「こうであったかもしれない」という過去を浮かび上がらせるのは、「そうではなかったかもしれない」という現在の姿である。
…何だか分かったような、分からないようなこの言葉は、ジョージ・オーウェル「1984」の日本版、村上春樹氏の「1Q84」である。本が売れない時代に、この分厚~い純文学(?)が、何故か異例の売れ行きを見せ、ここ2ヶ月間、売り上げ連続第1位。今や、日本は『1Q84現象』とも言うべき社会現象が発生しており、それに便乗したTVや映画、ゲームなどの『1Q84商品』がワンサカと出てくる気配である。
ごく普通の人間が、組織の中の流れのままに、何の罪悪感のなく人を殺し、気付いた時は、全国指名手配の殺人者になっていた…。地下鉄サリン事件で、一番多くの人を殺して逃亡した林泰男死刑囚が、この本のモデルだと言う。「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなもの。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうことに耐えられない。」とは、村上氏のコメント。何だか、今の日本を煙に巻いているカオス(混沌)の世界である。
しかし、こういった類の本をいくら読もうが、解放もカタルシスも得られるはずはなく、返って話しはヤヤコシクなるばかりである。人は放っておいたら、自然とヤヤコシクなる存在なのだ。ただでさえ、人はヤヤコシイのに、何でことさら進んでヤヤコシクならにゃあかんのか? アタシには、サッパリ分からない。
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…何だか分かったような、分からないようなこの言葉は、ジョージ・オーウェル「1984」の日本版、村上春樹氏の「1Q84」である。本が売れない時代に、この分厚~い純文学(?)が、何故か異例の売れ行きを見せ、ここ2ヶ月間、売り上げ連続第1位。今や、日本は『1Q84現象』とも言うべき社会現象が発生しており、それに便乗したTVや映画、ゲームなどの『1Q84商品』がワンサカと出てくる気配である。
ごく普通の人間が、組織の中の流れのままに、何の罪悪感のなく人を殺し、気付いた時は、全国指名手配の殺人者になっていた…。地下鉄サリン事件で、一番多くの人を殺して逃亡した林泰男死刑囚が、この本のモデルだと言う。「僕が今、一番恐ろしいと思うのは特定の主義主張による『精神的な囲い込み』のようなもの。多くの人は枠組みが必要で、それがなくなってしまうことに耐えられない。」とは、村上氏のコメント。何だか、今の日本を煙に巻いているカオス(混沌)の世界である。
しかし、こういった類の本をいくら読もうが、解放もカタルシスも得られるはずはなく、返って話しはヤヤコシクなるばかりである。人は放っておいたら、自然とヤヤコシクなる存在なのだ。ただでさえ、人はヤヤコシイのに、何でことさら進んでヤヤコシクならにゃあかんのか? アタシには、サッパリ分からない。
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