エンジェル田中のホボ毎日記

☆私たちは何を知り、何を祈り、何を伝えるべきなのか? 大衆伝導師“エンジェル田中”が語るレアな聖書メッセージ!

ママ友連続自殺

2015年07月30日 | 日記

遂に女性セブンがGood News Stationに登場!! いや、これは決しては冗談なのではない。

アタシは子供の公園デビューの問題とか、ママ友間に歴然と存在している厳しい階級制度などについて、今迄何度か相談を受けたことがある。

「マジですか!? 少し被害妄想では..」と、正直最初は半信半疑だったが、それらは彼女たちの心(霊)を確実に蝕む暗闇だった。ハメネイ師のツイート(Good News Ministry参照)も、ママ友の噂ラインも、本質的に何ら違いはない。

なので、世間が何と言おうが、教会がどんなに世間ズレしていようが、彼女たちを救う方法は、“家の教会”しかないとアタシは考えている。

1千万人救霊!とか、年間洗礼者10人!とか、そういった旗を上げるのもいいが、その前にこういった現実が身近に存在していることを知り、彼女たちの重荷を自分の重荷とするクリスチャンが、一人でも家の教会を立ち上げてくれることを願っている。

こういった人たち対してアタシは尽力を惜しまない。  

 

        

 

■栃木ママ友連続自殺 地元でマスコミに漏らした犯人探し開始

 栃木県南西部に位置する田畑が広がるのどかな一帯。児童数わずか70人あまりの小さな市立小学校に異変が起きたのは4月中旬だった。この小学校に子供を通わせる母親が相次いで命を絶ったのだ。最初に亡くなったA子さんとB美さんは親友ともいえる「ママ友」だった。B美さんはA子さんの葬儀で友人として弔辞を述べたわずか数日後に自死した。

 連続自殺の背景には、ママ友によるいじめがあったと7月3日に読売新聞の栃木県南版が小さく報じた。ともに子供がいじめられたA子さん、B美さんが改善を訴えると他の母親から「母親失格」などとなじられ、LINEで陰口を叩かれたという。

 その後、本誌が詳報すると小さな町は一変した。有志の警備員がいたるところを巡回し、町内会長や小学校の校長名で 《記者等が訪問した際、わからない事には、はっきりと 「わからないです。お引き取りください。」とお伝えください》との紙が一軒一軒にポスティングされた。ある地元住民は震えが止まらない。

「町内会関係者が町中を回り、“誰がマスコミに喋ったか、学校や同級生の母親が必死に探しているんです”と吹聴しています。町中から“お前、絶対に喋るなよ”と脅迫されているようで本当に怖い」現場の喧騒とは裏腹に7月中旬以降、事件に関する報道は沈静化した。遺族名で「取材と報道の自粛」を求めるファクスが報道各社に届いたのだ。

 もちろん、愛する人を突然失った遺族の意思は最大限に尊重されるべきで、本誌もいたずらに遺族のプライバシーを侵したいわけではない。だが、今回の件では、学校側の姿勢に大きな疑問が残る。別の地元住民が話す。

「私たちが“真実は何なのか”と問い合せても、校長や教頭が“もう解決している”と言うのみ。彼らの頭にあるのはマスコミ対策だけではないでしょうか。報道陣へのファクスも学校側が主導して作成し、遺族に署名してもらったと説明された。小学校から送ると送信先がわかって都合が悪いので、教職員らが手分けして複数のコンビニから送信したとも聞きました。遺族の心情が置き去りにされているような気がして、納得できない気持ちです」(女性セブン 2015年8月13日号)

 


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シリアに対するイスラエルの計画

2015年07月30日 | 社会ネタ

イスラエルはシリアの「イスラム主義」の反政府勢力をコントロールする能力を保持している。ネタニヤフはあり得るシリアの分裂を心配していない。イスラエルは安定し慣れているアサド政権の側の方が、見ず知らずのイスラム主義のゲリラよりいいという考え方があるが、今度入ってきた新しくセンセーショナルな情報では、反対のことが指摘されている。イスラエルはシリアのソマリア化を望んでいる。シリアの分裂とシリア軍の壊滅がなされれば、イランに問題なく対処できるからだ。

