「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

横浜Mリーグ制覇、文句なしの帰結

2022年11月06日 20時14分41秒 | Jリーグ・三大タイトル
昨日、11月5日(土)、今シーズンJ1リーグ、最終34節まで決まらなかった優勝争いは横浜Mが勝利。文句なしの帰結となりました。

リーグ最多の得点力、最小失点の守備力、どれをとっても文句なしという内容です。
クラブの方針、監督の手腕、選手の活躍、いろいろな要因分析は専門家にお任せします。

当ブログは、さる10月13日と16日の書き込みで、32節と33節の間の16日間の休戦、33節と34節の間のカタールW杯日本代表発表という出来事が、横浜M、川崎Fに与える影響について指摘しました。

果たしてかな、16日間の休戦の結果、横浜Mは、それまでの連敗の悪夢からすっすり覚めてチームが元通りになりました。

また最終節、相手の神戸は、エース・大迫勇也選手がカタールW杯日本代表に漏れてしまいモチベーションの維持が難しい状況での試合となりました。

明らかに、16日間の休戦とカタールW杯日本代表発表が、横浜Mに味方しました。これも含めて今シーズンは横浜Mが制覇する運命(さだめ)にあったと言えます。

川崎Fは、最終節まで勝負の行方を延ばしたことで十分健闘しました。けれども、いかんせん戦力的には限界だったと思います。

鬼木監督は6シーズン目にして初めて無冠に終わったそうですが、逆に5シーズン連続でタイトルをとり、うち4シーズンはリーグ制覇、これがもし、今回3連覇できたとすると、6シーズン連続タイトル奪取という、とてつもないことになっていました。

「それは、いくら何でも虫が良すぎます」とサッカーの神様がお止めになったのだと思います。

横浜Mはケビン・マスカット監督が連覇を目指すことに疑いの余地ありません。では川崎Fが、どのように立て直すのか気になります。

あの、目にも留まらぬ高速パスを連続して相手ゴール前を混乱に陥れるサッカーと堅いディフェンスの安定した試合運び、また見られるのか、もう懐かしむだけのことになるのか、です。
やはり前者の川崎Fが戻ってくることを切望して止みません。

さぁ、いよいよカタールW杯です。代表が集まる期間が短く、シーズン的にもイレギュラーな大会期間設定が、一体、どのチームに幸運をもたらすのか、読めない大会とも言えます。

森保監督が掲げた「ベスト8以上、いままで見たことのない風景を見る」目標も、指揮官の不退転の決意としてリスペクトしたいと思います。

私たちは「信じて応援する」。いままでのW杯と同様、この強い気持ちで迎えたいと思います。


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