エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

聖書研究会

2013年04月25日 | 日記
 今日の朝日新聞の第一面に、ヨシュア記10章のことが書いてあった。それは古典絵画の紹介だったが、内容がどうあれ、聖書にまつわる記事が紹介されるのは、クリスチャンとして嬉しいものである。

 そう言えば、オバマさんはボストンマラソンテロ事件の追悼演説で、ヘブル書12章1節を引用していた。

 真意がどの程度伝わっているかは別として、欧米では、このような聖書をモチーフとした話は、一つの定番となっている。

 ところが、日本だけがその定番が全く通用していないのである。

 日本には、ナニナニ評論家と評される人が山ほどいるが、こういったことを、ちゃんと説明出来る人が一人もいない。

 勿論、尾山先生辺りに伺えば、バシッと答えてくれるだろうが、残念ながらクリスチャン業界は、一般社会とはあまりに別世界。

 そこでアタシは考えた。聖書が単なる学門になってしまうのは困りものだが、日本人に対する入り口としては良いのではないか。

 ノンクリスチャン対象の聖書研究会で、どれだけ人が集まるか、一度やってみようかと思うのだが、どうだろう?



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根源的不安

2013年04月15日 | 日記
 この世に生きている以上、人生から不安がなくなることはない。その不安には、「病的不安」と、「根源的不安」の二種類あり、病的不安には、薬やカウセリングが有効となるが、根源的不安に効く薬はない。それは、精神的・倫理的問題ではなく、霊的問題だからである。

 人は、神の息(霊)を入れられたことによって生きる者となった(創2:7)とあるように、人間の主体は霊である。自殺を単に否定・断罪することは、それが霊的問題であることを否定していることになる。

 従って、否定、論争、励まし等の倫理的・論理的アプローチは効果がなく、安易に自分の価値観や道徳観を持ち込んだりすると、返って逆効果になってしまう。

 1).自分には解決不能な問題がある。
 2).その問題は永続的に続く。
 3).その問題から逃れるには、自分の存在を消す以外に方法はない。

 自殺とは、これらの思いに呪縛され、その呪いが心から魂に至った時に、人が陥る行為である。

 今、人の命がカラカラに乾燥した海綿のように、軽く脆くなっている。自殺に関する問題は、もはや他人事ではなく、その予防と対策は、これから教会が積極的に取り上げなければならない重要課題の一つなのである。



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最後の一滴

2013年04月09日 | 日記
 世の中に哀しみ・苦しみ数あれど、

 自分の子どもが自分より先に死んでしまうこと以上の苦しみはない。

 それが、自死であれば、尚更である。

 「彼の神は何処にいる?」、「彼の信仰は何だったのか?」

 心無き人々はそう非難する。

 クリスチャンの中からも、そのような声が聞こえていると言うが、

 そんな連中はニセモノだ。

 主は彼を慰めこそすれ、決して責めるようなことはなさらない。

 これはヒューマニズムではなく、神ご自身のご性質である。


 先だってお母さん対象の集会で、「今、男の子が危ない!」という話をした。と言うか、しようと思った。

 「男子は女子の、精神障害4倍、学習障害6倍、自殺の5分の4は男の子・・・」と、始めて5分もしないところで、

 「でも、最初はそうでも、男の子は序々に立ち直って行くものなんですよねぇ」という言葉で、話は中断されてしまった。

 そう言ったのは、主催者の牧師さん。

 アタシ的には、「その楽観的根拠は何処にあるのか?」と思ったが、

 招かれている立場なので、アタシは黙って話題を他に変えた。

 だが、今日のニュースを聞いて、やはりあの時、話しておくべくだったと悔い改めた。

 とめたアンタが悪いのか? やめたアタシが悪いのか?

 言うまでもなく、人間的な思いを優先したアタシである。

 「私たちの戦いは、血肉が相手なのではなく、闇を支配する悪霊なのだ!」

 と言うことが、アタシもハッキリ自覚出来ていないのだ。


 人生には、身動きが全く取れない、嵐のような試練に突然遭遇することがある。

 そんな中、アタシたちに出来ることはただ一つ。

 それは、ズタズタに引き裂かれボロ布のように殺されたイエスの十字架を仰いで祈ること。

 そこには、虚栄、建前、傲慢などが入り込む余地は一切ない。

 十字架から流れるイエスの血潮。

 それこそが、クリスチャンだけに残された最後の希望の一滴なのである。



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