人がつくった神と、人をつくった神。この「が」と「を」では、天地の差がある。残念ながら、日本人の場合はほとんどが「が」の方で、神も紙も基本的に大差はない状況である。
実際、日本人が想像している神というのは、ことごとく屈折しており、罰(バチ)をあてたり、祟ったり、憑り付いたりする神か、信じていよういがいまいが、何をしても全部水に流して、誰でも天国に連れて行ってくれる超アマの神か、大きく分けてその二通り。
神様がいるとすれば、そんなバカっぽい存在であるワケがないことぐらい、少し冷静になって考えれば、分かりそうなものなのだが、仏壇と神棚を同居させても、何ら疑問を感じない日本人独特の神観の稚拙さは、実に特筆すべきものがある。
おそらく彼らは信じられないのではなく、信じたくないのであろう。そういった人々に、聖書の神を伝えることは、ネコに算数を教えるぐらいに難しいことである。と言うか、時にはかなりバカバカしくなることもある。
しかし、それでも諦めないで伝え続ける。こんなことは、彼らよりもバカにならなければ、とても出来ることではない。その意味において、伝道はどれだけキリスト・バカに成り切るれるか。そこにかかっているのである。
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実際、日本人が想像している神というのは、ことごとく屈折しており、罰(バチ)をあてたり、祟ったり、憑り付いたりする神か、信じていよういがいまいが、何をしても全部水に流して、誰でも天国に連れて行ってくれる超アマの神か、大きく分けてその二通り。
神様がいるとすれば、そんなバカっぽい存在であるワケがないことぐらい、少し冷静になって考えれば、分かりそうなものなのだが、仏壇と神棚を同居させても、何ら疑問を感じない日本人独特の神観の稚拙さは、実に特筆すべきものがある。
おそらく彼らは信じられないのではなく、信じたくないのであろう。そういった人々に、聖書の神を伝えることは、ネコに算数を教えるぐらいに難しいことである。と言うか、時にはかなりバカバカしくなることもある。
しかし、それでも諦めないで伝え続ける。こんなことは、彼らよりもバカにならなければ、とても出来ることではない。その意味において、伝道はどれだけキリスト・バカに成り切るれるか。そこにかかっているのである。
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