「おぉ!このオネーサンは、007の新作に登場する中国人女優・・!」ではなく、実はホンマもんの女スパイと噂されている人である。「一介の牧師が余計なこと言わんでよろし」とお叱りを受けるかも知れないが、幸か不幸か、彼女の事を知っている日本人はアタシが知る限り誰もいないので、今日は(も)勝手なことを言わせていただく。(以下、敬称略)
彼女は欧米では「現代のシンデレラ」、中国では貧しい家庭から、北京に20億円の邸宅を建てるまでに出世した「中国一の富豪夫人」として、しょっちゅう週刊誌ネタにされているウェンディ・デン・マードックという超有名人。そう、あのメディア王、ルパート・マードックの元妻だった人である。
しかし、彼女はトニー・ブレア元イギリス首相との不倫騒動で離婚させられ、その後、マードックはミック・ジャガーの元妻と結婚し、一方のウェンディは、イギリスのサッカーチームのオーナーをしていたロシア人の大富豪に紹介され、2年前に離婚したプーチンと今、付き合っているという・・ホンマかいな?? というウソみたいなホントの話し。
何でこんな女性週刊誌ネタみたいなことを書いているのかと言うと、下の写真を見ていただきたい。左側はウェンディ、右側の女性は・・こないだ安倍首相がニューヨークでトランプと会談した時、ずぅっと横にいた女性。そう、巷でトランプの秘密兵器と言われている、イヴァンカ・トランプである。
アタシャてっきり、中国マネーと米国メディアの後ろ盾を持ったヒラリーと、自前の資金とアメリカユダヤコミュ二ティーとの戦いではないかと安直に考えていたのだが、何てこたぁない、ウェンディ・マードックとイヴァンカ・トランプがつながっていたことを知って、自分が想像していた権力構造がガラガラと音を立てて崩れてしまった。
ウェンディは元妻とは言え、マードックとの間に二人の子供がいるので、依然関係は繋がっており、正統派ユダヤ教徒で、父親の顧問をしているイヴァンカの夫はキッシンジャー(未だ生きとったんか!?)と繋がっており、その絶大な影響力から、トランプの大統領就任前から、“政治の私物化”が懸念されている。
聞くところによると、イヴァンカの子供たちの家庭教師は全員中国人だそうである。アタシの勝手な推測だが、これも彼女たちの私生活にかなりウェンディが影響しているせいではなかろうか・・。ちなみに、イヴァンカのユダヤ名は“ヤエル”と言う。将軍シセラのこめかみに釘を刺して殺したあのヤエルである。(士師記4章)
“歴史の影に女あり・・” 確かにダビデもソロモンも女性で失敗し、イゼベルはイスラエルを私物化しようとしたが、善くも悪くも彼女たちは今、歴史の影(と言うよりかなり全面に出ているが・・)にいる女性であることは確かである。
・・・だいぶ前置きが長くなってしまった..。次回の30分 de 一巻は “KINGS II(第二列王記)”。この時代はイスラエル全体の歴史から見ると、二つの意味で非常に特殊な時期にあたる。それはどのような意味において特殊なのか?そのことを考えてつつ、次回のメッセージに臨んでいただきたい。
真の問題は “歴史の影に聖書あり・・” アタシたちの課題は、人間が織りなす歴史の中から“神の霊的教訓”を見出すことにある。たとえその時は分からなくても、歴史の点と点が繋がった時、そこに神の御手が絶えず働いていたことを知る。そこで、聖書のことを何も知らない・分からない日本人が、神にどう用いられ、どう救われるか?先ずは、聖書に記されている具体例から学び、そこから知恵をいただいて行こう。