今日、久しぶりに日本語放送をつけたら、白洲次郎のドラマをやっていた。この人は、マッカーサーや田中角栄を怒鳴りつけた男として知られ、あの小林秀雄に「あいつは天才だ」と言わしめた人物である。とは言え、アタシは奥さんの白洲正子の本は何冊も持っているのだが、旦那の方にはどうも興味が湧かない。趣味系にばかり走ってしまい、政治経済系にてんで疎いのがアタシの欠点である。
ところで、この夫婦は、別に仲が悪かったワケではなさそうなのだが、次郎は夫婦円満の秘訣を聞かれて、「一緒に暮らさないこと」と、ワケの分からないことを言ってるし、正子は正子で、「死んだら小林秀雄や青山次郎には会いたいが、次郎とはこの世で付き合い過ぎたからもういいや」とか言ってるし、アタシらクリスチャンから見ると、彼らはかなり変わった夫婦である。
次郎はとにかく新しいもの好きで(日本人で初めてジーンズを履いたのは彼らしい)、とても骨董に興味を持つようなタイプではないし、一方正子は、趣味はいいけど、全く料理をしなかった人である。つまり、彼らは共に、自分の美学を徹底的に追及した非凡な人物ではあったが、残念なことに信仰的ではなかった。
そう考えると、なまじっか有能なのも考えもので、アタシのような凡才さの上にも、神の憐れがあることを感じつつ、あまり面白くないドラマを見ながら、イマイチ手放しでは喜べないながらも、神に感謝した今宵なのであった。
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ところで、この夫婦は、別に仲が悪かったワケではなさそうなのだが、次郎は夫婦円満の秘訣を聞かれて、「一緒に暮らさないこと」と、ワケの分からないことを言ってるし、正子は正子で、「死んだら小林秀雄や青山次郎には会いたいが、次郎とはこの世で付き合い過ぎたからもういいや」とか言ってるし、アタシらクリスチャンから見ると、彼らはかなり変わった夫婦である。
次郎はとにかく新しいもの好きで(日本人で初めてジーンズを履いたのは彼らしい)、とても骨董に興味を持つようなタイプではないし、一方正子は、趣味はいいけど、全く料理をしなかった人である。つまり、彼らは共に、自分の美学を徹底的に追及した非凡な人物ではあったが、残念なことに信仰的ではなかった。
そう考えると、なまじっか有能なのも考えもので、アタシのような凡才さの上にも、神の憐れがあることを感じつつ、あまり面白くないドラマを見ながら、イマイチ手放しでは喜べないながらも、神に感謝した今宵なのであった。
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