エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

マックのペンギンコレクション

2010年02月27日 | 日記
 子供たちが出払った夜の10時過ぎ、サンタモニカのマックにフラリと現われ、「ペンギン、ありますか?」と、おもむろに聞くなり、ハッピ-ミールを7人前買っていった謎のアラフォー東洋人女性がいたという噂を聞いた。

 そしてその翌日、マックのペンギンシリ-ズ全コレクションを、ウチの奥さん(ペンギン好き)に、「フフフフ・・・」と言いながら、誇らしげに見せ(びらかし)に来た女性がいた。誰あろう、ウチの川村大長老である。

 この二つの出来事が偶然だとは、アタシとしては非常に考えにくい。ま、それはそれとして、これが今、LA中で密かな話題になっている噂のマダガスカル・ペンギンである。

 跳ねたり、走ったり、飛ばしたり、中には喋ったりするのもいたりして、動きが非常にアクティブである。日本では売っていないので、子供のお土産には最適かも。



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アメイジング・グレイス

2010年02月26日 | 日記
 知り合いの牧師さんが、「これ面白いですよ」と言って、「アメイジング・グレイス」のDVDを借してくれた。てっきりこの映画は、ジョン・ニュートンの伝記とばかり思っていたのだが、主人公は、ジョン・ニュートンと同じ時代に生きていた、ウィリアム・ウィルバーフォースという人だった。

 この人の名前を知っている日本人はほとんどいない。彼は、「奴隷制を廃止することは、神の前における国家的義務である!」と主張して、奴隷制廃止法を成立させたクリスチャンである。この映画は、奴隷制廃止200周年記念作品ということだけあって、予想以上に重厚で、真面目ないい映画であった。

 ただ一つ、個人的に気になったのはラストシーン。この曲の作詞者がジョン・ニュートンなのは言うまでもないが、実は作曲者は不明なのである。それでアメリカ人は、「そんなもん、黒人霊歌に決まってんじゃん!」と思ってるし、イギリス人は、「よく聞いてみろ、これはスコットランド民謡だ!」と思っている。それで今回のようなエンディングになったという次第である。(多分..)

 この映画が、信仰的観点ではなく、歴史的観点でつくられているのは仕方ないにせよ、こうした偉業を成したのが、クリスチャンだったというのは、やはり嬉しいものである。 ところが、と言うか、やはり、と言うか、この映画は日本では公開されていない。その理由は、日本中の映画配給会社が、この映画は日本では売れないと判断しているからである。そんなワケなので、せめてクチコミでこの映画のことを、日本の人々にお教えてあげたいものである。



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頸木(くびき)

2010年02月25日 | 日記
 「頸木って何ですか?」 と聞かれた。「わたしの頸木を負い、私から学びなさい」の頸木である。頸木とは、二頭の牛の肩に固定して、荷車や農具を引かせるT字型の道具である。当時のイスラエルには、ホーム・デポのようなお店はなかったので、頸木は、それぞれの牛の大きさや体力に合わせて、全てオーダーメイドで作られた。

 「イエスの頸木を負うと言うことは、イエスと共に歩むこと、イエスと共に生きると言うことを意味するのね」と言ったら、「はぁ~そうなんですか・・」 と、そうなんだか、遭難だか分からないような顔をされた。どうもそれは彼女にとって、教会に行かなければ叱られるとか、献金や奉仕を強要されることを意味したらしい。

 「いや、そうじゃなくてね、イエスの頸木とは謙遜の頸木なのよ。イエス・キリストの謙遜な姿に似た者とされていくという・・・」と、話しは益々分からなくなる。

 「あぁ、そう言えばね、イエスはガラリヤの石大工って言われてるんだけど、この頸木づくりの名人だったとも言われているのよ」とウンチク系の話しに戻したら、また興味を示し、最後は「今度教会に行ってみます」という話しで終わった。

 とにかく、教会に行ってもらわないことには話しにならない。伝道は難しいとは言いたくないが、はやりある程度の忍耐と知恵は必要である。



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全力教会

2010年02月24日 | 日記
 今の日本には、就職できるまでフリーターをしながら優雅に遊び暮らしている学生や、勉強も仕事もしないどうしようもないニートや、結婚できるまで親元でパラサイトシングルを決め込んでいる若者たちで溢れている。

