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鯉の季節

2014年05月07日 | コンサルティング

一昨日5月5日はこどもの日、5月の風の中を鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいる映像を幾度となく見ました。

 また、プロ野球では5月6日時点で広島カープが21勝11敗で首位を走っていて、鯉が絶好調です。

鯉は家で飼っているかどうかはともかく、比較的目にすることが多い魚だと思います。

が家の近所にある神社の池には鯉が優雅に泳いでいますし、鶴見川や多摩川を覗くと、それはそれは沢山の鯉が泳いでいます。

鯉は魚の中では最も薬効が多く、「薬用魚」「療養魚」と言われるほど栄養価に富んでいるそうです。母乳の出が良くなったり糖尿病の食事療法に使われたり、さらには肝臓や目を守り、腎臓にもよく、腰痛や関節痛を緩和し、食欲がわき便通にも良いそうで、まさに万能薬と言えるそうです。

(信州佐久、佐久鯉ガイドよりhttp://www.sakucci.or.jp/koipj/koyo/koyo.html

また、その生命力は極めて強く寿命は平均20年以上、まれに70年を超す鯉もいるそうで、実に長命なことがわかります。

さらに体長は 60センチ前後が中心ですが、中には1メートルを超す大きさに成長するものもいるそうです。

1メートルを超す鯉・・・私は未だお目にかかったことはありませんが、さぞかし大きいのでしょうね。

このように良いことずくめの鯉ですが、低温に対する耐性や雑食性で何でも口にする貪欲さから、大きくなると天敵がほとんどいなくなります。この特徴から、実は放流が問題になっています。

写真の鯉は外堀に隣接しているカフェで撮ったものですが、非常に貪欲な様子が伝わってきます。この勢いに飲み込まれてしまいそうで、思わず一歩退いてしまったのですが、同時にこの力強さをうらやましくも感じました。

人間生きていれば順風万帆とばかりにはいかないわけで、紆余曲折いろいろあることは言うまでもありません。しかし、そういう時であっても鯉のように目標に向かうことに貪欲でありたいと思うのです。

ところで、皆さんは鯉を食べたことはありますか?

私はこれまであまり得意ではなかったのですが、知らずにおいしくいただいた魚のから揚げが実は鯉だったことが食べ終わってからわかったことがありました。イメージは貪欲ですが、味はなかなか繊細でした。

 5月の青空を泳ぐこいのぼりを見て、「鯉の滝登り鯉のぼり」という諺通り、色々な意味で鯉にあやかりたいと思うのでした。

(人材育成社)


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