙そろい踏みがなかったのです。まぁ、ここしばらくはアギーレ問題が絡んでの論調になるでしょうから、少し複雑ではありますけど。

ちなみに、画像につけた4紙のうち、最後のスポーツ報知だけは、画像の下に英単語らしき活字が映っています。新聞を二つ折りにして写したので下が切れて申し訳なかったのですが「TRUST!!」と印刷されています。

記事によれば「試合後、外国メディアから英語で矢継ぎ早に(アギーレ問題について)質問が飛んだ。エースは表情を引き締めて言い放った。『TRUST!!(信頼している)』。指揮官を信じ、自身のゴールと日本の勝利を疑わない、決意表明だったのかも知れない。」とあります。

読者をこの本文まで誘導した、この見出しは出色の出来です。外国メディアは容赦してくれません。そんな中で、メディアを黙らせる的確な対応ができる本田圭祐選手は、ただの選手以上の価値を持っています。

そのことを、この記事は伝えてくれていますし、この見出しがそれを可能にしています。当「サッカー文化フォーラム」がスポーツ紙を大切にしているのは、それぞれの紙面に、それぞれの思いが込められていることを知っているからです。


ところで、ガラリを話題を変えますが、アギーレ監督の初戦が昨年9月5日だったと書きましたが、今日たまたま、トルシエ監督の初戦という映像をビデオテープからパソコンに取り込みました。1998年10月28日に行われたエジプト戦です。

この試合は1-0で勝利したのですが、なぜ、この試合のことを書きたかったかと言いますと、試合後の監督インタビューで通訳していたのが、おなじみのフローラン・ダバディ氏ではなかったからです。

つまり、ダバディ氏が最初から通訳として前面に出ていたわけではないということに気付いたからです。ちなみに、この時の通訳は日本人でした。おそらく協会が手配した方でしょう。まぁ、どうでもいい雑学かも知れませんが、トルシエ監督とフローラン・ダバディ氏のコンビは、日本代表史の中でも、研究に値するコンビだと思うので取り上げました。

今日は、1995年の阪神・淡路大震災から20年、チャリティマッチが神戸で開催され、キング・カズが2得点で、カズダンスも2回披露とのこと。絵になり華がある選手がヴィッセル神戸に在籍経験があるというのも、主役の主役たる所以です。明日のスポーツ紙は、何紙がカズを1面にもってきてくれるでしょうか?


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