これはイスラエルのリーバーマン外相に近い人物によって暴露されたファイルの中に示されている。このファイルにはネタニヤフとリーバーマン、そしてロシア のプーチン大統領の会談の記録が入っている。プーチンが最近イスラエルを訪問した際の会談の記録だ。ネタニヤフはプーチンにアサドの退出を促進するよう要請した。「あなたはアサドの後継者を指名することができる。そして我々は反対はしない」とネタニヤフは述べた。「条件がある。後継者はイランとの関係を絶つことだ」と彼は述べた。

プーチンは、「アサドの後継者の候補者を我々は持っていない。あなたはどう考える?」「いないね、しかし、我々がいいと思う人物をまもなくあなたに告げるだろう」、とネタニヤフは答えた。 明らかに、イスラエルが受け入れることのできる後継者を反政府勢力側が受け入れる限り、イスラエルは彼らに影響力を与えることができるだろう。それは反政府勢力の指令系統は、カタールやサウジアラビアを越えて、フランスとアメリカを超えて、最終的にはイスラエルにたどり着くということを意味する。反政府勢力がイスラエルと接触したがっていることはよく知られていることだが、イスラエルが彼らをそこまでコントロールできるとは誰も考えなかった。

それは、ネタニヤフがそのような申し出をすることに対する了承のサインをアメリカから受け取ったという推測の根拠になる。それは、アメリカもイスラエルも シリアがイランとの関係を切るならば、ロシアの影響圏内に留まっても構わないと考えていることを意味する。そしてこれは、反政府勢力側の背後にあってイス ラエルが影響力を持っているということを示している。そうでなければそのような取り決めはアメリカにとっては受け入れがたいことだろう。

しかしながら、ネタニヤフの申し出はロシアの意図を推し量るための策略であった可能性もある。いずれにしても、プーチンはそのように考え、似たような回答 を与えた:「我々はアサドに恩義を受けているわけではない」とプーチンは答えた。「反乱が起きる前は、アサドはモスクワよりパリを頻繁に訪問していた。 我々はシリアについて秘密のアジェンダなどない。私はオバマに、アメリカのシリアに対する考えはどういうものかと尋ねた。なぜアメリカはアサドを拒絶する のか。イスラエルとうまく折り合う能力がないからか?あるいはイランとの関係のためか?レバノンに対する彼の姿勢の故か?私はオバマから深刻な回答は受け なかった。オバマは、我々が反対する理由はアサドがシリア人を弾圧する暴力行為のためだ、と答えた。私は、その暴力行為はカタールとサウジアラビアの影響力に起因すると答えた。

ある者はプーチンはとまどったのだと考えている:もしも彼がシリアをロシアの影響圏内に留まらせてもよいと申し入れられたのならば、アメリカはなぜシリア政府に敵対するのか?おそらくは、アメリカはイスラエルの願いを行っているのか?そしてイスラエルの意図は何か?「イスラエルのゴールはシリアのソマリア化だ。イラクのソマリア化に続いて」とプーチンは述べ、ネタニヤフはプーチンの指摘を否定しなかった。これらのプーチンの厳しい指摘は、アメリカとイスラエルの意図についての疑問に回答を与えるものだ。

これはイスラエルの戦略家であるイェノンとネオコンの考え方である。中東のソマリア化である。イスラエル指導部はハイリスクで短期的戦略であるシリアでの内戦を推し進めている。それによってアサドを退場させ、シリアを武装勢力の権力争いの場にし、イスラエルのジェット戦闘爆撃機は邪魔されずにイランに到達できるようにしようとしている。それは2006年にレバノンを攻撃した時のように確かにリスキーである。しかしイスラエルは強力な軍国主義的複合体を持っているので、不必要かもしれないリスクを請け負う必要があるのだ。

