雪国の子供達の遊び

－8度
シルカの次男のマッティーは学校から帰ったらスグに近所の同級生と一緒に近くの丘のスキー場へスキーに出かけます。5時から8時までスキーをします。
シルカが3時間後にお迎えにいくまで滑るそうです。
私も車でシルカについてスキー場へ行きました。ヨチヨチ歩きの子供もスキー靴を履いてお父さんと一緒に可愛らしい！です。

サムリの息子のベッカはアイスホッケーが大好きです。フィンランドはアイスホッケーもスキーのジャンプもオリンピックのメダル圏にいつも入っていて強いのは子供の頃からの遊び感覚から来ているんですね。
雪国の美しい景色を見ながらお茶を飲み、シルカの夢を聞きながら一日ゆっくり過ごしました。

ラップランドのサム族

－8度
バルカオスからユバスクラへ、フィンランドは日本と同じ大きさで、人口5百万です、その中にサム族1万人弱が北のラップランドに住んでいます。
サムリが言うには、はじめは中部フィンランドに住んでいましたが、最北のラップランドまで、他から入って来た民族に追いやられました。サム族は目が青く色白ですが、髪は黒々しています。日本の縄文のアイヌと同じ運命のようです。
今でもティピーテント生活をしている人がいます。
ラップランドのオーロラは美しく神秘的です。私も1０年前ラップランドを訪れ、その時に最北のラップランドの認定書をもらいました。
真っ暗な暗闇の中に真っ白な雪の中をソリに乗りサンタクロースがプレゼントを世界中の子供達に配るというスタートがラップランドです。

最後のワークが追加され、縄文ストレッチインストラクターを週末の土、日、二回とあと一回アンコールデモンストレーションに20人の参加者が来るそうですので、この旅の最終日までワークをします。寒いというだけで体力が消耗するのがわかりました。体調管理をしっかりして頑張ります。

バルカオスの最後のワーク

－15度
サムリの生徒のカリーが経営するヨガスタジオで心導ストレッチデモがありました。一部に女性9人参加、二部に男性4人参加、女性と男性を分けたストレッチクラスは始めての体験でした。
カリーは昨夜のサムリの心導アシスタントですが、気功、ヨガ、フィンランドのトラディシュマッサージオフィスを夫婦で経営していて、このユバスクラでは有名です。
最近心導のテクニックをマッサージに付け加えたり、気功に心導のストレッチを取り入れたりするのが流行しています。
私のワークには今回はプロの人が多かったのは、そういう理由がありました。
ユバスクラのシルカの家へ明日帰ります。
日曜日の縄文インストラクターの勉強会を一回残すところへ来ました。
2ヵ月滞在は結構長いなぁ！と感じます。
フィンランドにずうっと住んでいるという気になり、フィンランド人の中にいるのにも違和感がなくなりました。
バルカオスまで来ると日本人が少ないせいか、通リすがりの人が笑いかけてくれます。

サムリの多才な才能

－17度
サムリ経営のホテル‘フジオレピス‘のスパで心導ストレッチコースとアシスタントインストラクターコースが開かれ合計１9人の参加者がありました。男性が多く、スポーツトレーナー、空手、ヨガ、ダンス、マッサージ、ボクシング、フジオセラピストなどプロの人がほとんどでした。
ユニークな日本人の体の動きが西洋人のニューメソットとして注目されて来ましたね。
レクチャーとボディーワークを分けてやるのはサムリの分析好きの発想。
レクチャーだけの話は苦手ですが、日本伝統の動きのユニークな話とサウンド、リズムを増永先生の14経絡とサイコロジーの理論を交えて話たら、質問が一杯でました。

質問ー「何故一所だけしか押さえないのか？」
答ー「ビギナースですから、一箇所を押さえジィット待つという方法をまず会得します。体をリラックスさせて人に触れる方法を体感覚で覚えて、それから次の段階に行きます。副交感神経優位に持って行きます。ピアノのお稽古も、はじめは大切！ピアノのキィーの触れ方をまず勉強するですょう。それと同じことです」。

「頭で考えるよりボディータッチが重要！ゲループワークの醍醐味を体で感じて帰ってください、」と。
男性が半分以上参加のワークは理論が必要だと云う事です。
私の下手な英語を旨くサムリがフィンランド語に通訳してくれ、何とか通じましたが、レクチャーも数多くやるうちに上手になって行くものですね。

