
シリィルのお母さんが11月に亡くなられてマイアミの家にはヘルパーのマグリーターが今住んでいます。
シリィルは、彼女をアントニーのヘルパーに雇えば、ナンシングホームにいるより安くなるので来たらどうかと話したら、アントニーは一つの屋根に男と女が一緒に生活するのは良くないと言って断られたそうです。
ストリートパーソンと云われても人間としてのマナーをきちんと守れるアントニー、
私はアントニーが大好きになりました。
サバイバルしていた頃の11月にお会いしたアントニーは目がきつかったのですが、今回お会いするアントニーの目はイエス、キリストののように穏やかに見えました。
部屋の大掃除をきちんとして差し上げ、アナーバーへ帰りたいとおもいます。
片ずけても片ずけても出てくる荷物に涙が出そうになります。
すべて何処からか拾って来た、山ほどの小物や洋服を整理。
元気になられて外出できるように、背広を黒、白、ブラウンの3着にしてシャツもそれに合わせ、Tシャツ、半ズボンなども各一色ずつに限り残し、帽子、水着と靴3足、スリッパ一足分、靴下、下着数枚にしました。
臭いがしないように小奇麗にしていただけるように臭い消しを入れるのも忘れないように、小さなトランク3個に収めることが出来ました。