プーチン・ネタニヤフ会談の記録は二つの重要なロシアのイスラエルに対する譲歩を含んでいる。プーチンはシリアにS-300対空ミサイルを供給する契約を破棄すること(そうした)と、ヒズボラに対するミサイル情報の漏洩を停止させることを約束した。 イスラエルのリーバーマン外相はこの会談を大胆なRT局に不平を言うことに利用した。「RTのイスラエル局は反イスラエルのプロパガンダを流した。彼らは ハッサン・ナスララの話を放映した。我々はRTのリポーターに私的に話したが、彼らはモスクワからの指示事項を引用して考え方を変えようとはしなかった。プーチン殿、RTの編集方針に圧力を掛けてください、そうすることでイスラエルに対して客観的な報道をするようになれるでしょう。

この不平は外国メディアに圧力を掛けるイスラエルに対して適切である。最近、イスラエルの駐米大使はCBSと、キリスト教系パレスチナ人に関するボブ・シモンの レポートに干渉しようとした。それでアメリカに多くの恨みをもたらした。イスラエルはいまだに比較的自由なプレスの存在に慣れないでいる。この暴露されたプロトコールの主要な結論は、イスラエルの指導部は危険に生きることへの嗜好を保持している、ということだ。他の国、とりわけロシアでは安定を求めているが、イスラエルはラブプレーとパワープレーだ。虎穴に入らずんば虎児を得ず、だと彼らは言う。長期的利益を確保するためには短期的な リスクは受け入れる用意があるのだ。そしてシリア軍の殲滅は間違いなくイスラエルにとっては長期的利益につながるものである。  

 Israel's Plan for Syria

Israel retains its ability to control the Syrian ‘Islamist’ rebels. Netanyahu is not worried about Syria’s possible disintegration. Despite the received wisdom claiming that Israelis prefer a stable and familiar Assad to the great unknown of Islamic guerrillas, the new and sensational information we received points out to the opposite, namely: Israelis prefer the Somalisation of Syria, its break-up and the elimination of its army, as this will allow them to tackle Iran unopposed.

This is implied in a secret file recently leaked by a person(s) apparently close to the Israeli Minister of Foreign Affairs Avigdor Lieberman. It contains a record of conversations between Bibi Netanyahu, Avigdor Lieberman and Russian President Vladimir Putin during the latter’s recent visit to Israel. Israelis seem to have no doubts about its authenticity. Counterpunch received the original file, and here are the highlights of this conversation (in our translation from Hebrew):

  • Netanyahu asked Putin to facilitate Bashar Assad’s departure. “You can appoint his successor, and we shall not object , said the Israeli Prime Minister. “There is one condition – the successor must break with Iran».
  • Putin responded: we have no candidate for Bashar’s successor. Do you?
  • No, we don’t, replied Netanyahu, but we shall tell you our preference soon.

Apparently, Israel can influence the rebels, inasmuch as it can bear on them to accept a successor acceptable to Tel Aviv. This means that the rebels’ chain of command goes beyond unruly field commanders, beyond Qatar and Saudi Arabia, beyond Paris and Washington, all the way to Israel. It is well known that the rebels seekfriendship with Israel, but nobody thought that Israel was able to control them to such an extent.

It stands to reason that Netanyahu had received a green light from Washington to make such an offer. This means that the US and Israel do not mind that Syria will remain in the Russian sphere of influence, so long as it cuts its ties with Iran. And this points to Israel as being the moving force behind the rebels, for otherwise, such an arrangement would be unacceptable for the Americans.However, it is possible that Netanyahu’s offer was just a ploy to discover Russian intentions. Anyway Putin thought so, and answered in a similar vein:

  • “We are not beholden to Assad,” said Putin. “Before the rebellion, he was a frequent visitor in Paris rather than in Moscow. We have no secret agenda regarding Syria. I asked President Obama, what are the US intentions in Syria; why do Americans reject Assad. Is it because of his inability to come to terms with Israel? Or because of his ties with Iran? Because of his position on Lebanon? I received no serious answer. Our reason, said Obama, is Assad’s violent repression of the Syrian people. I replied that violence is caused by Qatar and Saudi interference.”

