検察のねつ造？村木元局長に無罪判決

「女性キャリアの星」とはいえ、あまりにどこにでもいるオバさん顔で、到底悪い事に加担するとは思えない、私だけではないですよねー、そう思っていたの！厚生労働省の村木元局長。裁判の無罪判決を伝えるニュースは、昨日からのトップニュースになっている。

裁判ということから、起訴事実が証明されない限り「無罪」とのことだが、ここで問題なのは、検察側のずさんともいえる捜査。問題の瞬間、仲介したと言われた某大物議員はゴルフ場にいてアリバイが成立している。しかも、ゴルフ場等への捜査は裁判前には行われていないということが事実として報道されている。

事件が事件だけに、大阪の特捜部が入っての捜査だった。公判中、証言に立つものが口を揃えて供述調書を否定。調書は、検察側のねつ造説さえささやかれている。無実の人に、罪をかぶせる、これは犯罪ですよ。村木さん、訴えなっ！

判決後、村木元局長は、素直に「うれしい」という言葉のほか、「（公判中）家族が大きな支えだった」、「信頼できる検察であってほしい」、「これ以上、私の時間を奪わないで」、「私を必要とする仕事があればやりたい（自分の年では仕事は選べない）」というインタビュー内での数々の名言集。さすがキャリヤといった発言内容だが、それでも淡々と気持ちで語るオバさんというイメージが強い。（写真下：インタビューに応える村木元局長）