以外！サムリはアフリカケープタウンの大学時代‘ユースアネージア‘バンドのロックミューシャンとして有名だった話を知りました。当時の新聞記事やハンサムな写真、テープを聴き、夕食後ギターを弾きましたが、その腕前は落ちていなくてビックリしました。
彼に音楽の才能がある事を始めて知り、カルチャーショックを受けてしまいました。
縄文ロックフエスティバルで演奏してもらいたいですね。
『年取ったからイヤだ！」とか言っていましたが、「ブースを張って子供達と一緒に楽しもうか！」と。
彼はケープタウン大学の後、サンフランシスコのバークレー大学と、弁護士事務所で実績を積んだあとフィンランドに戻りましたが、「弁護士の仕事はあまりしたくない！人々の幸せの為、自分の家族の為、将来は家の前の土地を使い自給自足の生活に切り替える」と。
ヒーリングも音楽と一緒のタッチが必要！ギターを持ち出し説明しました。
ロックバンドから弁護士、空手5段と経歴の彼は日本の大フアン！

「フィンランド人とエストニア人にとって倉富は重要人物です。」と言ってくれました。
サムリと色んな話が出来て良かったです。

サムリの家でアニメを楽しみました。

－17度
サムリの息子のベッカのアニメの‘ゲド戦記‘を見て今時の進化途上の子供達の心の葛藤などを垣間見た気がしました。竜神が映像の始まりに登場！
自分の中の二つの心の壮絶な戦いなど描かれていて、人の心の光と闇を音楽が微妙なタッチでアニメに力をつけています。
サムリが言うには、「アメリカ映画は表現や映像は派手目で綺麗だが、日本のアニメのように心に来ない。」と。
日本のアニメの始まりは予算の関係で映像の動きが少なく、旨く表現する為に文楽の動きをまねて作ったそうですが、日本伝統的な動きが魂を揺さぶる動きのアニメに出来上がったのでしょう。西洋の人形劇は上から吊り動かしますが、日本の人形劇は下から動かします。
‘ゲド戦記‘にはヨーロッパの伝統楽器に日本人の心を入れた新しき音楽がアニメを導く役割を果たしています。音楽の素晴らしさを改めて感じました。
遊びの中で今時の子供達の感性は磨かれて行くのでしょうか。
日下公人氏の30年後‘世界は日本化する‘という本を読みましたが、アニメからも始まっていますね。

バルカオスへ

－18度
ユバスクラでＤｎａメソットのワークの後にバルカオスのサムリの家へ来ています。ワークでシルカ達にエスト二アの報告をしたらみんな喜んでくれました。
シルカはやる気満々！ユバスクラのノキヤがドイツに移るので、250人の社員が居なくなりユバスクラの経済が落ちるが、縄文心導コミニュティを作り、ユバスクラで頑張る！と燃えています。
サムリの家は1880年にお母さんのお爺さんが建てられて家で、アレジーが治るくらいエネルギーが良い家とか。サムリもこの家で生まれたので、ここが自分の一生の棲家と。自宅の前に公園を作り、近所の子供達にプレゼントしたり、やることが大きいです。この家にもありましたねェ、息子のベッカ〔1０歳）の日本アニメが10本以上。
サムリは縄文心導コミニュティを作るためシルカの手伝いをしてくれています。国際弁護士、フィンランド空手の審査員、ホテルのスパの経営、縄文心導協会の相談役や、本の出版もエスト二アに続きフィンランドでも出版する用意をしてくれて本当に有り難いです。
明日はミーティング、国際弁護士を囲んで縄文心導ミーティングが出来ることは、素晴らしいです。
きちんとビジネスライクの話が出来るのは安心ですね。