One understands that Putin is befogged: if he has been offered keeping Syria in the Russian sphere, why does the US goes out against Syrian government? Perhaps, the US is doing Israel’s bidding? And what are Israel’s intentions?

  • “Israel’s goal is the Somalisation of Syria, following the Somalisation of Iraq,” said Putin, and Netanyahu did not deny his interpretation.

These hard words of Putin answer the question of the US and Israeli intentions. This was the position of Israeli strategist Yinon and of the Neocons – Somalisation of the region. Israeli leaders still follow their high-risk short-term strategy of unleashing civil war in Syria, removing Assad and turning Syria into a mess of armed groups that would not interfere with Israeli jets reaching Iran. It is certainly risky, as it was risky to attack Lebanon in 2006, but Israel has such a powerful militarist complex that it needs to take otherwise unneeded risks.

The record of the Putin-Netanyahu conversation contains two important Russian concessions to Israel: Putin promised to break their contract about supply of S-300 anti-aircraft missile complexes to Damascus (and so he did) and to stop missile information leakage to Hezbollah.

Israeli Foreign Minister Avigdor Lieberman used the meeting to complain about the audacious RT channel:

  • “The Israeli office of the RT outpours anti-Israeli propaganda. They broadcast talks with Hasan Nasrallah [probably a reference to Julian Assange’s interview]. We spoke to the RT reporters privately, but they won’t budge, citing instructions from Moscow. Vladimir Vladimirovitch [Putin], please lean on the editorial policy of the RT so it will become objective towards Israel.”

This complaint fits well with Israeli practice of pressuring foreign media. Recently the Israeli ambassador to Washington attempted to interfere with CBS and censor Bob Simon’s report on Palestinian Christians, causing much resentment in the US. Israelis still can’t get used to the existence of a relatively free press.

The main conclusion of the leaked protocols is that Israeli leaders retained their love to live dangerously. While some other countries, notably Russia, are seeking stability, Israelis love play, and power play. Nothing risked, nothing gained, they say. They are ready to accept short term risks for long term gains. And elimination of the Syrian army is certainly a long term gain for Israel.

Israel Shamir has been sending dispatches to CounterPunch from Moscow.

{写真:シリアのハマで武装反政府勢力の拠点で見つかったイスラエル製武器}


歴史的誤り

2015年07月24日 | 日記

 最近、時事(爺ではない)ネタが多いが、このご時世なのでどうも仕方がない。

 アタシ的には教会でこそ、このような現状を語り合い、祈りつつ、聖書的対応をして行く必要があると考えているのだが、

 日本の教会はまぁ暢気と言うか、時代に取り残されていると言うか、相変わらずラオデキアのエッセネ派状態。

 それはともかく・・今月14日に採択されたイランの核協議合意である。

 このニュースをメディアは「歴史的快挙!」とか「歴史的誤り!」とかと報道しているが、

 「それのどこが歴史的なの?」と、おそらく多くの人はサッパリ分かっていないのではと思う。

 そこで、僭越ながらアタシ的解釈では、早い話しがこういうことなんだろうと。。

 「うわぁ~い!イランの核開発を阻止したなんて歴史的快挙じゃん!ワシあと1年半で終わりだけど、これで歴史に残っちゃうしぃ。さすがノーベル平和賞もらっちゃったことだけはあるもんねぇ♪」と、オバマさん。

「うわぁ~い!これでやっと経済制裁が終わるし、核施設は1っこも閉鎖しないで済むし、これでゆっくり、世界平和のために核開発を続けることが出来るってもんよ♪ よかったよかった・・」と、イランさん。

