最初にお断りしておく。タイトルのホロコースト（全焼の生贄）という言葉は適切ではない。本来はジェノサイド（民族浄化）なのだが、クリスチャンの皆さんが問題提議しやすい様、あえてこの言葉を使った。今回の内容はあまりに深刻なため、感情的意見は控え、簡潔に事実だけを述べる。
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観察>
大連に、常時ウェイティングリスト待ちの有名な病院がある。そこではお金を払い（米国での臓器移植手術費用は3000〜7000万円、中国では500〜1500万円）、順番さえ待てば、臓器移植が出来る病院として、世界中から患者達が集まって来ている。中国にはこうした臓器移植をする病院が、1000箇所以上存在し、中国における臓器移植は年間10万件以上。中国衛生部（厚生省）は、現在中国のドナー登録者は21万人を超えていると発表しているが、2010年度のドナー登録者は僅か30人であった。
今月1日、100万のウイグル人が強制連行されたと言うニュースが報道されたが、実際は少なくともその3倍、日本ウイグル連盟によると、人口3千万のウイグル人の実に半数近くが、強制収容所に連行されていると言う。そこで中国共産党は、何と彼らの信仰を強制的に棄教させ（ナチスでさえそれはしていない）、それに従わない者は全員、お金（臓器一人分300万円）と、灰に変えているのである。
｛写真：ウイグル・カシュガル空港内の通路表示「特殊旅客 人体器官運輸通路」｝
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解釈＞
8年間でドナー登録者が7千倍に増える訳がなく、世界一の死刑執行国である中国の死刑に関するデータは国家機密だが、類推では年間5千件。こうした中国の臓器売買の闇は、世界的に問題視されており、米国、イスラエル、台湾と言った国は、中国での臓器移植を法律で禁じている。中国は、殺したウイグル人を焼却炉で灰にして証拠隠滅を図ろうとしているが、もし、人類の歴史がこれから50年、100年続くとしたら、このウイグル人虐殺は、人類の歴史上、特筆すべき残虐行為として、間違いなく記憶されるであろう。
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（私個人の）適応＞
ドイツ敗戦後、連合軍がドイツの一般市民を、解放されたばかりのユダヤ人強制収容所に連行し、その惨状を見せているという映像が残っている。それはホロコーストという戦慄すべき事実を、後になって隠蔽させないためであった。
米国からの圧力にせよ、イエス・キリストの雷（イカズチ）にせよ、中国共産党は遅かれ早かれ必ず崩壊する。その時に、もし中国の強制収容所の監視カメラが日本製だったとすると、こうした忌むべき行為に日本は間接的に加担していた事になる。「善意の第三者」と言うのが一般的な見解であろう。しかし、私はそうは思わない。直接的だろうが、間接的だろうが、自分の国が、また、自分自身がこの闇の権力に少しでも加担・利用されていたとするならば、それはクリスチャンとして、人として、実に恥ずべき事である。
先月、私は車を購入する必要に迫られたが、TOYOTAは除外した。現在TOYOTAは中国への投資を増加・加速しているからである。本社に中国中央電子台の支社を置き、こうした事実を一切伝えないNHKは見ない、当然視聴料は払わない、私は紙一枚でも、極力生産国をチェックするようにしている。何故なら、もし私の家族が被害者だとしたら、私がその加害者に1円でも支援する事はあり得ないからである。
願わくば、第二次大戦下で路頭に迷っていたユダヤの人々を、日本人だけが救った様に、何らかの形で日本がウイグルの人々に救いの手を差し伸べられるように。私達クリスチャンも、こうした事実を知っている以上、神の御前で恥ずかしくない行動を取るべきである。
最後に「過去に目を閉ざす者は、現在に対しても盲目となる」と言う名言で知られるドイツ元大統領、ヴァイツゼッカー氏の言葉を紹介しておく。
『
歴史の中で戦争と暴力に巻き込まれることから無縁の国などほとんどない。ユダヤ人の大量虐殺は歴史上、前例がない。この犯罪を行ったのは少数の者だった。しかし、あまりにも多くの人が、起こっていた事を知ろうとしなかった。良心を麻痺させ、自分には関わりがないとし、目を反らし、沈黙した。戦争が終わり、ホロコーストの筆舌に尽くせない真実が明らかになったとき、それについて全く何も知らなかったとか、うすうす気付いていただけだ・・と主張した。ある民族全体に罪があるとか、罪がないとかいうことはない。罪は集団的ではなく個人的なものなのだ。発覚する罪もあれば、ずっと隠されてしまう罪もある。あの時代を生きたそれぞれの人が、自分がどう巻き込まれていたかを今、静かに自問してほしい。』
私達は決して、歴史の傍観者であってはならないのである。｛写真：日本ウイグル連盟のポスター｝
□参考資料
⬛︎中国 3年後には移植世界一 (8/02/2017)
https://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
⬛︎中国では人命より臓器のほうが高値 (10/18/2017)
https://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html
⬛︎中国の移植病院 戦慄の「脳死マシーン」(11/22/2017)
https://www.epochtimes.jp/2017/11/29697.html
⬛︎大連に存在する人体加工工場 (4/09/2018)
https://www.epochtimes.jp/2018/04/32382.html
⬛︎中日友好病院 臓器移植を世界に波及 (8/02/2018)
https://www.epochtimes.jp/2018/08/35162.html
⬛︎日本ウイグル連盟 緊急告知
