「アメリカ人の3人に1人が貧困を経験」という記事のついでに、もう一つ驚いたことがあった。
日本の某TV番組よると、今の20代の若者の実に70%が、あることに切磋琢磨しつつ「励んでいる」と言う。
それは、「婚活」でも、「ネトゲ」でもなく、何と『貯蓄』。
酒も飲まず、旅行にも行かず、人付き合いもせず、車も買わず、ただひたすら「貯蓄」..。
それは何のためなのかと聞くと、「自分の老後のため」なんだそうな。
すっげーな~。今の若者はホントにそんなこと考えてんの?
確かに、彼らはバブル崩壊後に育った世代であり、環境が人をつくると言うのは、まんざら嘘でもないのかも知れない。
聖書には、「落ち着いた生活をして、自分の仕事に励め」とある。
ただ、落ち着いた生活のための貯蓄は必要だけど、貯蓄のための生活になっちゃうと本末転倒だよね。
アタシが思うのは...これはクリスチャンに対してなんだけど、
人生は、同じことの繰り返しの延長線上にあると思っていてはいけないと言うこと。
物事や環境って、一瞬にして全てが変わってしまうってことがあるのよ。
福島がそうでしょ。
2011年3月11日のお昼過ぎまで、今の福島をいったい誰が予測していた?
これから新しい政府、新しい社会秩序が突如登場するかも知れない。
その政府が、いきなりクリスチャンを迫害すると言うことが起こり得るかも知れない。
いや、本当は「かも知れない」じゃなくて、聖書にハッキリとそう書いてあるのね。
今の状況からは全く想定出来なくても、聖書にそう記されている以上、それはいつか必ず起こる。
事実、3-11は全く想定外のことが、全て現実となったわけなんだから。
で、問題は、そういったことに対して、無知・無関心。ただ自分の目先のことだけで精一杯。
もし、クリスチャンがそういった生活をしているのだとすると、一般の人たちよりも情けないと言うか、悪い。
また、「これからどうなるんだろう??」と、ただ漠然と不安がる。
これも、クリスチャンとしては、赤ん坊過ぎ。
これからの時代を見据え、それに対して聖書は「アタシたちにどう生きろ」と言っているのか?
その答えを求めて、共に祈り、共に学び、そして最終的には真の希望に至る。
それが、クリスチャンとしての正しい姿勢、生き方である。
皆さん、今年も共に祈り、学んで行きましょう!
{写真:1月9日午後、三重県四日市市の工場で起きた爆発事故で、作業員5名の方が亡くなった}
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