 ちなみにもう一人、「よかったよかった」と言っているのがいる。イラン核開発の片棒を担いでいる北朝鮮である。

 こうなるとヤヤコシイ日本との交渉などどうでもよくなる。その交渉とは拉致問題。

 彼らにとっての拉致問題は、日本からいくらお金を搾り取れるかだけの話しなので、イランから安心して外貨を稼げることになれば、当然放っとかれる。つまり、それが今の現状である。

 もう一人、「こんなもんイカサマぢゃ!!」と叫んでるのが、イスラエルのネタニヤフさん。実はアタシは彼と同意見である。

 しかし、もしこれでイスラエルが切れて、イランに単独攻撃となると、正に聖書のシナリオ通りの展開。

 もう一つ、非常~に嫌~な気になるのが、獲物を狙っているハイエナのようなイスラム国の動き。

 別の言い方をすれば、これで地域紛争(ではすまないが)用くらいなら、何時でも誰でも核兵器を持てる様な状態になってしまったということなのだ。

 これが、世間が言っていることと全く別の意味での(破滅的)歴史的展開だとすると、実に気持ちが暗くなる。

 もし、イスラム国が核を持ったとすると・・これはさすがのアタシも考えたくない状況である..。




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祝福への選択(弟子訓練Version)

2015年07月20日 | 日記

伝道には“種蒔き”と“刈り取り”の2種類あり、アタシのメッセージにも、“種蒔きを目的とした一般公開用”と、“弟子訓練を目的とした刈り取り用”とがある。

刈り取り用は教会員向けの内容なので、一般公開していない。最近、メッセージがUpされていないのはそのためである。

本当は、聴いてない人は、最初から聴いてないんだし、「何だぁ?」と思えば、バスっ!と切ればいいだけの話しだし、

相手が誰であろうが、話しが分かろうが、分かるまいが、聴かないよりは聴いた方がいいに決まってんだから、

別に公開したっていいんじゃね?と言うのがアタシの本音なのだが、確かにいくつか難しい点もある...

今迄話して来たことや、聖書をある程度知っているということを前提に話しているため、断片的に聴いても理解し難いこと。

教会員一人一人に向けて話しているので、個人情報が多く含まれていること。

変に誤解されたりする心配がないので、一般的に誤解されるようなことを平気で話していること等々・・

そこで、「じゃ、どんなこと話してんダロ?」と思ったアナタと、未だどこの地域教会にも属していない人達のために、今回は個人情報をカットして40分間の弟子訓練メッセージを遂に(?)一般公開!

皆さん、日本のリバイバルは少しづつ始まってますよ それは同時に、これから更に困難な時代の到来を意味しています。

教会員希望の方がおられましたら、どうぞこちらまでご連絡ください goodnewsstation@gmail.com

 


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メッセージはこちらからでも視聴できます。
 http://www.goodnewsstation.com/msgL071915.mp3


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お知らせ

2015年07月18日 | 日記

聖書クラス&礼拝のお知らせです。
  ロサンゼルス地区にお住まいの方は是非、ご参加ください  

 7月26日 10:00am~ 日曜礼拝 

   1523 EmWindsor Road 107B

   Glendale  CA  91205     213-324-6942

 

 の教会をやっておられる世界の兄弟姉妹へ

 地域教会に属している家の教会は、教会全体の霊的覚醒に寄与すべく、従順に使えてください。そのための協力は惜しみません。

 羊飼いのいない家の教会は、勇気を出して前へ進んでください。連絡をいただければ、地球の裏側までお伺いします。

 

