エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

ダビデ像を小学生に見せた校長辞職!?

2023年03月26日 | 日記
米フロリダ州の小中学校で、イタリア・ルネッサンスの代表的作家ミケランジェロによる「ダヴィデ」像の写真を教師が授業で6年生に見せたところ、親が1人抗議し、校長が辞職に追い込まれた。旧約聖書に登場するダヴィデを全裸で表した全身像は全長5メートル17センチ。ミケランジェロによるこの彫像は、欧州で史上最も有名な美術作品のひとつで、イタリア・フィレンツェのアカデミア美術館で展示されている。

フロリダ州タラハシー郡のタラハシー・クラシカル学校でこのほど、ルネッサンス美術を11歳と12歳の生徒に教える授業で、ダヴィデ像が紹介された。同校は、独自の歴史古典教育を重視する認可校。この学校では例年、ダヴィデ像を生徒に見せる際には事前に保護者へ連絡していたものの、今回は連絡をしていなかったことから、1人の親が学校に抗議した。ほかに2人の親が、事前連絡が欲しかったと学校に苦情を伝えたという。同じルネッサンス美術の授業では、ミケランジェロのフレスコ画「アダムの創造」や、ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」なども紹介された。タラハシー・クラシカル学校のホープ・カラスクイラ校長は23日、辞任するか解雇されるか選ぶよう学校の理事会に告げられたため、辞任したと地元紙タラハシー・デモクラットに明らかにした。それによると、カラスクイラ校長は辞任を求められた理由はわからないものの、ルネッサンス美術の授業に関する苦情が関連しているようだと話した。報道によると、カラスクイラ校長は就任から1年未満。

米ネットメディア「Slate」のインタビューで、学校のバーニー・ビショップ3世理事長は、「ダヴィデ」像を生徒に見せることを昨年は保護者に通知していたが、今年はそうしなかったことを「とんでもないミス」だとして、「物議の伴う話題や写真について、学校が自分の子供に教える際、親は常にそれを知る権利がある」と述べた。「我々はダヴィデ像の全身を幼稚園児には見せない。小学2年生にも見せない。ダヴィデの全身像を見せても、適切だという年齢はある。それが何歳のことなのか、これから検討する」と理事長は話した。23日にはフロリダ州のロン・デサンティス知事が、公立校での性教育や性自認教育を禁止する州法について、適用対象を高校卒業までに拡大するよう州教育委員会に求めた。これに違反する教師は、停職もしくは教員免許取り上げの対象になる。

ミケランジェロは1501年から1504年にかけて、ダヴィデ像を製作。完成と共に傑作とたたえられ、同時代の画家ジョルジオ・ヴァサーリは、ダヴィデ像がそれまでのどの彫像より優れていると絶賛した。イギリスでは1857年に当時のヴィクトリア女王が、複製をロンドンのサウスケンジントン博物館(現ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館)に寄贈。複製像を最初に目にした女王がその裸体にあまりにショックを受けたため、彫刻の性器を覆うためイチジクの葉の彫刻が作られたという。ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館のウエブサイトによると、この石の葉は「王家の訪問に備えて常に用意」してあり、必要となると「巧みに設置された2つのホックからさげる」ことで、ダヴィデの性器を覆い隠したのだという。(3/26/2023 BBC)

因みにアメリカの公立学校では、聖書を教えちゃダメ、「God Bless You!」と言っちゃダメ、「Merry Christmas」と書いたクリスマスカードは出しちゃダメ、「大草原の小さな家」は放映しちゃダメetc.. .. これはもう立派な迫害である

A Beautiful Day in the Neighborhood

2023年03月01日 | 日記
『幸せへのまわり道 (原題:A Beautiful Day in the Neighborhood 2019) 』どうも邦題がよくない…。

『しあわせへのまわり道 (原題:Learning to Drive 2014)』 と言う映画が既にあるのに、何でまた同じ題名にせにゃならんのか?その辺の事情はアタシにゃ良く分からないが、そのせいかこの映画の事を暫く知らなかった。

この映画は「フレッド・ロジャース(2003年死去)」と言う、アメリカの子供TV番組の司会・制作者が題材で、エディ・マーフィーがサタデイナイトライブで、彼の番組のパロディをやっていたくらい、アメリカ人で彼の存在を知らない人はいない。

とにかくこの映画、アタシにとっては『グリーンブック(2018)』以来のヒットであった。テーマは『崩壊していた家族の回復』なのだが、それにしてもトム・ハンクス演じるフレッド・ロジャースがとてもいいのである。彼の人に対する接し方は正に牧会者の鏡。ほとんどJesus状態である。

しかし、これは脚色と言うより、彼の本当の生き様を描いている。なので、この映画をご存知のない方は、観ているだけでも癒されるので、是非、ご覧いただきたいのである。

最後にもう一つ。フレッド・ロジャースと言えばイコール柔和。これだけでもスゴイと思うのだが、彼は確固たる信念を持った信仰者であった。でなければ、こうした一つの事を構築し、成し遂げる事は出来ない。

普通、牧師と言えど、目の前にいつ死ぬか分からない病人と、その家族を前にして「死」について語る事などなかなか出来るものではない。かく言うアタシも、そうした現場に何度か居合わせた事があるが、フレッド・ロジャースの様に語った(語れた)事など一度もない。

悲しんでいる様で常に喜び、貧しい様で多くの人を富ませ、何も持たない様で全てのものを所有している。(2Corinthians 6:10)

こうしたクリスチャンの姿を久方に思い起こさせてくれた映画であった💛。