中小企業のための「社員が辞めない」会社作り

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第872話 2020年は「イキイキ働く」がキーワード

2019年12月29日 | コンサルティング

 「99人以下の中小企業の社員が辞めずにイキイキ働くようになる」を実現する人材育成社です。 

当社は「イキイキ働く」をキーワードにブログを書いてきましたが、「イキイキ働く」とはそもそもどういうことでしょう。恥ずかしながら、その定義を考えようとすればするほど、よくわからなくなってしまいます。

「イキイキ」は漢字で「生き生き」と書きます。元気がよい、生気があふれている様子です。「イキイキ働く」ために必要なことは何かを考えてみましょう。

まず元気がよいこと。これは心身が健康な状態であることが必要条件です。常に身体に無理を強いる働き方は、どれほど好きな仕事であっても長続きはしません。また、気持ちが沈んでいたり、悩みごとがたくさんあったりするならば「イキイキ」とは言えません。

次に生気があふれていること。これは主観的であいまいな表現なので、定義が難しいところです。とりあえず「働いている本人が生気にあふれていると思っている」状態としておきましょう。

いずれにしても、健康で前向きな気持ちで仕事に取り組んでいる状態を「イキイキ働く」と表現できると思います。

2020年4月からは、中小企業にも働き方改革関連法案の施行によって、月45時間以上の残業は原則禁止となります。経営者は社員が心身ともに健康であるように配慮しなければなりません。その上で「生気にあふれている」状態を創り出さなければなりません。

「それは無理だ」そう言いたい気持ちは、わからないではありません。

しかし、どうすれば「イキイキ働く」ことができるか、一度全社員と話し合ってみてください。最初は不平不満がたくさん出てくるかもしれません。現状が理想に程遠い状態であったとしても良いのです。

どんなに優れた会社であっても「100点満点」はあり得ません。今が30点なら40点を、40点なら50点を目指します。その際にもっとも大事なことは、経営者だけではなく全社員が「イキイキ働く」ための責任を負うという考え方を持つことです。

責任とは大げさに聞こえるかもしれませんが、たとえば新入社員であっても「きちんとあいさつをする」という責任を負ってもらう、ということです。管理職は部下が心身ともに健康でいられるよう責任を、経営者は管理職が過重労働にならいよう配慮する責任を負います。

さて、2020年は東京オリンピックが「終わる」年です。どれほど大規模なイベントでも期間が過ぎれば必ず終わります。そして景気は波のように上下します。

景気が下降し始めたときに、従業員を守り、会社を安定させることが中小企業の経営者にとって最大の課題となります。そのとき、全社員がイキイキと働いている会社とそうでない会社、いずれが生き残るかは言うまでもありません。

まずは年明け早々に、全社員がイキイキ働くとはどういうことかを話し合う「キックオフミーティング」を開いてみてはいかがでしょうか。

2019年は皆様に大変お世話になりました。次回のブログは1月5日に更新いたします。

では皆様、よいお年をお迎えください。

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