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女性の視点

2015年07月17日 | 日記

先日アップした動画の中で、「日本国憲法を書いたという22歳の女性って、いったいだ、だれですか!?」というメールが何通か届いていたので、簡単に紹介しておく。

 彼女の名は“ベアテ・シロタ・ゴードン”と言う1923年生まれのロシア系ユダヤ人。お父さんは世界的に有名なピアニスト(レオ・シロタ)で、彼女は5歳の時から約10年間、家族と共に日本に住んでいた。「自分は半分以上日本人」と公言するほどの彼女の日本贔屓は、当時一緒に生活していた美代さんというお手伝いさんとの交流が、大きく影響していると思われる。

 彼女の卓越した日本語能力は、GHQをはじめ広く認められており、欧米人には理解し難い「輔弼(ほひつ)」などの日本語のニュアンスを米国側に正確に伝え、また、欧米人とは異質な日本人の習慣や価値観、考え方等を擁護したことで、彼女は日本政府側からも好感を持たれていた。しかし、彼女がGHQ所属の日本憲法制定会議のメンバーで、実際に草案を執筆していた事実が一般に知られたのは、それから50年後のことだった。2012年、NYで他界。

 彼女が亡くなる5年前に行なわれたインタビューから、その一部をご紹介したい。戦争や憲法改正等に関する女性の意見や見解を、普段あまり聞くことが出来ないからである。だが、夢だか理想だかよく判らないことを言っているのは、女性ではなく実は男性の方であり、女性は男性よりも遥かに現実的で、理知的な女性の意見と言うのは、理屈を超越した実に的を得たものなのである。ましてや憲法を作制した当人の話しともなれば...。

       

ベアテ:『そう。だってね、誰も私達が憲法を作るなんて考えてなかったんですよ。全然考えていなかった。当初、マッカーサーは「日本の政府が書きなさい」って命令していたんですもの。でも、日本政府の案はあまりにも以前と変わらない憲法草案だったから。本当に明治の頃と同じ。ちょっとだけ違う漢字を使ったり、ちょっ とだけ何か違う表現だったり。でも、何にも変わってなかったんです。『ポツダム宣言』には、民主的な憲法を「その国」が書かなければならないって書いてありました。それを命令していたの、マッカーサーに。でも、提案されてきたものは全く民主的な案じゃなかった。だから、憲法草案を作るとは思ってなかったところに、あの週末に突然決まったんです。金曜日か土曜日に。私達は月曜日に知りました。』

質問: 「今日本では、「改憲」か「護憲」かの議論が盛んにされています。政治的な文脈で、改憲派か護憲派というと難しい議論になってしまうので、そうではなくて、 もしも今ベアテさんが日本にいたとして、例えば日本人だとしたら、憲法を変えたいと思いますか? 」

ベアテ:『 私は「Amendment(修正)」することは危ないなと感じています。それはちょうど「パンドラの箱」みたいなものだと思っていましたから。その「パンドラの箱」を開ければ、何が出てくるでしょうか? 例えば、「第何条かを変えるために改正しましょう」と言った時、本当にそれだけを変えるのだったら良いかもしれませんが、私はそうなる気がしない。「パンドラの箱」って分かりますか?』

質問:「憲法を変える」ということと「パンドラの箱を開ける」ことは同じということでしょうか?

ベアテ:『 もちろん。だって、もし一つ変えたなら、また次にやりますよ。またやれる。私が思うのは、「パンドラの箱」を開けなくても、いろんな日本人が今望んでいる変更に関しては「民法」に入れればいいと(笑)。』

質問:「ベアテさんが今おっしゃった意味はすごくよく分かります。それについて2つ質問があります。ベアテさんがそう思う理由としては、日本の戦時中、いわゆる軍 閥政府の頃を「日本の政治家」のイメージとして持っているからなのか、もしくは、憲法というものはそもそも変えるべきでないということなのか。つまり、例えばアメリカの憲法に対しても、同じようにずっと変えずにいるべきだと思っているのでしょうか?」