http://uyghurjapan.org/jp/info/info_20180425/
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観察> 大連に、常時ウェイティングリスト待ちの有名な病院がある。そこではお金を払い（米国での臓器移植手術費用は3000〜7000万円、中国では500〜1500万円）、順番さえ待てば、臓器移植が出来る病院として、世界中から患者達が集まって来ている。中国にはこうした臓器移植をする病院が、1000箇所以上存在し、中国における臓器移植は年間10万件以上。中国衛生部（厚生省）は、現在中国のドナー登録者は21万人を超えていると発表しているが、2010年度のドナー登録者は僅か30人であった。
今月1日、100万のウイグル人が強制連行されたと言うニュースが報道されたが、実際は少なくともその3倍、日本ウイグル連盟によると、人口3千万のウイグル人の実に半数近くが、強制収容所に連行されていると言う。そこで中国共産党は、何と彼らの信仰を強制的に棄教させ（ナチスでさえそれはしていない）、それに従わない者は全員、お金（臓器一人分300万円）と、灰に変えているのである。
｛写真：ウイグル・カシュガル空港内の通路表示「特殊旅客 人体器官運輸通路」｝
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解釈＞8年間でドナー登録者が7千倍に増える訳がなく、世界一の死刑執行国である中国の死刑に関するデータは国家機密だが、類推では年間5千件。こうした中国の臓器売買の闇は、世界的に問題視されており、米国、イスラエル、台湾と言った国は、中国での臓器移植を法律で禁じている。中国は、殺したウイグル人を焼却炉で灰にして証拠隠滅を図ろうとしているが、もし、人類の歴史がこれから50年、100年続くとしたら、このウイグル人虐殺は、人類の歴史上、特筆すべき残虐行為として、間違いなく記憶されるであろう。
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（私個人の）適応＞ドイツ敗戦後、連合軍がドイツの一般市民を、解放されたばかりのユダヤ人強制収容所に連行し、その惨状を見せているという映像が残っている。それはホロコーストという戦慄すべき事実を、後になって隠蔽させないためであった。
米国からの圧力にせよ、イエス・キリストの雷（イカズチ）にせよ、中国共産党は遅かれ早かれ必ず崩壊する。その時に、もし中国の強制収容所の監視カメラが日本製だったとすると、こうした忌むべき行為に日本は間接的に加担していた事になる。「善意の第三者」と言うのが一般的な見解であろう。しかし、私はそうは思わない。直接的だろうが、間接的だろうが、自分の国が、また、自分自身がこの闇の権力に少しでも加担・利用されていたとするならば、それはクリスチャンとして、人として、実に恥ずべき事である。
先月、私は車を購入する必要に迫られたが、TOYOTAは除外した。現在TOYOTAは中国への投資を増加・加速しているからである。本社に中国中央電子台の支社を置き、こうした事実を一切伝えないNHKは見ない、当然視聴料は払わない、私は紙一枚でも、極力生産国をチェックするようにしている。何故なら、もし私の家族が被害者だとしたら、私がその加害者に1円でも支援する事はあり得ないからである。
願わくば、第二次大戦下で路頭に迷っていたユダヤの人々を、日本人だけが救った様に、何らかの形で日本がウイグルの人々に救いの手を差し伸べられるように。私達クリスチャンも、こうした事実を知っている以上、神の御前で恥ずかしくない行動を取るべきである。
最後に「過去に目を閉ざす者は、現在に対しても盲目となる」と言う名言で知られるドイツ元大統領、ヴァイツゼッカー氏の言葉を紹介しておく。
『
歴史の中で戦争と暴力に巻き込まれることから無縁の国などほとんどない。ユダヤ人の大量虐殺は歴史上、前例がない。この犯罪を行ったのは少数の者だった。しかし、あまりにも多くの人が、起こっていた事を知ろうとしなかった。良心を麻痺させ、自分には関わりがないとし、目を反らし、沈黙した。戦争が終わり、ホロコーストの筆舌に尽くせない真実が明らかになったとき、それについて全く何も知らなかったとか、うすうす気付いていただけだ・・と主張した。ある民族全体に罪があるとか、罪がないとかいうことはない。罪は集団的ではなく個人的なものなのだ。発覚する罪もあれば、ずっと隠されてしまう罪もある。あの時代を生きたそれぞれの人が、自分がどう巻き込まれていたかを今、静かに自問してほしい。』私達は決して、歴史の傍観者であってはならないのである。｛写真：日本ウイグル連盟のポスター｝
□参考資料
⬛︎中国 3年後には移植世界一 (8/02/2017)
https://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
⬛︎中国では人命より臓器のほうが高値 (10/18/2017)
https://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html
⬛︎中国の移植病院 戦慄の「脳死マシーン」(11/22/2017)
https://www.epochtimes.jp/2017/11/29697.html
⬛︎大連に存在する人体加工工場 (4/09/2018)
https://www.epochtimes.jp/2018/04/32382.html
⬛︎中日友好病院 臓器移植を世界に波及 (8/02/2018)
https://www.epochtimes.jp/2018/08/35162.html
⬛︎日本ウイグル連盟 緊急告知
http://uyghurjapan.org/jp/info/info_20180425/
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