 そんな若者たちを量産している原因は、日本の教育制度にあるのではないか!? と言うことで、ある日、日野原重明先生が国会に呼ばれ、憲法改正に対する意見を求められたと言う。その時、日野原先生が国会に出した提案は、就職が決まった学生に、1年間の海外奉仕を経験させたらどうかという企画であった。

 例えば貧しい発展途上国や、災害で大変な目に遭っている国へ行って、農業や土木作業などに従事させる。そこで粗食に耐え、汗をかきながら1年間働き、それから日本に帰って就職すれば、人間的にも成長して社会に出ることができる。これこそ日本の将来のためではないか!!

 アタシも日野原先生の意見に大賛成である。しかしながら、この生き馬の目を抜くような難しい時代に、そんな甘っちょろい企画で送られて来た、使えるか使えないか分からないような若者を雇ってくれる政府や企業があるはずがない。

 そんなヤッカイな若者たちをヤッカイしてくれるところ、それが教会である。実際、ホボ例外なく、どこの教会に行っても若者は歓迎される。教会をボランティア団体か何かとカンチガイして来ている若者たちに対し、愛と忍耐を持って接することが出来るのは、真のクリスチャンだけである。

 ところが困ったことに、教会はお年寄りが多いせいか、彼らは孫のように甘やかされてしまうのだ。彼らに必要なのは、“ただいるだけでありがたい”と言う、おばあちゃんと孫の関係ではなく、時には厳しく接しなければならない親と子の関係である。教会に来るきっかけは何だっていいし、誰だって最初は手取り足取りの状態が続くのだが、いつまでも経っても、赤ん坊のままではお互いに困る。

 以前、ウチの教会には、20代の若者たちが沢山来ていたが、今はほとんどいなくなってしまった。それは地域的な理由もさることながら、アタシがある時期になると、当人が悔い改めるべきところをハッキリと指摘するところが、どうも最も大きな理由であるらしい。残念ながら、彼らが求めているのは、ただ自分が気持ち良くしていられる場所なのである。

 先日、サンディエゴから約2時間半かけてウチの教会に来ている兄弟から、「いや~、いつもメールでビシバシ言われるもんで、今日は無理だろうと思ったけど無理して来ましたよ」と言われた。確かに、LAの教会の牧師が、サンディエゴから来ている人に向かって、「いつ来るの?とか、早い来いよ!」とは普通は言わない・・。

 と言うことは、アタシとしては、ごく当たり前のことしか言ってるつもりはないのだが、どっかで追い詰めるようなこと言ってんのかしら・・。自分は釈然としてないけど、案外そこに問題があったりするしなぁ・・よし、今年はニートだろうが、パラサイトシングルだろうが、全てを包括する癒し系路線で行ってみるか!と考えてること自体に無理があんのかなぁ・・と、全力教会への思いを巡らす今日此の頃なのである。



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熊井秀憲さん

2010年02月23日 | 日記
 「あんまり子供にはよくないだろうけど、まぁ仕方ないかぁ・・・」とか思いつつ、アタシの子供はポケモン世代で育った。ところがつい此間、ピカチューのクリエイターが、実はクリスチャンであったことを知った。

 世界共通語となっているポケモンが会社にもたらした利益は、莫大なものだったろうが、何故か彼自身は貧乏暮らしであった。それで最近、彼は神様からいただいた賜物を神様のために用いるべく、独立されたのだ。(彼が会社を辞める時は、相当風当たりが強かったらしい)

 今、エンタメ業界も景気が悪いし、日本大手プロダクションやメディアで、クリスチャニティーを表現することは至難の業。しかし、そういった事情なだけに、今度の彼の活躍に期待したい。彼の名は熊井秀憲さん。とても穏やかないい感じの人である。(日本聖書協会「みんなの聖書・マンガシリーズ」は彼の作品) 