ベアテ:『いいえ、そうじゃないんです。私は、60年前の戦時中の状態を、軍閥の性質を考えれば、人はそんなに早く変わらないのではないかということです。60年というのは「短い」時間です。封建的な国から、本当にモダンな進歩的な国になるのには、私は時間がかかると思うのです。それは私の考えです。例えば、ある人はこんなことを言ったんです。若い女の子がある男の子と結婚したい。でも、ちょっといろいろな欠点がある。でもその女の子が言うには、「私と結婚すれば、 この人を変えることができる。私がこんなことをすれば、あの人の性格は変えられますよ」って。私にはそれは言えない。18歳くらいになると、もう大体人格が形成されている。私の夫は、結婚当時と比べても全然変わらないですよ(笑)。私も変わっていない。そういう考え方なんです。だから、60年という時間は 私の心境としては全然長い時間じゃない。だから怖いんです、「パンドラの箱」が。』

「The Gift from Beate』という記録映画が、2002年に日本で製作されている。ちなみにプロデューサーも監督も日本人女性。

 


終末時代への備え

2015年07月16日 | 日記

  今週「終末時代への備え」のメッセージの中から、アトランダムに撮った約8分間の動画です。

 どこを切っても興味深い話しが飛び出して来る、えんぢぇる師独特の聖書メッセージ

 とにかく、 聖書を読むことが出来るのはこの世における特権で、その時間は限られています。

 楽しく、集中し、良い意味での緊張感と期待を持って、聖書に臨みましょう 

{写真:開戦当時ロシアが書いた日露戦争の風刺画}

 

 
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何か、世界がもっと根元の方でみしみしと悪くなっていく

2015年07月14日 | 日記

制作部がなくなってしまったスタジオ・ジブリで、久々に宮さんが記者会見をした。「おぉ、また新作発表かっ!?」と思いきや、今回の会見は、映画監督宮駿としてではなく、辺野古基地反対の宮駿共同代表として、日本外国特派員協会に所属する海外メディアの報道陣限定で行なわれたものだった。

宮崎さんが徹底した反戦・反原発主義者であることは有名で、アタシ的には良く分からない所もあるのだが、少なくとも戦争体験者としての見解には一目置くべきだと考えている。勝手に自分が面白かった部分だけを抜き出すとは誠に言語道断だが、社会に対する主義主張以前に、これは押さえて置いた方がいいと感じた部分を抜粋させていただいた。


Q:日本の若者をどう見ていらっしゃいますか。他の国見ていても、若い人には右傾化が出てきています。日本でも若い人の中で田母神氏が大きな人気を得てい ますが、一方では多くの若者が政治に無関心と言われています。これは今後どういうふうに発展すると思いますか。若者が政治のプロセスに熱狂的に参加するような時代が来ると思いますか。

A:スマホを手放してくれれば変わります。(会場から笑い)

Q:日本国憲法は、やはり占領国が日本に押し付けたと言われています。しかし、今回の動きを見ていると、日本人はこの憲法を非常に深く愛しています。どうして日本人はこんなに強い思いを憲法に持っていると思いますか。

A:15年に渡る日本の戦争は、惨憺たる経験を日本人にも与えたんです。300万人の死者です。この経験は、多くの、つまり私たちのちょっと上の世代に とっては忘れがたいことです。平和憲法というのは、それに対する光が差し込むような体験であったんです。これは今の若い日本人にはむしろ通じないくらいの 大きな力だったんです。平和憲法というのは。占領軍が押し付けたというよりも、1928年の国際連盟のきっかけにもなった不戦条約の精神を引き継いでいる もので、決して歴史的に孤立しているものでも、占領軍に押し付けられただけのものでもないと思うんです。

Q:日本の教科書は加害に関する部分が少ないと中国やアジアから指摘されています。監督はその加害の部分も大変重く感じている日本の一人ですので、映画 に、そういう観点に関して入れたりするというビジョンというのはありますか。または、アジアの人たちと映画を作っていきたい、ということはありますか。

