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コロナ禍の中のサッカー再開

2020年07月06日 | スポーツ・スポーツ観戦


スペインサッカー「ラ・リーガ」が再開した。第27節が、3月7日、8日で、第28節が6月11日~14日だから、3か月のブレイク期間を置いてのこと。(久々のサッカーネタです。)
日本でも、プロ野球も6月に、そしてようやくJリーグも始まったが、コロナ禍の中で無観客で開催するなどの苦労が伺える。選手はどう思っているかですよね?以前、相撲や競馬の無観客開催を取り上げたときに、どうしても違和感があるなどと書き込んでいたもので、ちょっと気になる。(2020年4月12日の記事参照)

ラ・リーガの場合、やはり無観客。ベンチやピッチ内の係員のマスク着用、控え選手はスタンドで他の選手と離れて観戦。もちろんマスク着用が義務付けられている。まあこれは、Jリーグなどでも同じように、ソーシャル・ディスタンスを保つようにということのようだ。
そのほかにも、選手交代枠やベンチ入りの選手枠の拡大なども。ただこれには、別の理由もある。

海外サッカーは、9月(8月)スタートで、翌年5月頃までの日程でリーグ戦、カップ戦が行われている。
日本では野球もサッカーも、開幕前とか、開幕と同時にというところで中断を余儀なくされたため、言わば新たなスタートを切るという感じがある。日本のプロ野球などは、今年は特別な試合日程で!ということになっているのはご承知のとおり。
しかし、ラ・リーガなどでは、リーグ戦も終盤でもあり、ホーム&アウェー方式により公正を期して日程を終了させるには、ミッドウィークを使って、試合間隔を短くしての再開になっている。週に2回の試合、1か月で8試合の強硬なペースで開催し、予定通りの対戦カードをこなすという日程だ。
これでは選手交代枠を増やすなどの対策が必要でしょう。

加えて、チャンピオンズリーグは、決勝トーナメントベスト16のファーストレグを終了したところで中断していたが、こちらも特別ルールで実施するとか。(準々決勝からは一発勝負で、ポルトガルのリスボンで8月開催予定。)各リーグの上位チームは、さらに強行日程で、休む暇もない。ユーロ2020が延期されなかったら、更に大変だった。
3か月の中断中、選手はどんな気持ちで過ごして、そして過酷な日程により再開されたことで、戸惑いはないのだろうか?

テレビ中継を見ていて、ここでも気になるのがスタジアムが無観客であるということ。ただ、ラ・リーガを見ていると、以前書き込んだ相撲や競馬のような違和感を感じない。
というのも中継の中で、スタンドには色とりどりのモザイクが合成され、あたかもサポーターが応援しているような効果音が流れている。Jリーグでも、サポーターがスタンドにパネルを置いたとかありましたよね。スペインでも人の形をしたパネルを置いてたりするところもあって、何とか選手のモチベーションアップにつなげようとしている。(上の写真(合成処理済み)と、下の写真は実際のスタンドを映し出している。)
しかし、映像も音声も合成?ピッチに立つ選手には、どんなもんなんですかね?コロナ禍の陰影は、暗くピッチに漂っている。








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