今朝、友人の結婚式に行って来たのだが、何とそこでブリュースター婦人と会った。彼女の夫である故トム・ブリュースター師は、アタシが尊敬する数少ないクリスチャンの一人であった。以下、Bible Breakで紹介されている彼に関する記事である。→ http://www.goodnewsstation.com/bible-breakl-list.html
フラー神学校世界宣教学部教授で、言語文化学において世界有数の専門家であったトム・ブリュースター。彼は全く悪びれることなく、自分の車椅子は、世界で最も多くの国を訪れたと自慢していた。18歳の時に事故に遭い、以後30年間、彼は下半身付随のままであった。彼の人生で、一日として不自由のない日はなく、絶えず苦しみが付きまとっていた。しかし、彼はその生涯において、その苦しみに打ち勝ち、それを乗り越えて行った。
「もし、あの事故がなかったら、自分の人生はどうなっていたかと思うとぞっとするね。」と、彼は笑ってこう言った。彼は事故を通して主が与えて下さった祝福を知っていたのである。彼は、生涯背負わなければならなかったハンディについて、一度も神を非難することがなかった。主権者である神があの事故を許されたのだから、何時までもくよくよする必要がないということを、彼は知っていたのである。
彼が置かれた状況を思えば、怒り、哀しみ、反抗等に支配されても当然と思えた。だが、彼はそうはならなかった。何時でも彼は積極的な姿勢で人生を生き、いつも御霊の実を結んでいた。彼は主の大いなる力を流す管になりたいと願い、霊の癒しと解放のミニストリーに携わっていた。そして頻繁に癒しの祈りを行った。彼自身、誰よりも長く病の苦しみを経験して来たにも関らず、彼は人々のために熱心に祈った。
自分が身体障害でありながら、自分が祈った人が癒されると、彼は心底から喜んだ。30年間、彼は決して希望を失なわなかった。その彼がある時『希望宣言』と題する小文を書いた。
「主は私を癒したいと願っておられます。私はそのことを確信しています。そして、主の癒しの御力が、自分にも下る日が来るのではと思っています。しかし、たとえそうでなくても、主が主権者であることに変わりはありません。この人生で歩くことが出来たとしても、あるいは出来なかったにしても、私の神は変わらず王の王、主の主なのです。」
彼は遂にその人生において、自分の足で歩くことは出来なかった。突如発生した身体の変調の手術に、長年の闘病生活で衰えた彼の肉体は耐えることが出来なかったのである。そして、彼は主の御もとに行った。きっと今ごろは天国で飛び跳ねていることだろう。
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