A:アニメーションは、いろいろな作品が考えられますが、今、私が作ろうとしている作品は、こんな小さな毛虫の話です。指でつつくだけで死んでしまいま す。この小さな毛虫が葉っぱにくっいている生活を描くつもりです。それはアニメーションが生命の本質的な部分に迫ったほうが、アニメーションとしては表現 しやすいのではないかと思っているからんです。あの…意味わかりますか(笑)?それで、100年や200年の短い歴史よりももっと長い、何億年にもつなが る歴史をアニメーションは描いたほうがいいと思っています。

Q:今までのアニメ制作につきまして、監督としてはまた実現していないことはありますか。オタク向けの作品がたくさん出てきていますが、この状況についてどう思いますか

A:ははは(笑)。フィルムがなくなって、私たちが使っていたセルもなくなって、絵の具で塗ることもなくなりました。それから背景を描く時にはポスターカ ラーを使っていましたが、ポスターカラーすら、もう生産は終わるだろうと言われています。筆も、良い筆が手に入りません。それから、紙がこの1,2年で急 速に悪くなりました。私はイギリスの「BBケント」というケント紙を、ペンで描くときは愛用していました。とても素晴らしい、僕にとっては宝者のような紙 が、すっと線を引くと、インクが滲むようになりました。インクが使えなくなりました。

何か、世界がもっと根元の方でみしみしと悪くなっていくようです。ですから、アニメーションのことだけ論じてもしょうがないんじゃないかなと思います。いつでも、どうしてこれが流行るのか、よくわらかないものが流行ります。それもいろいろあっていいんじゃないかと僕は勝手に思っています(笑)。

Q:今後基地がなくなって、軍事的プレゼンスが小さくなりましたら、沖縄はどうなると思いますか。不動産業や観光業の発達も考えられますが。

A:僕は、沖縄は日本と中国が両方仲良くするところになるといいと思います。それが一番ふさわしいです。そして交易する。非常におおらかな心を持っている 人たちですから、ちゃんとやっていけると思います。私は自分の子どもたちが小さかった時に、二度ほど小さな島に行きました。その時の宿のおじさんとおばさ んが、どれほど子どもたちに良い印象を与えたか。かくもおおらかかで、優しい人々がいるんだというのが、驚くべきことでした。本当に。

二度目の時は、大人は僕一人で4家族の10人の子どもたちを連れて行きました。みんないつも喧嘩している兄弟が、兄さんや姉さんの言うことをきちんと聞いて、本当に感心な子ともだちだと褒められました。僕は沖縄のことを考えると、いつもその人とたちのことを思い出します。

Q:辺野古基金の共同代表として、政府は辺野古に基地を作れないとなると、普天間に基地が固定化される可能性があると脅しとも取れることを言っていますが、宮崎監督としましては、解決策はどのような形で解決されるべきだと思いますか。

A:普天間の基地は移転しなければいけません。それから辺野古を埋め立てるのはいけません。それで、第一次民主党内閣の鳩山総理は「日本全体で負担しよう」という風に発言したんです。僕はそれがまだ生きていると思っています。

Q:戦後70年という節目の年ですが、監督から見ればあの戦争、あれは70年前のあの歴史は一体どういうものだと思いますか。あれからどういう教訓が得られたと思いますか。

A:あの戦争に至る前どこで止められたんだろうという風によく考えます。そうすると、だんだん遡っていって、ついに日本とロシアの戦争にまで至ります。実 はその前に日清戦争というのもありますが、これは結局、東アジアにヨーロッパが来て、大砲で開国を迫ったことによる、"文明の衝突"から始まったんです。 でも、それを言っていると、責任が曖昧になります。ですから、僕はやっぱり、やっていけないことはやっていけいないんだということでしかないんじゃないか と思います。他国を自国のための犠牲にして侵略することは、絶対やってはならない。どんな理由をくっつけても、どんなに美化しても美化しきれない。その原 則だけは絶対守るべきであると思います。侵略してはいけないんです。それで、私たちは島国ですから一番やりやすいはずです。 (7/13/15 BLOGOS)