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エンジェル田中の“嗚呼、カンチガイ”シリーズその⑨

2010年02月20日 | 日記
人は基本的に誰でも神の子供である。
 
 マタイ冒頭の系図には、「ヨセフがイエスをもうけた」とは書いてないように、当時のユダヤ社会では、肉親関係よりも契約関係が優先したが、神の世界においても、その人が神の子供であるか否かは、現世における契約による。

 人が天国に行けないのは、他の誰のせいでもない。自分にとって神など必要ないと判断した人は、現世でその人が判断した通りに、来世での行く末が決まる。つまり、この世でイエスを主と信じ、生まれ変わった者だけが、神の子となる資格を得るのである。


肉による子供が神の子供なのではなく、約束に従って生まれる子供が、子孫と見なされるのです。(ローマ9:8)



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自殺見届け人

2010年02月19日 | 日記
 Good News Station.com更新のため、必ず大手新聞(Web)には一通り目を通してはいるものの、なかなか取り上げたいと思えるニュースがない。今日も、「インターネットの自殺サイトで知り合った自殺を"見届け人"として立ち会っていた大学生が、自殺幇助未遂の罪に問われた」というニュースが騒がれていた。

 彼らの問題は何か?すなわち、彼らが考えていること、していることが、根っからの偽善であるため、物事に対する正常な判断が出来ず、些細なこと、どうでもいいこと、くだらないこと、してはならないことに執着的とも言える力を注いでいる。結果、本当にしなければならないことをするためのエネルギーが残らないのである。

 ニュースソースとして、「自殺見届け人」より、「バーガキングのコーヒーがシアトルズベストに!!」の方を選んでしまうのは、アタシの嗜好性の問題である。嗜好性はあくまで人生の一部であって、嗜好性が人生を超えることはない。自分の嗜好性の中に閉じこもり、現実を無視して人生をバーチャル化してしまうことが、このような犯罪が起って来る原因なのだ。



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神の最高傑作

2010年02月18日 | 日記
 何を隠そう、アタシの趣味は器(うつわ)である。最近は、形あるものに拘り過ぎてはいけないと、気を付けてはいるものの、街を歩いていると、どうしても器系に目が行ってしまう。アタシは、絵画や彫刻も好きだが、それ以上に器は、人間の作為が入り切れないと言うか、自然の力によって、人間の作為を越えてしまうというところに面白味がある。

 ところで、聖書に登場する塵とか芥とか土は、価値がないものを意味する。しかし、私たちが価値がないと評している土は、そう考えている人間と同じ成分と言うのだから笑ってしまうではないか。事実、人は死んだら、マリリン・モンローであろうが、マイケル・ジャクソンであろうが、み~んな土に返る。

 だが、この値打ちのない土も、名人の陶器師の手にかかり、器に仕上げられると、一つ何千万円もするような作品に変えられてしまう。では、その芸術作品と、タダの土との差はいったい何処にあるのか?それは、人間の中には、神の霊が吹き込まれている。違いはただその一点のみ。人間とは、土の器の中に神の霊を彫り刻まれた神の最高傑作なのである。 〔写真は茶碗の最高峰と言われている井戸の茶碗〕



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目から鱗の日本史 片山哲

2010年02月17日 | 日記
 牧師兼社会事業家だった賀川豊彦の名前を知らない人はいないが、キリスト教精神と民主主義を融合しようとしたクリスチャンの総理大臣がいたことを、何故かほとんどの人が知らない。その人の名は第46代内閣総理大臣・片山哲(てつ)。戦後の新憲法下で、国会の指名を受けて組閣を行った最初の内閣である。

 片山内閣は、キリストにならい、社会の底辺にいる人々を連結させ、キリストの精神によって、新しい平和日本の構築を目指した。彼はそのスローガンを単なる理想に終わらせることなく、失業保険の設置、封建的家族制度廃止を目的とした民法の制定、警察制度、刑法改正等の改革等によって、地道に実現して行った。

 故福田赳夫首相が、「片山哲氏が、あの混乱期の時代に成した功績は、いくら高く評価しても、評価し過ぎるということは決してない。」と、片山内閣を賞賛していたが、確かに、貧困のどん底にあった日本の終戦時に、国民の生活を安定させようと労苦した片山氏の犠牲的精神は、今の政治家が持っていないものであった。



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