中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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進化するには時間がかかる

2013年09月06日 | コンサルティング

これは5億5千万年前のカンブリア紀に生息していたピカイアという生き物です。ピカイアは、カナダのバージェス頁岩(けつがん)から化石が見つかり、原始的な脊索(せきさく)動物であることがわかりました。

脊索動物といえば、脊椎(せきつい)動物である私たち人間もその仲間です。どうやらピカイアは私たちのご先祖様だったようです。

弊社の仕事は、企業や自治体の人材育成を外部からサポートすることです。1人の新入社員が組織の中で知識や技能を身につけて成長するまでには時間がかかります。

人が日々の仕事の中で一歩一歩成長していく様子は、近くで見ていると分かりにくいかもしれませんが、私たちのように外部の人間からはよくわかることがあります。

数年前に新人研修の受講生だった人が、いつの間にか私たちの仕事の担当者となり、研修の企画から実施までを仕切ったりする様を見ると、まさに「進化した!」と思ってしまいます(失礼かとは思いますが・・・)。

「うちの会社はなかなか人が育たなくて困る」とおっしゃる経営者の方もいます。しかし人材育成はもともと時間がかかるもの。促成栽培は不可能です。

ピカイアと比べるのは時間のスケールが極端に違うのでナンセンスですが、もう少し長い目で見てあげても良いのではないでしょうか。

(人材育成社)


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