縄文ロックフエスティバルは盛大なプランが作られているようで、日本の皆様にも参加して頂きたいそうです。

ラウリーの始めてのアシスタントコース

縄文心導を日本で6ヶ月修行した成果が出ています。4人が参加されていました。
女性3人そのうちの一人が女医さんでいろんな質問されました。ＤＮＡにもくわしく,私達も勉強になりました。19歳のピトロス（１９才）はオルガン奏者で音楽学院の生徒，アクターのような綺麗な顔した彼は、お母さんがグリース人〔中部ヨーロッパの小国）、お父さんがフィンランド人、将来はオーケストラで弾きたいと夢があり、「日本の江戸は徳川ですね。三味線、琴、太鼓などの音に興味があります。心導は思ったより良かったので続けてやりたい。気持ちよいです。3月に塚田さん後藤さんとワークするのを楽しみにしている」と。インストラクターは教えるだけではなく、人を集めてくる仕事もあります。ラウリーは運が良くて、人に恵まれて良かったです。教えることで人間的に成長するので、頑張って下さい。
夕方列車でハメリナから特別参加したレーナと一緒にユバスクラへ。


シルカが駅までお迎えに来てくれました。歩く姿が弁慶のようにみえました。

アートで癌を克服

ミンナのお母様〔75歳）は抽象画家です。そのアイデアがユニークで、説明を受けて、成る程！絵を4ッに切り取り貼り付けられていて、横縦、上下と見る位置を変えると絵が別のものに見えてきます。人間の体も同じようにして四つに分けてみると肉体と魂が別々の動きをしているのが分かります。
お母様は癌を3回克服されています。19年前に乳癌8年前に大腸癌5年前にミケンの所に癌のシコリが出来ました。2年前にご主人が亡くなり、その時に絵の描き方を変え、四つに分ける画風にし、苦しみを克服されたとか。
芸術の感動！がＤＮＡの四本の流れを変え、がん細胞を消したと思うことができます。昨日は取材が入っていたそうです。
アトリエにある絵を一枚プレゼントして下さいました。
ワークで紹介したいです。
ボデーワークや心理学の治療にも使えそうです。
素敵な家族に癒されました。

フィンランドで二番目に古い町ボルボ

ボルボにはエクササイズが一杯あり、ヨガ、ティラミス、ゾーンセラピー等、心導インスラクターも3人いますが、クライアントは皆さんたくさんもっていますが、ワークの人を集めるのが大変で、ワークは他の町でやっています。というのもボルボはフィンランドで二番目に古い町なので、少し保守的なのかもしれませんね。心導はぺヤーになり、グループでローティションするので、知らない人の体を触れなければいけないので、それに慣れるまでは抵抗があるようです。人集めの作戦会議が必要です。
昨夜のワークに二人の少女達が参加し楽しかった！そうです。ミンナは子供達のワークをやると言っています。ミンナとエクスチェンジで縄文ストレッチをやりましたが、彼女は手が暖かくフィンランド人にしては小さいけれどバランスよく体を思いっきり使い上手でした。
マネージャの仕事を終え、自宅で毎日クライアントをみているそうで、ヒーラーは人にやるだけでは、疲れてしまいます。グループワークをして自分の癒しを本格的にやるように。
エスト二ア、フィンランドの縄文心導インストラクターの家を次々に訪問しながら、今時のカルチャーを体験できて面白いです。
明日はヘルシンキでアシスタントインストラクターのワークが終わり次第ユバスクラへ。
シルカの家に戻ります。

ボルボに来ています。

ヘルシンキから50キロの城下町、縄文心導インストラクターのミンナの家にホームスティ、1885年に建てられた家です。「時々幽霊が出ます」と聞きました。「何かがいる」感じがしながら、就寝しました。
広い庭には家が三つ建てられていて、一つはゲストルームとヒーリングルーム。お母様の家、ミンナ、ご主人と長女シリー（１３歳）アク（10歳）リリー（犬パフィン）シリーは大の日本フアン、暮れに日本を訪問、原宿ファッション、漫画、アニメが部屋一杯にありビックリしました。犬のリリーはパフィンン犬で世界に2000匹、フィンランドに80匹しかいない珍しい犬です。指が6本、ロッククライミングします。ノルウェイ産だそうです。とてもシャイな犬で中々触らせてくれません。

ミンナは10年心導をやっていますが、一週間の内の5日はダイナースクラブのマネージャーとして働いています。人びとのハウツーワーク、オーガナイズ、一緒に働く、リーダーの為のコーチなどしていますが、心導のストレッチ、足のテクニックは人間関係を良くしてくれるので使っていて、みんな喜んでいるそうです。

夜のワークは彼女のストレッチクラスの人やクライアントの母子などが参加されました。7人のスモールクラスでしたが、13歳の娘さんたちっと一緒にワークが出来たのが良かったです。