「ウソつくなっ!!ちゅーとるのに..」、「腰部挫傷、左足前距腓靱帯損傷で約1カ月の安静加療を要す」だと..。
これは先場所休んだ時の理由で、本当は「16年ぶり1場所5個の金星配給により休場」である。しかしながら、この稀勢ちゃん連続休場は、日馬富士のせいでほとんどニュースになっていない。
それにしても、格闘技やWWEみたいなエンターテイメントであれば、取り立てて騒ぎにはならないだろう事が、何故にここまで情報が混沌としているのか?それはおそらく、神事とか日本の国技(法令にはないのだが)云々と言った精神性を介在させているからなのだろう。
しかし、永平寺に「おタクで修行してるお坊さん、労働基準法に関して問題があるようなんですが?」と電話しても「
ガチャン!」と切られるのがオチで、怪我をした当人以外が騒いでも仕方がない。つまり、アタシが言ってるウソはウソではなくて神事としての建前であり、だから誰も何も文句を言わないのである。(多分・・)
ところが、本当は稀勢ちゃんどころでも、日馬富士どころの話しでもなく、中東どころの話しなのである。特に今月に入ってから大変な状況になっており、先日、レバノンの首相が権力闘争中のサウジ訪問中に「オラ一抜けた!」と、突然首相を辞任。当のサウジは権力闘争の嵐で、トルコとロシア、イスラエルとサウジアラビアという過去の天敵が“敵の敵は友”の論理で互いに手を組み合ったと言う前代未聞の対立構造..。
多くの人はそれがどういう意味を持つのかよく分からないだろうが、例えば韓国の大統領が、中国訪問中に大統領を辞任して、そのまま中国にいついたとすると、何が予想されるのか?? トランプさんが就任後、一番最初に何処に行ったのか? 彼は最初サウジアラビアに行き、そこからイスラエル、バチカンに行った。そこで何を話す必要があったのか?現在起こっている事は当然、その話しの延長線上での出来事である。