「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

日本代表発表の日に韓国サッカーとの差を思う

2022年11月01日 15時44分14秒 | サッカー日本代表
本日11月1日、2022カタールW杯日本代表の発表会見が行われました。誰が入っても誰が落ちても議論になりますので細かいことは触れないことにします。

ただ、森保監督が記者団の質問に答えて「FW陣にはW杯経験者が一人もいないが、彼らが、このW杯で何かをやってのけたいという野心を持っており、それに期待したい」と述べました。

まさに、そのとおりだと思います。当ブログでは以前から、守備陣がベストコンディションで臨めば、持ちこたえる可能性はあるので、あとは前線の誰かが、あっと驚くようなことをしてくれることを期待するしかありませんと、考えています。

まさに、未知数の選手でも構わない訳で、当プログでは、その可能性を持った選手の一人として鹿島の鈴木優磨選手をあげていました。この選手が森保監督の選択基準に入っていないようだということは分かっていましたので、選出可能性はないと思っていましたけれど・・・。

まぁ、あとは初戦、23日(水)のドイツ戦を待つことにしましょう。

一方の韓国、当プログは、ソン・フンミン選手がプレミアリーグの得点王に輝いたことに大変な衝撃を受けています。

世界のFWのトップクラスになったということです。
このニュースに接して、つくづく思うのは「韓国サッカーはどこまで行っても日本サッカーの先を行ってるなぁ」ということです。

かつてパク・チソン選手がマンチェスターUで欧州CL制覇メンバーになった時も同じ思いでした。
それから約10年、欧州でプレーする日本選手が増えて、ずいぶん心強く感じていたところに、韓国選手は欧州トップリーグの得点王です。日本が肩を並べる道のりや、まだまだ遠しといった感があります。

Jリーグでプレーしている韓国選手のうちGKの選手が多いことにも注目しています。韓国サッカーではFWとGKがよく育っているということでしょうか?
それは日本サッカーの弱い部分と一致しています。

日本サッカーでは中盤の選手がよく育っていると思われますから、その部分では韓国サッカーの上を行っているのでしょうか。よくわかりません。

今回のカタールW杯、日本は大変厳しいグループに入りました。韓国はポルトガル、ウルグアイ、ガーナと同組のようです。日本の組ほどのビッグネームはないにしても、そう簡単ではなさそうですが、ソン・フンミン選手たちが活躍すればグループリーグ突破は十分可能性を感じます。

2002年日韓大会以降の3大会は、なぜか韓国の成績も日本と歩調を合わせてくれたかのような成績でした。前回2018年ロシアW杯では、日本がグループリーグ第3戦を、うまく戦い切り決勝トーナメント進出を果たしましたが韓国はグループリーグで敗退しています。

W杯で韓国の上を行く成績を残したのは、このロシアW杯が初めてでしたが、今回はまた韓国が日本の上を行き、しかも決勝トーナメントでも勝ち上がるかも知れません。

けれども今回はそうなっても、妙に納得が行くかもしれません。それほどにソン・フンミン選手の得点王と日本で活躍するGKの多さ、すなわちGK王国といってもいい状況はインパクトが大きいことです。

そんなことを思いながらカタールW杯を迎えたいと思います。

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