皆さんご存知の「森永ミルクキャラメル」が本日発売100周年を迎えたとのことです。お誕生日おめでとうございます。
100年前の1913年6月1日、1粒5厘のばら売りで世に出たとのこと。 1913年は、日本の人口が2500万人を突破。また、最後の将軍徳川慶喜が76歳の頃のことですが、「鯉のぼり」(♪ 甍の波と雲の波 重なる波の中空♫)や「海」(松原遠く消ゆるところ 白帆の影は浮かぶ♬)が歌われるようになったのもこの年だそうです。実に歴史を感じます。
先日の朝日新聞によると、昨今は長寿商品は生まれにくい。お菓子だけでも毎年2千点もの新商品が出て、生き残るのは10商品ほどだそうです。
この数字からも100年生き残るのがいかに大変なことかがわかります。確かにコンビニエンスストアを見ていても、生まれては消えていく商品が多いことが感じられます。同じ味をずっと提供し続けて100年なんて。 改めて、森永キャラメルってすごい!
翻って、研修業界においては、手法に流行り廃りがあります。国内のみならず、海外からいろいろなものが入ってきていますが、必ずしもそっくりそのまま根付いているわけではありません。「目標管理」然り、コーチング然り・・・。消えていく手法も沢山あります。同じものが受け入れられ続けることの大変さを感じます。
さて、我が人材育成社も本日満二歳の誕生日を迎えました。人で言えば、ようやくよちよち歩きから、一人歩きができるようになった頃です。初心を忘れず、これからも一期一会を大事にして研修と言う場を大切にしていきたいと思います。
さて、森永キャラメルですが、子どもの頃から慣れ親しんだ味ですから、私自身は今もカバンに入れて持ち歩いています。(お腹が空いたときに味わう一粒の味!たまりません)
100歳の森永キャラメルと2歳の人材育成社。100歳を目指して、これからも「人粒を実らす」の思いを紡いでいきたいと思います。
(人材育成社)